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【コーヒー屋の経験】開業届を出そう

こんにちは。
私はかれこれ5年半程、自営業でコーヒー豆の焙煎販売をしておりました。

そんな私の経験を振り返りつつ、「コーヒーが好き」「コーヒーの販売を始めたい」と思っているそこのあなたに、コーヒーを販売するにあたって必要なこと、必要な物についての情報を簡潔にまとめていきたいと思います。

開業届

今回紹介する必要なことは『税務署に開業届を提出する』です。

「いやいや、最初から?もうちょっと準備が整ってからでもいいでしょ?」とお考えのそこのあなた。
甘いです。エスプレッソにシュガーポットの角砂糖全部入れたくらい甘いです。
『事業を始めよう』と思った時点で提出すべき理由があるのです。

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経費計上ができる

まずは何といってもこれが理由です。
事業を始めるにあたっては諸々の経費が発生してくるものです。
そしてかかった経費を『経費』として帳簿に載せられるのは、開業した日の金額からということになります。

つまり、つまりです。
仮に開業日の前に10万円の設備を購入したとして、それは事業の経費にできないことになるのです。

勿論、開業届は実際の開業日から一ヶ月の内に提出できれば良い事になっています。
ですが後回しにしていざ起業したら、あれもやってこれもやってと毎日が忙しくて「開業届出すの忘れてたぁぁぁ!」なんてことにもなりかねませんよね。

屋号という信用

最近ではコーヒーの生豆を実店舗ではなくオンラインで調達する方も多いでしょう。私もそうでした。
この場合、ショップによっては『屋号』の登録が必要な場合があります。

それに、他の様々な物品を調達するなら『領収証』を発行してもらう必要が出てきます。
そして領収証の宛名には屋号が必要に……。

それもこれも、『屋号を持っている』=『信用がある』という考えがあるからでしょう。
このように起業するには屋号が必要になってきます。

開業届には屋号を記入する欄がありますので、早めに屋号を考えて開業届に記入してしまいましょう。

モチベーションアップ

開業届を出すことによって、事業を始めるということが現実味を帯びてきます。
どこかふわっとした夢だったものが目の前の目標に変わってきます。

そして「せっかく開業届を出したのだから頑張らないと」と自分を奮起させることができます。
『そのうちやればいい』が『優先的にやるべき』へと変化するんですね。

単純にやる気がアップすると作業のクォリティーも上がってきますし、開業届を提出するだけで効果があるなら良い事ずくめだと思いませんか?

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まとめ

今回は開業届についてでした。
 ①経費
 ②屋号
 ③モチベーション

今日はこれらの観点から知ることができました。
必ずしもコーヒー屋だからという訳ではなく起業するにあたって、というお話でした。

あなたが素敵なコーヒー屋を始められるよう応援しています。
それでは、また。

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