年末に来て自分のメールを固める殻を破った話
とにかく嬉しかった。
ここ二週間の『のびらじ』の話だ。
本題に入る前に以前書いた話をおさらいする。
ラジオへのメールは、好きな番組を盛り上げるために送っている。
そして推しの力になるように、と願っている。
あと、単純にメールを書くのが楽しい。
四の次で自分の存在を一瞬認識してもらう事実は嬉しいな、
という所に行く。
ところで四の次なんて表現はあるのだろうか。
それはともかく基本的には自分の事は優先度が低い、というスタンスだ。
読まれることだけが第一になってしまうと、思ってもないことを書く、
つまり自分たらしめるものがなくなってしまいそうだからだ。
なのだが。
この2回は間違いなく自分のことについて「も」大きく喜んでいた。
あくまで「も」。スタンス大事。
一体どうしてそうなったか。
ほとんど読まれることのなかった創作系のネタメールが採用されたからだ。
ありがたいもので複数の番組で幾度かメールを採用していただいた。
そのほとんどは所謂『フツオタ』に近いもので、
創作系のメールは1通に留まっていた。
(あまりにもな内容で、推しメンに別れを告げられた。
当然本気の別れではないのでむしろそう言ってくれてありがたかった)
ここは相当得意不得意が出るジャンルだと思う。
もちろん個人的には不得意派だ。人生経験が浅いも浅い。
色んな番組を聴いていても、幅広い層というより常連のハガキ職人が良く読まれているイメージだ。
ゆえに『のびらじ』では、この手のコーナーは送れども送れども採用には至らなかった。
それでも書くのが好きだから、色んなシチュエーションで書いてみた。
そうしていると、ついに採用されたのだ。
普段出ない感情をふと呟いていた。
それはまっすぐに嬉しかった証拠だ。
この感触はしばらく残り続ける。
力になれた喜びを間違いなく噛みしめていた。
何度も何度も繰り返し聞き逃し配信を再生していた。
(宮地さんの読み方がまあ可愛くて、無限に聞いていられた)
そうしているうちに1週間の時が経った。
その直前の数日間はいつもに増してメールを送っていた。
今考え直すと、それだけ嬉しかったのだろう。
そして話は昨日の放送に及ぶ。
初めての2通採用、どちらも恋愛系のセリフ。
そしてその内容を出演者一同にとても褒めてもらえた。
(多数のクールポコをありがとうございました)
この年末も年末に、一リスナーとして目指していた場所にたどり着けた気がした。
まずは一番、出演者の盛り上がりを聴いて最初に記した目的を達成できたこと。
二つ目に自分の創作に自信を持てたこと。「俺は文才がある!」とかいう傲慢な事ではなく、書き方が分かり始めたという所。
ここでまたメールを書く楽しさを再認識できた。
やっぱり番組が盛り上がると嬉しい。
それを思い浮かべて文章を練るのも楽しい。いいサイクルだ。
だから来年はもっともっといろんなことを考えてメールを書いてみたい。
普通に聞いても楽しいラジオをもっともっと楽しくしてくれる、
メールとはそういう存在だと思っている。
2024年も楽しんでメールを書いていきたい、
そう心から思ったクリスマスだった。