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「あらゆるところで自分らしくいてほしい」mento登録コーチインタビュー 宗像瑞さん

2時間のコーチングが人を大きく変える

ーーーコーチングを始めたきっかけを教えてください。

前職のメーカーでの話ですが、入社5~6年目の頃、幹部候補生のグローバル育成を企画する話があがったんです。リーダー育成の一環としてコーチングを取り入れようという運びになり、どこに依頼したら良いか迷った末、著名なコーチング団体にコンタクトをしてみることにしました。もともと大学時代に組織心理学を勉強していたので、コーチングの存在は知っていたんですが、活用するのはこれが初めてでした。

半年間、計6回のコーチングセッションのプログラムを導入しました。コーチングに馴染みのない対象者ばかりだったので、「知らない人と個室で2時間も何を喋ったらいいの?」と多くは戦々恐々としていました。ところがセッション直後、「俺、この会社に新卒で入って30年近いんだけど、なんでこの会社に入ったのか思い出したよ!」と目を輝かせて語ってくれた人がいたんです。それが本当に衝撃的でしたし、すごく嬉しくて。

どこにいても自分らしくいられるよう応援したい

ーーーコーチングのなかではどのような話をしているんですか?

クライアントとはキャリアについて話すことが多いのですが、時々「今の仕事で好きなことが1つもない」と吐露されることがあります。仕事って業務内容に注目されることが多いんですが、決してそこに留まらなくて、ちょっとしたアイディアが浮かぶハッとした瞬間や、同僚と本音で喋れる貴重な時間、お客さんが喜んでくれたときに立ち会えた感激だったりと、価値を感じられることが潜んでいると思うんです。その価値に意識を向けると見えてくるものがあったりしますね。

更に広く捉えると、仕事は生活のひとつの要素なので、そもそも自分を突き動かすものって何だろう?自分らしいってどういうことだろう?と考えると視野が広がってきます。そうすると、そこに向かうためのアクションが導き出されてくるので、そこを一緒に考えていくんです。心が動いている瞬間で、私もワクワクするんですよね。

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ーーコーチングを受けていただくことで、どうなって欲しいと思いますか?

本人の「こうなりたい」を全力で応援したいというのが大前提ですが、私が大切にしていることは「常にその人がその人であり続けられている」ことです。

「本来自分はこういう性格なのに、会社のなかだと自由が効かなくて、この先何十年もこうやって働くのかと思うと辟易する」という方がいました。環境は変わるものなので、それに柔軟に対応できるスキルは必要だと思います。でもその中でも、自分ってこういう人だよな、という軸を常に持ってもらえると、もっと素敵な暮らしに繋がると思うんです。どんな環境下でも自分らしくいられるようにするにはどうしていくか、というところをセッションの中では共に考えていきます。

それぞれがありのままでいられることや、それを受け入れられる環境があることって本当に貴重だと感じます。その大きな社会づくりのプロセスにコーチもクライアントも携わっていると思うので、そんな想いが届けばと切に願っていますね。

ーー組織の中で「自分らしくいられる」ために必要なことは?

よくいう自己認識は大切だと思うのですが、ポイントはそこに余計な「評価」がないことだと思います。アセスメントなどで自己診断したり、人生を振り返って内省したりといったプロセスは必要ですが、重要なのはその情報を正しく受け入れて向き合うこと。そこにはただ事実があり、「だから自分は良い人、悪い人」といった評価は一切ありません。そんな一面も自分にはあるよね、と素直に言うには、すごく勇気のいることでもあります。

日々の生活の中で「自分らしさ」を常に体現し続けるのは容易ではないかもしれません。どうしたら実現できるのか、それをコーチングの中で一緒に悩んだり閃いたりして、その人らしい答えを出していきたいと思います。

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