見出し画像

【日記】浜ん町の狭かことさ

昨日は事務作業をほっぽりだして、やる気がなくなったから図書館に行ってくるというのでちょっとした現実逃避。どうせ市街中心部に行くのだったら、来月切れる予定のパスポートの更新でもしてきたらどうかと家族に言われまして、それはたしかにそうだなということで、とりあえず写真だけでも撮ってもらいに行こうということになりました。図書館はその後で立ち寄るということに。

自宅から市街地まではまあまあ距離があり、バスもあまり本数がない(し、とんでもない金額になるのです)ので、普段は車で移動します。銅座町パーキングに車を停めて、浜の町で所用をすませてまた戻る…というのが昔からの長崎での決まった行動パターンです。

幼少期から高校までは、このあたりのエリアも立ち寄るのが楽しみな場所ではあったのですが、今となってはちょっと寂しいエリアになったなと毎回訪れるたびに思うなどはします。まあ、一度長崎を出た身ですからなおさらそう思うのかもしれません。どうだろう。

アーケード街の雰囲気も、昔とはすっかり変わってしまった気もするし、あまり変わっていない気もするし。その変わっていない店のたたずまいが頼もしい石丸文行堂で文房具など少し買いそろえつつ、カメラの城島で証明写真を撮ってもらいます。

長崎にも幼少期からけっこうな年数過ごしていましたが、ここで写真を撮ってもらうのって意外に初めてだったな、とも思いつつ。パスポートの更新に必要な書類だけでも聞きに行こうと思って、築町のパスポートセンターに行ってみます。

パスポートセンターはこの「メルカつきまち」の4階。行ってみましたら、備え付けの書類に必要事項を書いて、あとは今持っているパスポートと、新しいパスポートのための写真だけでよいというので、じゃあもう申し込みできますね?となって、届け出がすんでしまいました。

あれ?こんな簡単だったっけ?と。そう思ったのは、大学進学後長く住んだ大阪でパスポートを更新したときには、もう少し待たされたりした記憶があったからでした。

大阪はパスポートセンター、かなり申し込む人が多かったせいもあって、番号券をもらってから呼び出されるまで結構待った記憶があるのですよね。センター自体もかなり広かったし、なんばだったかどこだったか、駅から少し歩いたところにあったような気がしますし。

それに比べると(比べても仕方ないのですが)、長崎のこのあっさりしたことよ、と。ひょっとして、パスポート申請する人の数じたいもかなり少なかったりするのでしょうか。

というわけで、パスポート用件は当初の予定よりあっさりと終わってしまったので、意気揚々と市立図書館へ。

こちらのほうは以前のまんえん防止期間前後の閑散とした状況から一変して、かなり利用者が来ていました。三省堂の言語学大辞典、ちゃんと開架のところに全巻そろっていたことに今更気付きながら、今回も語学関係の本を。

読破するつもりはなく、もちろん気晴らしです。

そういえばトルコと国境を接する国はジョージア、イラン、イラク、シリア、ギリシア、そしてアルメニアとブルガリア(飛び地のナヒチェヴァンを入れれば、アゼルバイジャンもそうですね)。ブルガリア語は今まで、ほとんど目にしたことがなかったですね…。

ニューエクが出ていたのはありがたいこと。とりあえず雰囲気だけでも眺められるというのがよいですね。

それともう1冊、ペルシア語の文字のことで気になることがあったので、念のため目についたこれも借りてみます。

日本語の50音をペルシア文字で書くとどういうことになるか、ちょっと見てみようというのでこの本。昔大阪外大の図書館でも目にしたことあったような気がするのですがはたしてどうだったか。

これも、自分のようなライトなユーザーにはありがたい内容です。ペルシア語、文字の壁を超えるにはこういう本から始めるのが正解な気がしますがどうでしょう。

とりあえず、自分の名前をペルシア文字で書くこともあるかもしれない(あるのか?)ということで、そこだけでも目を通しておこうと思った次第です。(しかしアマゾン、この本にもすさまじい値段をつけていますね…)

というわけで、無事用事を済ませて帰ってきた次第でした。浜の町だけでいろいろ完結するもんだなと思う一方で、もうちょっと気分転換になりそうなことをして帰りたかったような気もしますが、まあ夏を控えて、忙しくなってきましたからね…

仕方ない。夏の準備を進めるとしますか。ほかにも変わらず、原稿ようけ抱えてるし…

毎日の宣伝で恐縮ですが、絶賛受講者募集期間中です。ぜひアゼルバイジャン語、いっしょにやりましょうそうしましょう!ちなみに今年のキャッチフレーズは「ことばで あそぶ」だそうです。遊びましょうそうしましょう。アゼルバイジャン語はいいぞ。

記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。Çox təşəkkür edirəm! よろしければ、ぜひサポートお願いいたします!いただいたぶんは、記事更新、また取材・調査のための活動資金に充てさせていただきます。