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iPadのmicro:bitアプリがかなり完成度高いレベルでの日本語化!

タイトル見て通りです。iPadiOSという表現が正しい?)のmicro:bitアプリがバージョンアップされて、いままで英語表記のUIが大幅にローカライズされました。自分のところで行っているスクールではiPadmicro:bitを教えていたりするのですが、iPadではMakecodeをWeb経由のみではなく、アプリ機能とのハイブリッドな感じでMakecodeが動作しています(micro:bitと有線接続ができず、bluetooth接続になるためにアプリの力をつかっているものだと思います)そのため、プログラミングをするときには大きく問題はないのですが、デバイス接続関連では英語のUIが表示されて、子どもたちにしばしば「なにこれ?」という質問を受けていました。

今回のバージョンアップではアップデート内容に以下のように書かれていたのでかなり期待していました。

Japanese traslation and minor fixes.

AppStoreより
ストアの表記

早速バージョンアップをしてみると…

ほぼというより完全日本語化!これなら子どもたちに説明してもそのまま操作してくれそう!

予想以上の日本語化がされていました。

ちなみにバージョンアップ前のUIは以下のような英語表記です。

これでは子どもたちもどうしていいかわからなかった

その他、気が付いた点

そのほか気がついたのはコード表記にPythonJavaScriptが切り替えで追加されたことでしょうか。

UIの一番上にトグルスイッチがあります
JavascriptとPythonの切り替え表示ができます

お手伝いをしている大学ではプログラミングの演習でmicro:bitを使ったPythonの授業があるのですが、どうしても難しい場合にはブロックで作成した後に表記方法を変更して言語化できるのは少し便利かなと思いました。

おわりに

今回のアップデートは非常にいい内容でした。残る部分で自分からアップデート希望があるとすれば、「日本語」と「にほんご」があると小学校低学年のプログラミングの裾野がかなり広がるのではないかと思います。(この要望はかなり贅沢ですが)

Scratchには「日本語(漢字混じり)」と「にほんご(ひらがな)」があるので非常に年齢が低くても試してみることができるので非常にいいなと思っています。

プログラミングに興味のある層は自分の経験(2年間で数百人ぐらいをみてアンケートを取った印象)では小学校1~3年生あたりかなと思っています。プログラミングがわかるのはもう少し上の世代になるのですが、プログラミングに興味があるのは実はこのぐらいの年齢層に感じています。なのでできれば、ひらがな表記もできるといいなと思っています。

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