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できるだけシンプルに生きたい

突然だけど、わたしはできる限りシンプルで在りたい。落ち着いた心で過ごし、五感をアクティブに創造的でありたいから。

バックパッカーをしてミニマリストになった経緯。

バックパッカーとして海外に出たのが7年前。最初は大きなバックパックと小さなキャリーケースで旅に出た。オーストラリア、ドイツ、ニュージーランドと渡り歩いた。ニュージーランドでワーホリを終えて、カナダに学生として移る時にはかなりミニマリスト化が進み、荷物は大きなバックパックとラップトップを入れる小さなバックパックのみになった。

20代後半までは、東京でストリートファッションをテーマにしたメディアの仕事をしていた。刺激的で楽しかった反面、新しいものを作り消費する消費社会、常に何か新たものをキャッチする・先端を追い続けるというサイクルは自分には合わないと感じていた。

ワーキングホリデーでオーストラリアに行った。自然と戯れること、五感を使って何かを経験すること、すぐに必要なものが手に入らない中で、自分たちで作ることを周りの人々から学び体験し、消費するから創造するという方向へシフトしたい、そういう目標が生まれた。
そして外に何かを求めるスタイルから、在るものに目を向ける、そんな価値観へと変わっていった。

ドイツ・ベルリンでは軒先に持っていってください〜という感じて服や靴が道端に置いてあり、たまにすごい良い品も見つかる

バックパッカー時代、移動が常だったことから、不必要な所有物や消費をどんどん削っていく方向に向かっていった。オーストラリア・ドイツ・ニュージーランド共に、人々は古いものをカジュアルにカッコよく利用していた。環境にも配慮している姿にわたしも感化され、いつしか何かを買うときはまずはセカンドハンドを探すようになった。不必要なものはほとんど買わなくなり、不要になったものは人にあげたり、売ったり、そういうシステムを好むようになっていった。

ニュージーランド•クライストチャーチ
オーガニックスーパーが管理する持ち出し自由のコミニティーライブラリー。在るもので循環させてる一例

カナダでの最初の2年間は、シェアハウスで生活していた。働ける時間は週に20時間(最初の1年間)のため生活費は常にギリギリ。座学を終えた後は無給で1日8時間、5ヶ月の実習に備えるために少しでも貯金したくて、生活費はできる限り切り詰めていた。

そんな中で、わたしのミニマリズムは「それが楽しいし当たり前!」くらいに定着していった。収入が安定し始めた今でも、その消費のスタイルは変わらない。

久しぶりに一つの場所に定着することで、所有するものが一気に増えた!

今はインテリアになってしまっているロングスケートボードもセカンドハンド。

現在フルタイムで働き始めて、生活が安定し始めた。一人暮らしも始め、やっと一つの場所に根を張る準備ができたように思う。
シェアハウスでは家財道具を借りる事ができていたので、食品を買うくらいでよかったのだが、一人暮らしを始めて自分の生活空間を持つとなると、色々なものを買い揃える必要が出てきた。

それなりにこだわりが強いので、ヒットするものを見つけるためのリサーチは楽しいながら、ものすごい労力と時間を要する。
のめり込みやすく完璧主義な性格なもので、なんだかバランスが取れずちょっと疲れてしまった。わたしの人生に7年ぶりに到来した久しぶりの”消費”ラッシュに、心が明らかに戸惑っている。笑 

リビンク・ベッドルーム・キッチンとバストイレが全て自分のものになったので、当然掃除する範囲も増えた。今までなかった大きな家具も所有することになった。所有するって、世話をするものが増えるから、使うエネルギーも増える。
それも幸せなんだけど、「自分にとって心地よい消費や所有のスタイルってなんだろう。。。」改めてそんなことを考えている。

何にエネルギー使うのか、意識して生きていきたい。

隠陽
大切なのはバランス

海外で暮らし始める前とは消費のスタイル、プロダクトを選ぶときの視点が大幅に変わった。必要最低限に揃え、使わないものは次に回し、常に周りをシンプルにコンパクトにしていたい。常にエネルギーのフローの中にいたい。循環させたい。

必要ない消費のために使うエネルギーに時間を取られずに、工夫を凝らしてクリエイティブになる事に脳みそと感覚、そしてお金と時間を使って生きたい。
価値あるものにお金をしっかりと使う。対して、余計なもの、不必要なものには手を出さないし、周りに置かない。わたしの心を感動させてくれるものを受け入れるスペースを空けておくために、ワクワクにエネルギーを使うために。
シンプルに、そして創造的に生きていきたい。

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