B1第23節 GAME1 Bリーグ2023-24 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 京都ハンナリーズ
2/10 かたおかアリーナ京都
🔸注目ポイント
7連勝で京都に乗り込んできた我らが名古屋D。
バイウィーク前、最後の相手の京都は、最近調子を上げてきている。強豪チーム相手に勝利を重ねて、成績と実力が最も比例していない恐ろしいチームになっている。
チームの中心である岡田を自由にプレイさせない対策が必要。
🔸試合結果
88-68
27-22
17-22
24-13
20-11
・前半は一進一退の攻防。44-44の同点でハーフタイムへ。3Qに名古屋ペースになり、そのまま押し切った。
🔸重要スタッツ
2ptシュート
名古屋 23/38 60.5%
京都 21/36 58.3%
3ptシュート
名古屋 11/27 40.7%
京都 6/30 20%
・リバウンドは若干京都が優勢だったが、シュート確率で名古屋が勝った。
特に3ptシュートで大差がついた。
🔸各Qのスタッツ
○ 1Q 27-22
フリースロー
名古屋 2/2 100%
京都 0 0%
3ptシュート
名古屋 5/9 55.6%
京都 2/7 28.6%
・リバウンドは京都優勢。
2ptシュートで京都が得点を重ねるが、名古屋は3ptシュートが好調。
フリースローを与えなかったのもGOOD。
○ 2Q 17-22
リバウンド
名古屋 OR 0 DR 2 (25%)
京都 OR 6(75%) DR 4 (100%)
フリースロー
名古屋 0/1 0%
京都 4/5 80%
2ptシュート
名古屋 7/7 100%
京都 6/8 75%
・リバウンドを京都に制圧された。今シーズン初と言ってもいい程の完敗。
フリースローで差がついた。
名古屋の2ptシュートが高確率で、ここで何とか凌いで、ハーフタイムを同点で迎えた。
○ 3Q 24-13
リバウンド
名古屋 OR 9 (69.2%) DR 8 (72.7%)
京都 OR 3 (27.3%) DR 4 (30.8%)
2ptシュート
名古屋 8/17 47.1%
京都 4/9 44.4%
・今度は名古屋がリバウンドを制圧。
特にオフェンスリバウンドは恐ろしい程の獲得率。
シュート確率はどちらも上がらず。ポゼッションで優位に立ちリードを広げた。
○ 4Q 20-11
3ptシュート
名古屋 4/8 50%
京都 1/8 12.5%
・リバウンドはまた京都が優勢。
しかし3Qシュートの確率が、そのままスコアの差になった。
🔸感想
○スタメン佐藤
外国籍選手が2人のため、スミスをベンチスタートさせるのはあり。
スタミナの問題もあるし、どうせオンザコート1である程度の時間を戦うなら、最初からでもよい。
ディフェンスはとにかくヘルプとローテーション。
むしろオンザコート1の方がいいのではないかと思わせるくらいの佐藤&菊池の活躍。このポジションにまだ張本がいるんだぞ!
○スミスの時
オンザコート1の時のディフェンスが少しキツい。
ずっとゾーンをやる訳にもいかないし、機動力を狙われる。
それでも試合後半にはチームとしてアジャストして、スイッチとヘルプの判断がどんどん良くなっていた。
○岡田のマーク
立ち上がりからマークマンが毎回違う。近くにいる人がマークするのかな?
自由にさせないための対策か。
ダブルチームを仕掛ける事も多く、他の選手にやられても岡田にはやられたくないというディフェンス。
結局この試合の岡田は4得点。フィールドゴールは0/4 フリースローの4点のみという結果。
7アシスト、2ターンオーバーは流石。
○試合を決めた3Q
エサトンのオンザコート1からスタート。オフェンスは5アウトでエサトンとのPnRが起点。
これで完全に京都ディフェンスを攻略して主導権を握った。
エサトンがダイブしてダンク。齋藤とのアリウープでダンクと無双状態。
スミスが入ってからは、ハイポストのエサトンとローポストのスミスのバランスが良くてスミスが躍動した。
京都に一時点差を詰められたが、ライトのテクニカルファウルでまた流れが変わり、エサトンがベンチに下がってからも、スミスがゴール下を支配した。
最後に菊池のミラクルタップショットが炸裂🔥
○京都リバウンドつよ
3Qを除いて、京都にリバウンドを圧倒された。フランクスがいない事はあるが、リバウンドが強みの名古屋には厳しい。
CJ、ディアロ、ジョーンズの3人はかなり強力。リーグ屈指のインサイド陣になっている。
○齋藤の支配力
2Qに京都にリバウンドを支配されて一気に逆転されたが、残り時間1分で、5得点、1スティールと躍動して同点に戻したのが大きかった。
3QのエサトンとのPnRは見事。リーグ最強クラスのコンビになりつつある。
4Qもオフェンスを牽引。京都の追撃を振り切る活躍。
26分の出場で、18得点、8アシスト、3スティール、±は➕17
○ケビン・ジョーンズさすが
京都のオフェンスを牽引する活躍。この人の得点能力は相変わらず凄い。
31分の出場で、20得点、7リバウンド(全てオフェンスリバウンド)
○ラスト40秒のベテラン
試合が決まったラスト40秒。外国籍をベンチにげて、中務が登場。
プレイタイムがなくても常に準備を怠らない。読みが冴えているパスカットを披露。まさにベテランの鏡。
そして菊池が3ptシュートを決めるという最高の締めくくり。
チームはベテランに支えられているから、歯車が噛み合う。
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