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焙煎された珈琲豆を一つひとつ見ていく。

クラムボンの店内では、クラシックの音楽がかかっているのですが、それと同時に、常に聞こえる音があります。


シャカシャカシャカシャカ...
そう、「ハンドピック」と呼ばれる作業の音です。

欠けやしわ、色むらなどの欠点豆を、照明で光を当てながら、目で見て一つひとつ取り除いていく。とっても地味で根気のいる作業ですが、珈琲をよりおいしく仕上げるためには欠かせない一手間だとオーナーは言います。クラムボンでは、焙煎後に必ず行なっています。

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今週、私はブラジルとコロンビアをやらせてもらいました。
珈琲豆をざーッと並べて注視しながら指先でシャカシャカする。
コロンビアは豆が大きいので、やりやすい。ブラジルは小さくてやりづらいけど、俯瞰してみると色ムラがわかりやすい。

没頭できる単純作業が好きな私は性に合っていて心地よいし、何よりも、大好きな珈琲豆にずっと触れているというただそれだけで幸せ。
珈琲豆のオイルで指先はベタベタになるのだけど、それすら嬉しい気持ち。

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まだまだ精度は荒いけど、これこそ慣れだと思うから、頑張りたい。
これから、いろんな豆に触れていき、それぞれの特徴を掴んでいけることがとっても楽しみ。

一人の客として憧れていたシャカシャカ作業。
スタッフとしてついにシャカシャカデビュー。
珈琲修行の最初の週。良きでした!

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