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Trash Talking Theory けんじひるき凱旋LIVE にてオリンピック日本代表分析

7/31 スペインから帰国中のけんじひるき氏が、TTTトークLIVE内で、第2戦までを終えた日本代表の試合の分析を披露した。普段Podcastでの分析は、あまり準備時間もないままやっているようで、深い所まで掘り下げることはなかったが、このイベントでは一味違った。プロコーチが本気で分析するとここまで違うのかと感嘆せざるを得ない。
記念すべきパリオリンピックの戦いを記録するという意味でも、この分析の一部を残しておきます。
会場では映像を見ながらの解説で、より分かりやすかったようです。

ドイツ戦
 吉井先発はサイズもあるが、シュルーダー対策がポイント。河村がシュルーダーをコントロールできない。シューターのオブストであれば河村に任せることができる。
吉井先発という事は、攻撃は八村と河村に任せた。

 ドイツは日本をかなりスカウティングして丸裸にしていた。八村がいるだけで日本のディフェンスはWCとは違う。ドイツの守備が崩されなくても、八村の個で得点ができる。

 フランツ・ワグナーがホーキンソンを狙っていたのがその一つ。シュルーダーであればサイズとフィジカルで怖くない。ワグナーは完全に崩さなくても得点できる。渡辺ヒューが出ているときも同じく狙われた。セットオフェンスを中断してでも、サイズのミスマッチを無視してでも、ワグナーに狙わせた。   

 富永が出てきて最初のポゼッション。富永がスクリーンを抜けるのがうまくないのを熟知していきなり狙ってきた。研究しつくしていた。

 ここまでドイツに対策されたのは、ある意味で日本の成長を意味している。

 河村のディフェンスを狙われていたシーンもあった。連携がまだ取れていなくて、迷いがあるように見えた。

 河村、八村が日本を牽引していた。八村が良かった。エゴはあまり見えなかった。

フランス戦
 日本はディフェンスでスイッチを採用していた。

 ドイツのように、ウイング陣がリングまでアタックしてこない。ペリメーターのシュートを選択。ホーキンソンも対処しやすく、日本と相性が悪くない。

 ドイツのようにチームが纏まっていなかった。チーム作りの途中?

 フォルニはシュートを外していただけで、リングまでアタックできていたので怖かった。

 八村はドイツ戦よりも良くなっていた。試合を追うごとに良くなっている。バスケットIQが高いことを痛感した。さすがNBA選手。

 他にも、八村のアンスポ、河村の4点献上ファール、来シーズンのBリーグの順位予想など、お酒を飲みながらのイベントながら、1人けんじひるき氏はマジでした。
今シーズンもスペインでの武者修行がんばれ!

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