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雇用と退職金を考えてみる(1)

今日は時間の関係上、少し簡単に。

これまでの退職金に関する話で分かってきたのは、雇用の在り方と連携して考えていく必要があるという事です。

例えば、定年延長と退職金についてですね。

こちらでも触れられていますが、

定年延長が行われる場合に退職金がどのように再設計されるのか?

この点は従業員にとっても関心事でしょう。もちろん企業経営者にとっても

長い間雇用してもらえる、ということになれば、まとまった退職金は必要ない、という考え方もあるかもしれません。

①退職金が減額される、としても定年延長して働きたいのか?

②それとも退職して老後保障に充てるのか?

選択が認められるべきだとは思いますが、公的年金の所得代替率の低下を考えると、①の方向性が主流になるかもしれません。

同一賃金同一労働の下での退職金の在り方、ももう一つの議論したいポイントですね。

おおむね5年以上の長期勤続の契約社員、パート社員については、少なくとも正社員の退職金の4分の1以上は退職金を出すというのが、同一労働同一賃金ルールに基づく退職金制度の見直しにおける目安になるでしょう。

果たしてどうなるのか?どう考えるべきなのか?

注目すべきところですね。あと、やはりこれ。

コロナ倒産で退職金はどうなる?

ですね。

少しペースは落ちるかもしれませんが、ゆっくりとこうしたことを追っていきます。



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