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天皇杯2次R VS 福島ファイヤーボンズ 9/22


北海きたえーる

スターター
名古屋 
伊藤、須田、中東、フランクス、ソアレス
福島 
加藤、菅野、林、アイヴァナーカス、エチェニケ

名古屋の状況
齋藤、佐藤がアジア競技大会のため不在。
エサトンが怪我で離脱のため、急遽、スミスと契約。外国籍が3人とも新規になり、合流から時間がないため、天皇杯は貴重な実戦練習となる。もちろん勝ち進む事が最低ライン。
怪我なく、タイムシェアして、様々な事を試して、練度を高めていきたい。
スミスがいる時どんなバスケをするのだろうか?

試合結果
1Q 22-9
2Q 46-29
3Q 64-54
4Q 100-77

ポイント

・最初のオフェンスは、中東のスクリーンでフリーのフランクスのスリーポイント。プレから安定した確率で決めている。クラークレベルの破壊力を期待している。

・最初のディフェンスは、伊藤とフランクスでスイッチミスがありフリーにしてしまった。伊藤のその後のやりとりをみると、フランクスがスイッチしなければいけなかったシーンのよう。

・ソアレスも一本目からスリー決める。フランクスよりも試投数は少なそうだが、さらに高確率で決めている。

・フランクス、ソアレスのときのオフェンスは5アウトが多い。本来の目指すペース&スペーシングのバスケがこの形。

・そしてスミスが入ると4アウト1インになる。
スミスのマークマンがピックをして、PnRを多用してきたが、引いて守るしか出来ないので、がっちりペイント内に居座る。強豪チーム相手ではこの隙はつかれそう。
かなりミドルシュートをフリーで打たれた。
高い位置の場合、そもそもついていかない。2対1の不思議なPnR。
それとスミスは攻守ともに走りが遅い。トランジションが連続するシーンでは、1人遅れて走っているだけ。
以上がスミスの課題で、ポジティブな点はとにかくゴール下で強い。圧倒的なパワーで支配するので、リバウンドとフリースローがめちゃくちゃ稼げる。この強みをどれだけ活かすかが重要になる。

・3-2ゾーンでの、福島にドフリーのスリーポイントを献上。ソアレスがクローズアウトいかず。タイムアウト次に須田が本人に指摘していた。

・3Q、福島のシュートタッチが良くて、名古屋が悪くなっていた時間帯。福島の2-3ゾーンを打開できない時間が長かった。

・坂本はシュートタッチが悪いのが目立った。ここが良くなると、もっと怖いガードになる。今シーズン頑張ってほしい。

・両チームともに、コーナースリーでライン踏む回数が多すぎる問題発生。いつもと広さが違うの?

・伊藤がスリーポイントラインあたりで離れて守られる問題も発生。伊藤がさらにレベルアップするための課題。相手は当然この対策をしてくる。1試合に1本はスリー打てるようになりたい。

・フランクス、ソアレスの時にセットオフェンスでチームの意思が統一できていない。2人が考えながら動いている。これは想定通りで、安心できるレベル。この時期でこれなら後半戦楽しみになる。

・4Q点差が詰まっていたところから、引き離したディフェンス強度と集中力は良かった。
そしてこの試合は、オフェンスではフランクスとソアレスの2人のスコアラーが牽引。フランクスは想像通りだが、ソアレスが思った以上に得点能力が高い。
そしてジョーカーのスミスはゴール下をパワーで制圧。
やはりスミスがいる時は、スミス仕様の特殊なバスケをするつもりですね、デニスHC。

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