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仕事と家庭の両立に悩んでいた子育てママが、自分のことを考える時間の大切さに気づいた話 ── mento利用者インタビュー#9

今回お話を伺ったのは、3児の母で総合商社に勤続20年の野間恵子さん。パートから正社員に復帰したことがきっかけで「仕事と家庭のバランス」に悩み、コーチングを受け始めました。コーチングで大切にしている価値観に気づき、それにつながる行動をすることで「いまでは悩みがなくなった」と話します。コーチングを通して気づいたことや、ご自身の変化について、野間さんと担当の戸川コーチにお伺いしました。

仕事と家庭のバランスについて相談できる相手がいなかった

──野間さんがコーチングを知ったきっかけを教えてください。

数年前にたまたまテレビでコーチングを紹介する番組を見ました。ただそのときは、経営者や志の高い人など「特別な人が受けるもの」といったイメージでしたね。

──ご自身にはあまり縁のないものと感じていたんですね。自分も受けてみようと思ったのは、なぜでしょうか?

子どもが大きくなり、パートから時短の社員に復帰したことがきっかけです。もともとは正社員でしたが、子どもが生まれてから10年ほどはパートとして勤務していました。家庭優先で仕事をしてきましたが、社員に戻ったことでどのように仕事と家庭のバランスを取れば良いかが分からなくなったんです。「時短社員だから他の人に迷惑をかけているのではないか」とか「社員に戻ったとはいえ、家庭のことも大切にしたいし…」などと悩んでいました。

あとは、私は今まで育児を優先してきたので、子どもたちが大きくなったとき、燃え尽き症候群になるんじゃないかとどこか不安がありました。子どもたちは自分を満たしてくれる存在ですが、「自分のことは自分で満たしたい」と思っていて。

自分一人で悩んでいても前には進めないし、かといって友達に相談してもそれぞれ状況が異なるので話しにくい。そんなときにコーチングを思い出して検索したところ、mentoを見つけ、体験セッションを受けてから、そのあとは継続して受け続けています。

悩みがなくなり、挑戦したいという気持ちに

──体験セッションに留まらず、その後も継続的にコーチングを受けようと思った決め手はなんでしたか?

「自分のことを考える時間」が大切だなと感じたからですね。体験セッションを受けてみて、自分のことを考える時間が今まで全然取れていなかったなと気づきました。今では「自分、もっといけるんじゃないか!」って思っているので、コーチングを受け続けています。仕事も家庭ももっと頑張って、どのような景色が見えるかが楽しみなんですよね。

──「自分のことを考える時間」をとることで、どのような変化が生まれましたか。

大切にしている価値観を発見したり、自分自身を俯瞰(ふかん)したりできるようになって、あまり悩まなくなりましたね。「燃え尽き症候群になるのではないか」という不安も今はなくなりましたし、以前は仕事も家庭もどちらも中途半端な感じがしていたのですが、いまは「両方頑張っている!」って思えています。

── まさにコーチングを受けるきっかけになった悩みが解消されているんですね。

そうですね。劇的に変わったというよりは、気づいたら少しずつ着実に変わっていきました。セッションの中で次回のセッションまでに具体的にどんな行動をするか「アクションプラン」を立てていて、それを日常の中で実践することで少しずつ自分が変わっていく実感を持っています。このアクションについては、戸川コーチが最初のセッションのときに「行動と学習」のお話をしていただいたので、自分のなかでも意識をしながら受けていました。

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▲ 野間さんと戸川コーチ

大切な価値観の気づきと行動によって生まれた変化

── セッションで話すだけでなく、行動し続けることが変化するために大切なんですね。

コーチングを受けても行動が伴わなければ、セッションで興味深い会話ができたな、で終わってしまってしまいます。次のセッションがあることで「コーチにこういう宣言をしたから、アクションプランをしっかりやらなきゃな」と意識することができる。コーチングは定期的に受けるかつ行動を意識するからこそ、効果があるものだなと思います。

── 例えばどのようなアクションプランを立てたのでしょうか?

仕事、家庭でそれぞれあるのですが、特に大きかったのは仕事についてのアクションプランです。例えば、以前だと社員に復帰してから取引先との商談に参加する機会もいただいたのですが「もし大事な商談の日に、子どものことで急に休まないといけなくなったらご迷惑だから辞めておこう」などと控えめになっていました。

でも、コーチングのセッションを通じて「新しい出会いが好き」という価値観が自分にとって大切だと気づいたんです。私は人と会うのも好きだし、新しい体験も好き。それをアクションプランに落としていきました。

そのなかで「本当はプロジェクトの中心になって、何かを動かしたい」という思いがあるということにも気づいたので、「取引先との商談を積極的にやっていこう」とか「人に会ったり、電話したりする機会を増やそう」などのアクションを実行していきました。日々の中でそれを実践してみると、すごく楽しかったんですよね。

コーチングは「誰が受けてもいいもの」

── セッションではどのようなことをお話しされているんですか?

コーチは基本的になんでもいいですよって言ってくれていたので、日常の仕事のことや子育てのことなど、そのときに話したいことや気になっていることを話していきました。例えば、コーチングで子育てしたいとか、子どものバレーボールの練習に付き合うのが憂鬱だな、とかそんな感じですね。

あとよく覚えているのは、新しい出会いが大切な価値観であることにセッションで気づいたときに、戸川コーチに「それはもともと恵子さんが持っていたことなんですよ」と言われたのが、とても響いたことです。コーチに誘導されたのではなく、価値観やパワーをもともと自分が持っていた、それに気づいたのがとてもよかったです。

── 最後に、コーチングを誰かにおすすめするとしたら、どんな方におすすめされますか?

何かもやもやを抱えている“普通の人”におすすめしたいですね。私自身、受ける前は「コーチングって敷居が高いな…」と思っていたのですが、受け始めてみると「誰が受けてもいいものなんだ」と思うようになりました。

コーチは何かを教えてくれる存在ではなく、私の道にそっと寄り添ってくれる伴走者のような存在。経営者や何か大きな志のある人だけでなく「普通の人にも伴走者がいていいんだよ」ということを伝えたいですね。

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