自分のことしか考えていない

というわけではありません。
が、色々な経験をして、自分をかっこよく見せる、ダサい姿をさらけ出したくない、って言うことを意識するようになっちゃいました。

どんな姿がかっこいいんだ?
仕事では上と下との繋ぎ役を務め、若手には優しく、先輩には可愛がられる。積極的に発言し、みんなから認められている30代の中堅。役職も任せてもらって、みんなから頼りにされる。

プライベートではそれなりに趣味もあって、こだわりもある。体型にも服装にも気を配り、スマートで、気遣いができて、趣味もある。誰とでも打ち解け、面白い話もそこそこ出来る。若いですねと言われ、ストイックで自分を持ってる。

そんな風に自分を見せたい、というかそうあるのが良いと思って行動してる。ただ、うまく誤魔化しているところもある。

つまり、自分を演じているんだ。本当の僕なんていない。全部自分自身だけど、本当はもっともっと弱いちっぽけで変なプライドだけ持った人。

プライドなんかいらないよって言いながら、実は自分が一番そのプライドに振り回されている。

人から軽んじられるのが嫌で、こんなもんかと思われたくない。不安に感じることを隠そうとしているだけで、時々失敗してからその事に気づく。

強くなんかない。もっとだるい人間なんだよほんとは。そんな自分が誤魔化せなくなった時、あーあって思うようなことが起きる。ダサ坊のまま。

誤魔化していなかった頃と比べてどっちが楽なのかな。わかんない。気遣ってるのは人じゃなくて自分自身。そうなってしまってる気がするなあ。

もっと自分を大切にしてくれる人には甘えても良いのかもしれない。

そんなことを思いながら焼き肉を食べます。

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