INTJ女が奢る奢られる問題を考える話

先に書いておくが、私はデートでは奢られたくない派だ。相手が恋人や恋人になって欲しい人なら、奢られたくない。割り勘でもいいし、今日はそっち次は私のような形でもいい。交際期間の支出が概ね同額ならいい。

理由としては、私は付き合う人とは同格でいたい。一方的に奢ってもらうのは、自立した大人と見られてないような気がするのだ。私は金持ちではないが、働いて自分の生活を支えているので、自分のためのお金は自分で出したい。金で関心を買えるような安い人間だと思われるのも癪だ。
独立思考の強いINTJ女性には、分かってもらえるのではないだろうか。

それから、私は行くところや食べるものに対して、相手に任せたいとは思わないし、自分でも希望を伝える方だ。先週いいレストラン行って今日焼肉行きたいって言ったら相手は負担かな?給料日いつだっけ?と考えるほど、私は気を遣えない。だったら、奢るから焼肉行こうと言った方が楽だ、という理由もある。相手の懐具合より、自分の気分を優先したい。
気を遣わずにリクエストできるほど経済力のある男性が、私と付き合うわけないので、金持ちと付き合えばいいという発想は初めからない。

よく、女性はオシャレにお金がかかるから、デート代は男性が出すべき、という意見を聞く。
オシャレは自分のためにしてるのではないのか。自分が可愛くなりたいから、綺麗に見せたいから、素敵な洋服や靴を買って、髪を整えて、メイクをするのではないのか。男性がオシャレしなくていいと言ったら、ボサボサの頭ですっぴんでデートに行くのか。全身しまむらで構わないのか。絶対違うと思う。私はいやだ。自分で好きなことに金を使っているなら、その責任を男性に取らせるのはおかしい。

そもそも、女性が男性のためにオシャレをしているなら、男性の言う「そのメイク男ウケ悪いよ」に怒る女性はいないだろう。自分のために、自分の気分を上げるためにやっているのだ。
私は大してオシャレでもないし、そこにあまり金をかける方でもないが、男性からどう見えるかではなく、自分が好きなものを身につけたい。私は私のために、服や靴を買っているのだ。結果ダサいのだが。

とはいえ、未だに男女間の経済格差はある。デートは一対一の個人間のことだから、一概には言えないが。美容や服にどれくらいお金をかけているかは、人それぞれだが、奢りたくない男性は相手の経済力に気を配ることはした方がいい。相手がどの程度デートに支出できるのか、よく話し合わないと、生活が破綻してしまう。
結婚を見据えた場合、相手の貯金がないということにもなりかねない。デートは計画的に、だ。

奢る奢られる問題で私が1番疑問に思うのは、奢られたい女性は奢りたい男性と付き合えばいいし、奢りたくない男性は奢られなくても構わない女性と付き合えばいいだけなのだ。
奢る「べき」と言うから男性に反感を買うし、奢られることを前提にデートに来た女性に金を出さない男性は意地悪だ。奢りたくないなら、港区女子のような女性とデートしなければいいだけの話ではないのか。奢りたくない男性は、わざわざ奢られたい女性にケンカを売る必要はない。逆も然りだ。
自分の考えと経済事情を分かった上で、なお会いたいと言ってくれる相手を見つければいいではないか。少なくとも港区女子は奢ってもらうための努力はしていると、私は思う。私には、その努力はできない。

そもそも、奢りたくない相手と、奢られないなら会いたくない相手と、なぜ会うのか私にはわからない。港区女子やパパ活女子は一種のビジネスだから、まぁ理解はできる。やりたくはないが。
奢られたい女性は、それだけのメリットを相手に与えられるのだろうか。奢りたくない男性は、奢る以外の行為で相手の関心をひけるのだろうか。恋愛強者ならできるのかもしれない。
どちらにせよ、私には縁のない話だ。

奢り奢られ問題について書いた。もう一つだけ、付け加えたい。
上司、お前らは金を出せ。

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