INTJ女性の敵となり得る人たちの話

INTJの女性は女社会では非常に生きていくのが難しい。女脳男脳というのもがあれば、INTJは男脳よりだ。みんなで一緒に、みんなで仲良く、空気を読む、ということが当たり前の女社会では、INTJは生息しずらい。

小学校時代ではみんなでトイレに行ったり、中学生時代にはみんなでお揃いのアクセサリーをそろえたり、高校では退学寸前のイケメン男子を一丸となって助けよう!なんてことをするわけだ。INTJとしては、くだらなすぎて苦笑いをするしかない。
私は他のタイプについては語れないが、ISTPやINTPも女社会には適応しずらいイメージがある。心理機能的に。

私は苦笑いをしつつ、嫌われつつ、面倒だなと思いつつ、特別孤立することなく生きてきた。迫害する女と、迫害される女を眺めて生きてきた。
少し見えてきた女社会の構造について、話したい。

女社会で生きる上で、一番INTJの敵になりやすいのは、カースト上位の女子ではないと私は思う。どちらかと言えば、グループの主力に異を唱えないことで辛うじて、そこにいる金魚のフンタイプだ。
金魚のフンタイプの女子にもいろんなタイプはいるが、「ボッチと思われるのが嫌で、グループのリーダーたちの発言権を利用して、自分も強者に見られたい女子」について話す。

人間が実害を受けていない相手に憎しみを抱く時は、自分が耐えていることを耐えずに自由にしている人を見た時ではないかと思う。
年上世代が若者世代に対して辛辣に当たるのは、自分たちが仕方ないと耐えてきたことに、今の若者世代たちが価値を見出さずに自由にやっているように見えるからではないかと思う。自分たちが偉くなり、さぁこれから諸先輩方と同じことをやるぞ!と思ったら価値観が大きく変わってしまった。
これはきっと大昔から繰り返されてきたことなのだろう。

金魚のフンたちは、耐えているのだ。強者たちのような発言権もなく、自分の世界もなく、男子たちも見向きもしない自分たちの境遇に耐えている。耐えている理由は、ボッチやサブカル系のような人たちを惨めで恥ずかしい存在だと思い、そうなりたくないからだ。
一方で、INTJたちは、そんなことお構いなしに、強者男子や強者女子を始め、いろんな人に満遍なく声をかけるし、かけられる。友達と言える人は少ないが、グループに所属していないからこそ、自由に振る舞う。

例えるならば、強者たちが強者の交流によって獲得した獲物のわずかなおこぼれを皿に乗せてもらっている状況だ。彼女たちは強者と同じテーブルについているということだけで、わずかなおこぼれにしかありつけないことに耐えている。
彼女たちから見れば、自分よりもはるかに惨めな食事をしなければならないINTJが、自由に我慢せずに獲得した食事にありつくのは耐えられないのだろう。

そんな彼女たちのやり口は、非常にわかりやすい。
悪口だ。あることないこといろんな悪口を吹聴してくれる、厄介ない存在になる。私が観測する限りにおいては、彼女たちが派手なイジメの主犯になることはなかった。考えてみればわかりやすいが、彼女たちには、リーダーになるような器はないし、影響力もない。だからこういうセコい方法を取らざるを得ないのだろう。INTJは概ね、嫌われても何とも思わない人が多いが、足を引っ張られるのは我慢ができないのだ。

で、これを攻略するためには、彼女たちの持つ「強者からのおこぼれが乗る皿」を叩き割って差し上げるのだ。方法は、様々あると思う。客観的に判断してくれる大人がいるならその人を巻き込んで3人で話してもいいだろう。2人で話し合うのもいいだろう。もちろんこちらはなるべく客観的な証拠を揃えなければならない。他人の非を鳴らすための作法だ。

私は、悪い噂を立てられて困っていると、世間話のように彼女たちのリーダーに話した。彼女たちのいる前でだ。リーダーたちとの関係にもよるだろうが、大抵は根も葉もない噂を立てられてる本人の肩を持つ。「悪口いうヤツって最低だよね」という言葉さえ引き出せればそれで良しだ。
金魚のフンタイプの人たちは、そのグループから追放されることを一番恐れているから、いざとなればリーダーにお前の悪行を知らせるぞと、サインを送ればそれでいい。大抵はそれで大人しくなる。

女社会で浮きがちなINTJやISTPは、これで多少の面倒ごとを回避できる。金魚のフンたちの憎悪がさらなる弱者に向かうこともあるかもしれないが、その時はその時だ。

今回、女社会の構造などもいろいろ考えたが、結構楽しかった。需要がありそうなら、また書きたい。
複雑な女社会にはINTJ女性の敵となり得る女性は多いのだから。

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