「大阪のほうの外大組」的プチ同窓会に行ってきた

昨日はアゼルバイジャンについてのトークという、個人的に研修の山場だと考えていたところをなんとか終えました。気分的にも一安心ですが、それを乗り切った(たぶん乗り切ったはず)せいなのか、宿に戻った瞬間どっと疲れが。

ただ、研修の総時間を考えるとまだまだ半分ですからね。残り半分、いかに自分だけでもダレずに授業をこなせるでしょうか。以前、言語研修ということでは大阪時代にウズベク語をやったことがありましたが、あのときも後半のほうがきつくて、最後のほうは昼食を食べるのもきついくらい消耗していた記憶があります。

今思えば、食事のとり方もよくなかったのでそういった諸要因は疲労をためる原因だったようにも思うのですが。今回のアゼルバイジャン語は果たして納得いくかたちで完走できるでしょうかどうでしょうか。

さて、大阪といえば。今はなき(←しつこい)外大ですね。学部時代、長崎から単身大阪に引っ越した私でありましたが、幸いにして同期入学の友人にはそれなりに恵まれていたように思います。

その友人の一人、といっても卒業後消息は知っていたものの実際に再会するのは23年ぶりでしたが、東京に来ているのならぜひその辺で一杯ひっかけようという話になりました。

かくしてJR中央線のとある駅近くの居酒屋にて、外大同期3名の再集結となりました。当初は誘いをもらったスペイン語専攻氏だけだと思っていたのですが、もう一人当時よくつるんでいたロシア語専攻氏もサプライズで参上。期せずして3名の同窓会となった次第です。

外大のよかったことの一つに、専攻語が違うものどうしでもつるむ機会がそれなりにあったということはあります。

もちろん交流をはかるかどうかは自分次第の部分はあったとはいえ、今思えば当時は同じトルコ語専攻の同期よりも、同じ年に入学した他言語専攻の学生とよく遊んでいたようにも思います。

とりわけ、アジアの言語の学生が多かった気がする。4年生になったころはベトナム語専攻の同期各位と遊ぶことが多くてしょっちゅう誰かの家に集まっていましたし(だがもちろんそれで自分がベトナム語にはまるというわけではなかったですがね!)。専攻語で固まるという感覚は少なくとも自分は持っていなくて、授業外のきっかけで知り合った同期や同窓生と気が合えば交流を持っていたと記憶しています。

自分はわりとまんべんなく、どの専攻語にも知り合いがいたような気もしますね。もちろん卒業後から現在まで、彼らがどこで何をしているかというのは全く把握していませんけど。それはともかく、当時は昼に通学していた学生だけでなく、いわゆる「夜間主」(専攻語の授業等を夕方以降の時間帯に先行する、いわゆる「二部」入学の学生ですね)の同期ともなんだかんだとよく会っていたようです。

昨日のそのプチ同窓会では、その同期氏は私の家にゲームだけしに遊びにきていたとか言っていたのですが、そんなにしょっちゅう来ていたかな…?(むしろ逆で、こちらのほうが空気を読まずに下宿先のアパートに突撃していたようにも思うのですが記憶違い?)そういったことはあまり覚えていなかったりするのですが。当時、自宅に人が来るのはあまり好きではなく(ズボラなので部屋がきれいではなかったというのが一番大きいのですが)、結構一人でいる時間も多かったような記憶があるのですが、どうだったか。

写真と本文の内容はいっさい関係ありません。ぴの吉の幼少期、かわいかったですよね…

さて23年ぶりに会う同期とどんな話をするかといっても、そんなに高尚な話になることはありませんで、箕面、粟生間谷にキャンパスがあった当時の共通の知り合い(この名前を思い出すだけで3人とも喜んでるんですからつける薬がない)誰が誰とどういう関係だったかとか、今しても仕方のない話だったり、卒業後どこに引っ越してどうなったかとかそういう話だったり、あるいは最近加齢で体のあちこちが…とか。

本当にベタな内容になるのですよね。しかしそれはそれで楽しいもので、やはり普段なかなか会うことがないが、若かりし頃を互いに知っている知り合いに久しぶりに会うということそれ自体に意味があるのかもしれません。

ということで、卒業後順調な(と自分には思える)暮らしをしている同期二人と、23年ぶりに再会して元気そうな姿を見るだけでずいぶん楽しい時間となりました。今後も東京にちょいちょいくるのであれば、また連絡するようにとも言ってもらいました。そうですな。ぜひそうしましょう。たまに会うからいい、という部分もありそうな気はしますけど。

我々が10代後半から20代前半というわりと大切な時期を過ごした粟生間谷のキャンパスも、今はもうなくなってしまいました。が、「大阪外大」の名残というものはかくして自分たちの中にだけかすかな形で残っていくもの…なのかもしれません。しらんけど。

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