自分のお金の使い方を説明できるようにする:人生を豊かにするお金の使い方

今日のお話は私自身もこれから実践してみよう!

ということです。

会計力はお金の説明力でもあるわけですが、組織だけでなく、個人でも、お金の使い方について説明出来るようにしておくことが大切です。

『お金の使い方を説明する』ということは、節約ともまた異なります。

正当な理由でお金を使っているのであれば(説明がつくのであれば)、お金の使い方はある程度裁量があるといえます。

逆にないのであれば、それは認められない、説明がつかないものである、といえます。

お金はどうしても、

「消費(支出)、節約(支出を抑える)」の二分法で考えがちです。

ですが、支出においても「投資」に該当するものもあるでしょうし、収入の拡大(特別な報酬を手に入れた)ということもあるでしょう。

受け取ったお金も、支払ったお金も自分の中で説明がつくようにしておくことが必要です。

とはいえ、多くのケースがそうであるように、お金の使い方の大半、つまり支出にまつわる話でしょう。

というのも収入は説明がつきやすいものが多いです。

例えば、講演を行った対価として○○円

    給料として○○円

ということで支払われた理由が明確です(賄賂でも受け取っていない限り笑)。補助金でお金をもらった際もそうでしょう。

問題は、「なんのために、どのように使ったのか?」

ということです。

お金の使い方として、

意識的に使っているものと

無意識的に使っているものがあります。

意識的に使っているものは、私でいえば、新聞雑誌の購入や書籍、あとは衣類になります。

あとは、毎日のお買い物もそうですね。

こうした意識的に使っている費用についてどれだけの支出をしているのかを把握することはもちろん大事なのですが、それが「なんの費用なのか」を分類分けしておくのはもっと大事ですよね。

例えば、

買い物であれば食費にあたりますし、

日用品の購入であれば、日用品費としてもよいかもしれません。

会計簿のサイトにもありますように、費用の項目が大事になってきます。

項目分けはそれぞれのライフスタイルなので、合った形で行えばよいと思います。私の場合は、カード払いも多いので、そこで支出管理はできます。

こうした支出は項目で管理できるので楽です。ただし、項目分けを正確にしていないところもあるので、この辺りは徹底が必要ですね。

意識的に使っているお金は金額の大小に応じて自分の中で説明がつくようにしておくとよいでしょう。

例えば食費10万円掛かっていたとしても、食費をかけることが自分の人生においてよい、楽しみである、とするならば無理に減らす必要はないかもしれませんし。衣服代にお金をかけていてもそれが説明できるなら良いと考えられます。

もちろん、「お金のある範囲」ですが。

いくら説明すればよい、と言っても、収入の範囲で支出をしているのでは全体の支出の説明にはなりません。

仮に収入を上回る支出があるとすれば、支出の在り方を見直すか、それともいつまでその支出が続きそうか、その辺りを自分の中で明確にしておいた方がよいでしょう。

注意が必要なのは、無意識的に使っているお金でしょう。

これはワンクリックで衝動買い・・・というものも含まれるでしょうし、つい買ってしまったお菓子なども該当します。

意味もなく買い物をしてしまう(ストレスから?)こともあるでしょう。

無意識的に使っているお金を統制する、コントロールすることは難しいかもしれません。

例えば、自動販売機で買うジュースまでつけていたら記録を取っていることに疲れてしまうことになりかねません。

毎月の支出の中で、自分の中で説明を求めずに使っていいという範囲を決めておくのがよいでしょう。機密費的な雰囲気ですが笑

逆にいえば、説明がつくようであれば、お金の使い方は財源(収入)の限りで自由ともいえます。

たとえば、マイホームの購入は快適な暮らしがしたいから行うということですよね。

車は移動手段の確保のため、ですよね。

こうした支出は、大きな額が動きますし、説明がし易い費用(支出)です。

マイホームもマイカーも、資産として固定資産税もかかりますしね(多くの場合はローンを組んで支出すると思いますが)。

こうした固定資産の購入だけではなく、自分の能力を高めるための投資やボランティア(寄附)に関連する支出も意識しておくとよいでしょう。

たとえば、ヨガのレッスン代や英会話代金、自分が応援している団体への寄附などが該当します。

大事なのは、こうした支出を説明できる。言い換えれば意識的に行うこと、です。

カード払いや年払いの弱点は、こうした支出が無意識になってしまう、ことにありますね。

私も応援している団体の寄附をカード払いにしているのですが、どうにも忘れがちになってしまってよくないなーと思ってます。

寄附した時に応援したい!頑張って欲しい!そう思って出したはずなのに、意識から薄れてしまうこと。

大変よくないな、と感じています。

記録を取ることは結果的にはお金の有難さを実感し、有効に使っていこうという意識付けになります。

意識的にお金を使うことで、それに対応する対価も意識出来るようになります。

たとえば、○○円払っているんだから、きちんと英会話のレッスン頑張らないと!

とか、ですね。

お金のために頑張るわけではないのですが、何かの対価を得たくてお金を使っているわけですので、そこについて説明がつくように、自分で効果が実感出来るようにしておくべきでしょう。

節約も大事ですけど、人生を豊かにするお金の使い方を心がけたいですね。



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