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(前編)スケールアップ企業の歩みを支えるビジネス法務部のイマ

はじめに

こんにちは。皆さんお久しぶりです。

SmartHRで法務を担当しています、ueponといいます。

SmartHRで働き始めて4年が経ち、
前回noteを書いてからは3年が経ちました。

会社としては、スタートアップ企業というフェーズからスケールアップ企業というフェーズに移行し、新しいバリューも発表されました。

そんな中、法務のメンバーは全体で3人→10人に増えました。
この増員の過程で、採用面接の場でSmartHR法務の雰囲気や構成を聞かれることがとても多かったです。

面接においては可能な限り現状の雰囲気をお伝えしようとしていましたが、改めて見てみると、個々のメンバーのインタビューオープン社内報はあるものの、時間が経ってしまっている&SmartHRのビジネス法務部全体の雰囲気が伝わるものはないなと思いましたので、

今回は「SmartHRビジネス法務部のイマ」を座談会形式で紹介していきたいと思います。

今まで公開されてこなかったSmartHRビジネス法務部の業務内容や雰囲気が少しでも伝わればいいなと思っております。
※普段の雰囲気をできる限りそのままお伝えするため、Slackネームでの表記としております。

まずは、その前提として、組織としての位置づけ、業務内容をご紹介します。

ビジネス法務部の概要

組織としては、法務・ガバナンス本部の中にある部の一つがビジネス法務部となります。

ビジネス法務部、コーポレート法務部、カンパニーセクレタリー部の3つの部で構成されるのが法務・ガバナンス本部となります。

ビジネス法務部の主な業務は、日々の法律相談、データ・プライバシー業務、インシデント対応、リスク・コンプライアンス業務、知的財産等々といったものであり、「法律」という切り口に限定せず、広くグループを取り巻くリスク・コンプライアンスを管掌範囲として掲げています。

ビジネス法務部の人員構成としては、5名の正社員と1名のアルバイトの方で構成されており、そのうち、弁護士は2名となっています。

それでは、ここから座談会形式で「SmartHRビジネス法務部のイマ」をお伝えしていきます。

座談会を実施したところ、想像以上のボリュームが出てしまったので、
まずは前編として、
・どういう人がいて、
・どういう理由でSmartHRに入社したのか、
・現在はどういった業務を、
・どういった働き方でされているのか、
という点を、

次に後編として、
・SmartHRのビジネス法務部で働くやりがい、
・ビジネス法務部のいいところ、
・ビジネス法務部のまだまだなところ、
・これからどういうことをやっていきたいか、
・SmartHRを楽しんでいただける人はどんな人か、
という点を

お伝えできればいいかなと考えております。

それでは、座談会スタートです!!

自己紹介

今日はみなさんお集まりいただきありがとうございます!
普段から集まる機会はあるものの、定例等はオンラインでやっていることが多いので、全員が飲み会以外のオフラインでぎゅっと集まるのはなんか新鮮ですね。

さっそく、始めていこうと思いますが、普段あまりない感じだと思うので、軽く緊張をほぐす意味でも自己紹介から始めていきましょうか。
ハードルを下げる意味で僕からいこうと思います。

左から、uepon、takkyさん、YOHさん、ayuminさん、yuruさん
前編は雰囲気を伝えるゆるいものなので慣れないピースを頑張っています

uepon:改めましてueponです。僕は2020年4月にSmartHRに二人目の法務として入社しました。入社以来、法律相談を中心にリスク・コンプラ、インシデント対応、データプライバシー、知財関連といった業務に携わってきました。2024年1月からビジネス法務部のマネージャーをやっております。

ayumin:SmartHRのayuminです。2021年5月に3人目の法務として入社し、法律相談、リスクコンプラ、運用・体制構築等をメインでやっています。

yuru:SmartHRのyuruです。2023年6月に5人目の法務として入社しました。ビジネス法務部としてはueponさん、ayuminさんに続いて3人目となります。主に法律相談、リスク・コンプラ、インシデント対応を中心に行っています。

YOH:SmartHRのYOHです。2023年11月入社です。SmartHRに入社する前は法律事務所の弁護士としてスタートアップ案件全般を扱っていました。いわゆるインハウスとして会社で働くのはSmartHRが初めてです。

takky:SmartHRのtakkyです。2021年12月にカスタマーサクセスとして入社しました。7月からビジネス法務部へ異動となり、現在は契約業務や法律相談を中心に勉強中です。

uepon:皆さん、このあとの時間配分も意識していただいた端的で社歴と担当業務がわかる素晴らしい自己紹介をありがとうございます!!

「共感できるサービスを協力しながら成長させていくことに全力を尽くしたい」と思い、転職

続きまして、簡単にで構わないのでみなさんがSmartHRに入社した理由、転職先としてSmartHRを選んだ理由を教えてもらえますでしょうか。
じゃあ、今度はyuruさんからお願いします。


yuru:
はい!私は法務業務の幅を広げたいと思い転職活動をしていたところ、転職エージェントの方にSmartHRを紹介していただいたというのが始まりです。その後面接でお会いした皆さんのお人柄とチームの雰囲気がとてもよく、「是非この人たちと一緒に働きたい!」と思ったので当社に入社を決めました。

uepon:yuruさんの面接の頃は、ここにいるメンバーだと僕とayuminですかね。人柄をお褒めいただきありがとうございます笑。
では、続きましてお人柄を褒められましたayuminさんどうでしょうか。

ayumin:人柄褒められて嬉しいです!笑
私は元々前職でメンターをしてくださった方がSmartHRに転職され、楽しそうにされているのを見ていていいなぁと思っていたので、転職を考えたときに真っ先に頭に浮かんだのがSmartHRでした。SmartHRで働いている方は自社のサービス、プロダクトが好きで、会社のことも好きで、SmartHRというプロダクトが社会にいい影響をもたらすことができる!と信じているんだなと感じ、それって意外と難しいことだし、めちゃくちゃ素敵だなと思って入社を決めました。

uepon:ありがとうございます。自社のサービスが好き、プロダクトが好きというのは確かに日々働いていて感じる部分でもありますよね。

では、ayuminさんのメンターの方がいらっしゃるCSから異動されたtakkyさんはいかがでしょうか。

takky:入社理由は主に2つです。1つめは元々SmartHRのCSに憧れていたというものです。記憶ベースですが、「カスタマーサクセス」という職種が注目され始めたのが2017年くらいだと思います。このCS黎明期においては、多くの会社が方向性を模索していたのですが、SmartHRのCSは当時から情報発信もしていて、他社もそれを参考にしたりしていたので、CSとして働くならSmartHRがいいなと思っていました。
2つめはある程度規模が大きめのスタートアップで働いてみたかったというものです。前職までは一人目の正社員だったり比較的規模の小さめなスタートアップで働くことが多かったのですが、数百人規模のスタートアップ企業で働いたことはなかったので、SmartHRであれば今までとは違う様々な経験ができるかなと思い入社を決めました。

uepon:なるほど〜CS業界におけるSmartHRの立ち位置とスタートアップ企業であった当時のSmartHRの規模、成長性がご希望にピッタリだったということなんですね。
takkyさんはまずCSとして入社されて、この7月から法務となりましたが、異動されたきっかけ、理由といったところもお話いただいてよろしいでしょうか。

takky:はい。元々ロースクールに通って弁護士を目指していたので、心残りというか、いつか法務の仕事をしてみたいという思いがありました。そのような状況で社内で声をかけていただいたのがきっかけです。CSとしての業務もとても楽しかったので悩みはしましたが、心残りを解消するということと今までとは違う形でビジネスに関われることに面白みを感じ法務への異動を決意しました。

uepon:ありがとうございます!異動の検討を始めて、takkyさんとランチでお話したりしながら、来てくれるかなとドキドキしていたことを思い出しました。

ではでは、ラストになりましたがYOHさんはどのあたりにポイントがありましたか?

YOH:まず、法律事務所勤務の弁護士からインハウスに転向した理由としては、「自分が共感できるサービスを協力しながら成長させていくことに全力を尽くす」というシンプルな働き方をしたいと思ったからです。

次に、SmartHRを選んだ理由としては、サービスに共感が持て、世の中のためにもなると思えたのでシンプルなモチベーションで働けそうだと感じたからからです。あとは、yuruさんのお話でもありましたが、面接等でお会いする人の雰囲気がダントツで良かったですし、こういった方々と働きたいなと思い、SmartHRに入社しました。余談ですが、公開されている情報やコミュニケーションの中でユーモアが感じられる場面が多かったのも地味に大きな決め手になっています。

uepon:ありがとうございます!シンプルな働き方とても良くわかります!事務所では中々100%共感できる事件ばかりではないですもんね、、、YOHさんもメンバーの人柄が良かったとお話しいただきましたが、人柄にあこがれて入ってくれたyuruさんが次に来る方から見ても人柄が良いというのは素晴らしい連鎖ができているなと感じたので、これからも続けていけるといいですね。

では、ここからが、いよいよ本番というか、ビジネス法務部がどういうことをやっていて、どういう働き方をされているのかという点をお聞きしていけたらと思います。

法律相談をベースとして、リスクコンプラへ

まずは、みなさんが普段それぞれどういったお仕事をされているかを聞いていければ思っております!
では、どなたからいきますかね、、、


ayumin:
はい!では、私から。私は、法律相談対応がベースにありつつ、最近はグループ会社のコンプライアンス体制を考えたり、SmartHRの販売体制についてリスク軽減とオペレーション負荷軽減を両立できるようなよりよい運用を検討したり、というようなことをやっています!

では、続きまして、yuruさん、YOHさん、takkyさんはいかがでしょうか。

yuru:私は、日々のメイン業務としては法律相談とインシデント対応を行っています。直近ではSmartHRで働く皆さんがコンプライアンスに興味をもってその意識を高められるような施策を検討・実施したり、いざというときにサッと動けるように法務が特に把握しておくべき重要な契約をまとめたりといった業務も行っていました。

YOH:僕も法律相談メインですが、最近は個人情報関係の相談や、AI周りのPJなどにも力を入れています。プロダクトサイド・ビジネスサイドのメンバーも非常に協力的なので、分からない点などは気軽に質問して勉強させてもらっています。

takky:押印対応などの事務的な業務と、簡単な法律相談・契約書レビューを行っています。ちょっと前までは自身も依頼・相談する側だったので、依頼者の立場にたった対応を心がけています。

uepon:普段から認識しているものの、改めて聞くと、
みなさん本当に幅広い業務を大量にやってくださっていますよね。
法律相談に限っても2024年の上期で1404件という膨大な数でしたよね、、、
本当にいつもありがとうございます。

フルフレックスを活用しバランスを取りながら働く

それでは、続きまして、転職等をお考えの方が気になるであろう、普段はどういった働き方をしているのか、大体の勤務時間も含めてお話いただけますでしょうか。

takky:基本的に10時-19時で勤務しています。フルフレックスなので、用事があるときは出勤・退勤の時間を調整したり、中抜けするなどして柔軟な対応が可能です。MTGの本数はBizサイドにくらべると少ない印象です。オフラインの業務・MTGがあるため週2程度オフィスに出社しています。

YOH:9時ごろから18時ごろぐらいまで仕事することが多いです。出社頻度は週1,2回ほどです。フルフレックスなので体調が良くないときは休憩を長めにとって仮眠したり、早めに退勤したりしても快よくサポートし合える関係性があるのがありがたいです。

yuru:だいたい9時から18時くらいまで働いています。在宅勤務も可能ですので、私自身出社頻度は週1、2回ほどで、MTGもほぼオンラインで行っています。フルフレックス制度なので途中で抜けて用事を済ませたり、体調に合わせて勤務時間を自由に変更できるのもとてもありがたいですね。

ayumin:今週めちゃくちゃMTG入るな、、というときもあれば全然ない週もあります!フルフレックス制度があり1ヶ月のスパンで残業時間を調整できるので、法務が比較的忙しくなる月末に備えて月初はちょっと短めの勤務時間にする、などでバランスをとっています。

uepon:なるほど。やはり、フルフレックス&リモート中心というのが働きやすさを支えているようですね。

皆さんありがとうございます!
座談会はまだまだ続きますが、長くなりすぎている気がするので、一旦はここまでを前編としようと思います。

後編では、
・SmartHRのビジネス法務部で働くやりがい、
・ビジネス法務部のいいところ、
・ビジネス法務部のまだまだなところ、
・これからどういうことをやっていきたいか、
・SmartHRを楽しんでいただける人はどんな人か、
という点を

お伝えできればいいかなと考えておりますのでぜひよろしくお願いいたします。

We Are Hiring!

最後になりますが、SmartHRでは一緒に働くメンバーを募集しています!
この記事を読んでSmartHRビジネス法務部の考え方に共感頂けた方や興味を持って頂けた方、ぜひ下記の採用サイトをご覧ください。
https://recruit.smarthr.co.jp/





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