過去の捉え方

  2つの考えがあります。

 1「過去は変えられないけど、未来は変えられる」。

 まあその通りで、自分の人生とか生き方は、自分次第で変えられるって事ですね。やろうとすれば何かが変わるし、やらないとなんとなく過ぎていく。

 ただ言えるのは、やってもやらなくても時間は過ぎていって僕らは歳を取っていくということなのですな。もう1つの考え方を1年前に知りました。教え子が役者さんを目指していて、何度か舞台を見に行きました。それはとても素晴らしいもので感動を貰ったのですが、その中の一つに「鏡の法則」という作品がありました。原作はなかなか有名なので、知っている人もいるかもしれません。

 もう1つは「過去は変えられるけど、未来は変えられない」という意味の言葉(あくまで僕が捉えたニュアンスなので間違ってるかもしれませんが)。

 
 「未来に起こることは変えられない(変わらない)けど、過去の捉え方を変えると、今の自分が変わる。」
みたいな意味かな。全面賛成ではないけど、なるほどなーって思いました。その考えを知って、過去に行ってきた授業方法とか考え方を見直してみました。すると、なんか良い方向に向くヒントが得られたような気がします。

 初年度の生徒たちに、定期試験の時に話してた事を思い出しました。
普通は「悪かったテストは忘れる、良かったテストは覚えておく。」これは、「過去は変えられない」比重が多い。
自分が言っていたのは「悪かったテストは忘れるな、良かったテストは忘れる。」これは、「過去は変えられる」比重が多い。

 要するに、「未来の為に、今の自分を変えるために、過去を捉える」ってことですね。自分は自分であるというトートロジーで説明できるものだけど、そう言ってしまうのは簡単すぎるので、その自分を変えていきたいなー。

 
 過ごしてきた日々に拘泥するのは好きじゃない。でも、自分の在り方を決めるのは自分だからこそ、これまでのやり方をちゃんと受け止めて生きていきたいです。自分の事は好きじゃないけど、好きになれるといいなと思っています。


 日常が変わってしまって、その日常が当たり前になりつつもある。誰もこんな風になるなんて思ってなかったけど、出来ることを考えて、精一杯やるのが自分には合っているので頑張ります。
 

 これも毎度のことですが、関わってきた全ての人たちに感謝しています。自分はわがままで拘りも強くてしょーもない人間だけども、これだけは自信を持って人に誇れる所。家族、友人、職場、本当に人に恵まれています。皆さんに感謝。これからもよろしくお願い致します。

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