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よい仕事は、よい景色から

7月から少々長崎市内を動き回っておりました。秋から長崎市内での対面の仕事が増えることに備えて、寝泊りできる拠点を構えようという…とかくと何やらたいそうなことに聞こえもしますが、要するに部屋を一つ借りたという次第でありました。

小高い山の中腹にある町の、細い車道を入っていったところに手ごろな家賃でアパートが空いていたので、そちらをしばらくの間お借りするということになりました。扉の写真は、その拠点近くからの長崎市内の眺めです。

よきでしょう?この景色を見たときに、車での乗り入れがやや不便ながらもわりと正解の物件を選んだのではないかと一人ほくそ笑んだことでありました。

必要最低限の家具と仕事道具もようやく一通りそろった矢先の流行病感染と台風通過でしたからね…その意味でも8月はだいぶロスしたなとも思うのですが、昨日書いた通りこれはもう今から取り戻していくしかありますまい。

今年度は残る時間をテュルク諸語に加えて日本語の研究・教育にも割いていく日々になりそうです。また日本語学と日本語教育に向き合っていく機会を得られたことに感謝しつつ、あと3週間後には授業が始まっていると思うとわあヤバいという危機感も感じ始める9月初頭の日曜日午後であります。

まあしかし、この景色を見れば元気が出るでしょう。気力こそが仕事の質を決定するともいいますし(いうのか?)。文字通り心機一転、ぴののお世話はもちろん引き続き一家全員で担当しながらの生活になっていくだろうと思います。さあ論文を書きましょう、書類もそろえましょう。そして授業もできるだけ万全の体制で…

長崎での多言語生活はまだまだ続く、といったところです。

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