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犬と暮らすということ⑤

もえちゃんが亡くなってから約1年半後、新たな犬を迎え入れることになりました。

悩みに悩んで、苦しんで、悩みまくった結果です。本当に時間はかかった。


もうあんな思いはしたくない

自宅に犬がいないわけですから、「犬と暮らそう」となるわけです。一度でも犬と暮らすと、犬がいることが当たり前みたいになってしまうんですよ。犬がいる暮らしっていい刺激になりますからね。

ただ、そこはモノとは違います。「犬という動物の命」を家族の一員として迎え入れる覚悟が必要。


新たな犬と暮らすことについては、穴澤賢さんの記事に共感。
参考:ペットロスから脱するには? 経験者が知る「立ちはだかる2つの壁」とは

この記事はわかりみが深すぎます。


とはいえ、出会いがあるということは、必ず別れもある。犬と暮らすということ③でも書きました。

犬と暮らす楽しみ
VS
離れる悲しみ

この2つを天秤にかけるんですよ。もちろん答えなんてでません。


死ぬのが恐いから飼わない

こんなキャッチコピーもあります。

もえちゃん(初代愛犬)と暮らしていたときに「いぬのきもち」という雑誌の中の広告で見たものです。

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出典:monstera design code  名コピーには、心を動かされます。
日本ペットフードのキャッチコピーです。随分以前のものだからか、公式HPに資料が見当たりません。なので、monstera design codeさんより引用させて頂きました。

だけど・・・死ぬのがこわいからと言われたら、
犬はもうお手上げだ。すべての犬は、永遠じゃない。
いつかはいなくなる。でもそれまでは、
すごく生きている。すごく生きているよ。
(中略)
犬たちは、
あなたを悲しませるためにやっては来ない。
あなたを微笑ませるためだけにやってくるのだと。

まさにこれなんです。
当時の僕は「死ぬのがこわいから、辛いから、飼わない」でした。
イタズラをするとかなんて全然問題ないレベル。かわいいもんですよ。
なんとかなります。

けど、死ぬことをなんとかして防ぐってできないんですね。当たり前です。生き物ですから。

そんなこといってたら犬に失礼ですよね。犬だって、人間を悲しませるためにくるわけではないのですから。

生きる死ぬって、もちろん理屈で説明出来るものではありません。しかし、このコピーライティングはスッと入ってくるものがありました。


犬と暮らすということ⑥につづく