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第3の働き方で未来を豊かにする

新しい働き方を子ども達にどう示すか

第3の働き方を研究している。
4年前、コロナで全国が閉鎖している時期。
千葉県の市川市でその働き方を進めている方がいらっしゃった。
実際にお会いしてお話を聞きたかったが、当時はかなわなかった。

これからの時代
終身雇用は「できない」時代になっていく。
これは私の言葉ではない、日本のトップ企業が2019年に時を同じくして発信している。
経団連会長(当時)の中西宏明氏とトヨタ自動車社長(当時)の豊田章雄氏
両氏がほぼ同時期にこのように「終身雇用を維持することはできない」と発信されている。

では、どのような働き方が今後必要になるのか。
生活を支える「本職」という仕事に合わせ「兼業・副業」が必要になると私は考えている。
しかし、兼業・副業が簡単にできるとは思わない。
先日、模擬授業で先生方に第3の働き方の授業をした。
本業としてこの働き方をすることに抵抗があるというコメントもあった。
親の立場であればそうだろう。

我が子の話である。
息子は高校2年
小学校時代から自衛隊に憧れている。
もちろん、母親と祖母は大反対。
薬剤師を目指して今も勉強中だが、本当にやりたいことは自衛隊員らしい。
「日本を守るような人間になりたい」
そういう思いであれば、いくつもの行動を起こすことはできる。
自衛隊員以外にもいくつでもある。

職種、仕事を選ぶという発想では目的が果たせないことだってある。
ゲーム音楽にも興味がある息子に薬剤師になって薬の袋にQRコードをつけ、そこからその人にあった曲を提供すればよいという提案をした。(反応はいまいち)
AIが膨大な情報を集約・分析してくれる時代になる中で、「多くの人にあった事」よりも「その人だけの事」を目指す方がニーズが高いと考えている。

さらに「モノ」を売る時代から「コト」を売る時代に移り変わっている。
それにあわせた仕事もできてきている。
10年以上続けている子ども観光大使(子どもチャレンジ教室)はまさに「コト」の提供である。
今年は、2週間で募集がいっぱいになり保護者を含めると500名以上が参加するイベントになった。

働き方に話をもどすと、その第3の働き方には多くの方の協力と協働が不可欠となる。
良いとこどりでは、やっていけないシステムである。
その先に、子ども達や関係者のやり甲斐と豊かな人生があることを伝えていく必要性を感じている。

そしてその第3の働き方が何なのか、次回からのダイアリーに書いていく。

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