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第2回羽後学実施報告

皆さんこんにちは!
時間がだいぶ経ってしまいましたが、6月30日に実施された第2回羽後学の様子をお伝えします。
今回の羽後学では、
①大学生&ゲストによるプレゼン
②ライフチャート作成
の2つのコンテンツを実施しました。


当日の様子

大学生&ゲストによるプレゼン~今までの人生で、どんな選択をしてきたか~


大学生プレゼンの様子

今回は、現地・オンライン合わせて9名の大学生とゲストが羽後学に参加しました。この9名は、羽後高校の1年生よりも少し年上で、高校生にとっては少しだけ先の未来を生きている存在です。そんな人たちが、今までどんなことを大事にして人生を歩んできたのか。あるいは、どんな選択をしてきたのか。今回は、そんなことを高校生に伝えるプレゼンを実施しました。
時間の都合上、9名全員のプレゼンを聞いてもらうのは難しかったため、事前に実施したアンケートをもとに、3名のプレゼンを高校生に聞いてもらいました。1人の大学生に対して、そのプレゼンを聞く高校生の人数は4〜5名と少人数であったことで、大学生側が一方的に話すというよりは、高校生と対話をしながら、高校生活や、その後の人生について深めていくという時間になりました。
高校生の皆さんは、大学生の話を聞きつつ、何か気になることがあったら質問をしてくれたりしました。高校生の反応や表情の変化をプレゼンをしながら感じ取ることができ、それに合わせて話し方・内容をその場で変えていくというインタラクティブな時間になりました。

ライフチャート作成


ライフチャートの書き方説明

先ほどのプレゼンでは、大学生とゲストがこれまでの人生を振り返りました。今度は、そのプレゼンを聞いた高校生が人生を振り返る番です。
ライフチャートを使って、

  • 自分の心を大きく動かした出来事

  • 人生を通しての感情の変化

について振り返ってもらいました。
最初に大学生メンバーがライフチャートの書き方について説明し、そのあとは実際にチャートを描き始めてもらいました。
ワークシートを渡された瞬間ペンをスラスラと走らせる生徒もいれば、すぐにはペンを持たず、じっくり考えたり、思い出している生徒もいました。どちらも素敵だなと思います。どんな方法であれ、目の前のワークにまっすぐ取り組んでいる姿を見ることができました。

ライフチャートは、夏休み課題として取り組んできてもらい、夏休み明けに実施される第3回羽後学ではライフチャートを使ったワークを実施する予定です。

第2回羽後学を終えて

人生を振り返ること・伝えることの難しさ

「大学生がプレゼンをする」というのは、実はかなり前からやってみたいと温めていたコンテンツなのですが、実際にプレゼンをしてみると、「けっこう難しかったな・・・」という感想を持った大学生が多かったです。
当たり前ですが、私たちはそれぞれ全く異なる人生を送ってきています。羽後高校生の中でもさまざまな人生があるだろうし、大学生もそうです。だからこそ、いろいろな生き方があるということを知ってほしいと思い、このコンテンツを実施したのですが、「自分がどんなことを大事にして生きてきたか」ということは抽象的であったりするので、それを伝えるのは想像以上に
難しかったです。
今度は高校生がライフチャートを使って自分について考えていきます。高校生と寄り添いながら、自分を探究していく機会を作っていけたらなと考えています。

誰の話が刺さるかは分からないけど・・・

今回、高校生には3人の大学生の話を聞いてもらいましたが、その中の誰の話を面白いと感じるかは人それぞれです。もしかしたら、誰の話も刺さらないという高校生もいたかもしれません。
これからも、羽後学やみらいクリエイティ部を通して高校生が色々な人と出会える環境をつくっていきたいと考えています。それは、様々なロールモデルに触れる中で自分が「これだ!」と思うものを見つけたり、「この人みたいな生き方をしてみたい」だとか「この人はこう言っているけど、自分は違うと思う」といった感じで、様々な人々と出会う中で気づいたことを自分ごとに落とし込んでほしいと考えるからです。そして、出会う人の数が多く、ロールモデルとしての多様性があると、より強固な自分軸ができていくのではないかと考えています。

今回の記事はりょうが執筆しました。次回もお楽しみに!

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