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山と道 mini2(2021年新モデル)をさっそくレビュー

ずっと欲しかった山と道mini2。いつも即完売なのでなかなか買えず、メルカリでも高騰しているので手を出せないでいた。このたびようやく発売のタイミングを逃さず掴め、欲しいカラーも手に入れることができた。grayと迷ったのだが、elmを選択。

しかもなんと、今年から新素材が採用され、強度が増したとのこと。この独自開発素材「70D HT PC Coated Ripstop Nylon」は以前のペラペラスケスケのスカイライトよりも厚く強度があり、さらにポリカーボネート加工をすることでポリウレタンにありがちな加水分解を10年以上防ぐことができるらしい。

すごくないですか!?モデルチェンジのタイミングで買えてよかった。しかも今回買えたelmは予約開始後5分ぐらいで即完売しており、18:00の瞬間を待ち構えてた甲斐があった。

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それまで低山登山にはminiを使っていたのだが、今回さっそく丹沢の塔ノ岳表尾根縦走で新しいmini2を試してみた。

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threeをすでに持っていたのでこのメッシュポケットの快適さは知っていたのだが、改めてかなり良い。すぐに取り出したい水などを雑に詰め込み、サイドには椅子を差し込む。「密封性が弱いので走ったら飛び出してしまうのでは」という不安もあったが、意外としっかりと収納されており、小走りしてもメッシュポケットからモノが飛び出ることはなかった。これは嬉しい。

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さらに今回の改良点である内部へのアクセスのしやすさ。

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赤いリボンを前後に引っ張ると一瞬でバクっと開く。これは使いやすい!で、実際に背負って登山をしてみた感想。

・miniと比べて荷物の軽さを感じる。ほぼウエストベルトが不要。しかし肩にもあまり重さを感じない。
・miniはサイドポケットへのアクセスがかなりやりづらかったが(ショルダーベルトを緩めないと肩がつる)、mini2はかなりアクセスしやすい

とにかく軽い。なぜだろう?miniと比べてザック自体の重量が軽いわけではない(mini:395g/mini2:387g)。なんか重心の違いとかなのだろうか。体感重量は確実にminiよりも軽い。これからの低山登山はこいつで決まりだ。

そして次に、防水について考えた。ポリカーボネート加工がほどこされているとはいえ、完全防水ではない。ザック内の荷物を雨水から守るためには何らかの準備が必要だ。miniではレインカバーを使っていたので、先日雨に打たれた際に同じレインカバーをmini2に急いでかけようと思ったのだが、フロントメッシュポケットが膨らんでいるため、普通の35L用のレインカバーではかなりキツくて素早く上手くかけらなかった。

そもそも、「濡れているもの、濡れてもいいものを雑に外付けする」ためのメッシュポケットなので、その上からレインカバーをかけてしまうのは無粋でもある。そこで、パックライナーを新たに購入した。

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で、パックライナーの天面がずれないようにベルクロを装着。

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いい感じだ!これはthreeにも使えるし、これで雨も怖くない!


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