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【学習の記録】ペルシア語教科書、1周したら終了ター思っていないんダーネ(といった風情ですよね…)

さあみなさん、月曜日の早朝であります。寒いせいなのかなんなのか、早い時間に起きてしまったのでペルシア語独学の続き。昨日はロシア語をやろうと思ったのですが思うところあってアラビア文字の練習(アラビア語のほうの)をしておりました。

文字の練習、こちらがオススメです。無心で書き続けましょう。いいことがあるかもしれない…

さてペルシア語、定番の白水社『ニューエクスプレス ペルシア語』を相変わらず書き取りしながら進めているのですが、自分でもこんなに進まないものかというくらいなかなかスピードが上がらない昨今です。

まだ現段階では、文字を書くのに相当脳のリソースをもっていかれている感じがあって、グラマーのほうに気が回らないなというのが正直な感想です。それと、「ああこれ、トルコ語/アゼルバイジャン語/ウズベク語(のどれか)に入ってきてるやつだな」と思う要素が出てきつつも、え?なんでそんなことになるの、と思ってしまうこともたびたび。

以下、あくまで現時点での自分の理解したつもりの内容でありまして、正確性については保証しない点をご了承いただければ。

昨日今日とやっていて、ちょっと「ウソやろ」と思ったのは助数詞のتا(tā)というものです(これ、ペルシア語だと独立した単語として考えてもよいのでしょうね?)
で、驚いたのがこの助数詞は「2つ、3人…」のように、個数あるいは人数が2つ・2人以上あるものに使い、個数が1つのときはدانه(dāneh)を使うという説明です。

数量で、「1」と「2つ以上」とで使い分けがあるというのはちょっと自分には新鮮に聞こえます。トルコ語あるいはアゼルバイジャン語だと数の単数/複数にかかわらずtane/dənəを使うと思うのですよね(とすると、ペルシア語話者からしたらテュルク諸語話者はずいぶん雑な助数詞の使い方をするな…とか思ったりするのでしょうかどうでしょうか。完全に余談ですが)。で、-taというのはウズベク語あたりに入ってきていると思うのですが、ウズベク語だと「1つ」でもbitta (bir+taで、bir「1」の語末の/r/が変化して/bitta/になる)という語がありますよね。単数でも-taは使われるという。

あと、ウズベク語のほうで助数詞の-taは人を数えるときには使われないものと自分が勘違いしていたのですがが、実際にはウズベク語でも人・物どちらも数えるのに使えるのですね(cf. 島田 2019: 76)。ウズベク語のほうの間違った知識を月曜日の早朝に改めるという成果が、ペルシア語をやることで期せずして得られたことでありました(というか、やはりウズベク語も相当当時から勉強不足でしたわな。改めて思い知りました)。

というわけで、自分のテュルク諸語の勉強のほうにも直接・間接に役に立つ気配しかない…というのはペルシア語を続ける動機づけとしてはだいぶよいなと改めて思います。やはり毎日ちょっとでも教科書に目を通すべきですね。

ということで、助数詞のتا(tā)とدانه(dāneh)を覚えようと思って、語呂合わせを考え付いた結果がね…この記事のタイトルになったってわけ…
早朝のテンションだからね…赦してほしい…

参照文献:
島田志津夫 (2019)『大学のウズベク語』.東京:東京外国語大学出版会.

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