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月を見ていた。

相変わらずまだ日中は暑い。

ただ夜はだいぶ涼しくなってきた。

自分は休んでいた時期に
よく夜空を見上げていた。

ただでさえ変化が少ない毎日だ。
月の満ち欠けは自分にとっての
カレンダーだった。

月が綺麗な時には
枕草子の一節を思い出す

夏は夜。
月のころはさらなり。

中学生の頃、枕草子を暗記させられた。
その時は無意味に思えていたことが
今になって自分の感情を作っていると
そう思うとなんだか感慨深い。

もうすぐ秋がくる。

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