悩み、そして進んでいく:悩みをアウトプットする重要性と注意点

3月も末になりました。

皆さんの中には4月から不安だ・・・という人もいるのではないでしょうか?

色々なことが不安になり、悩むのが3月だな、といつも思います。

かくいう私も皆さんと同じように不安です。

いつも悩んでいます。

悩みの内容は人それぞれと思います。

悩んでいることがつまらないこと、前向きになれていない、進めていない、そんな風に落ち込む必要ありません。

悩みを通じて、私たちは新しい自分への作り変わっていくことができます。そのために必要なプロセスが悩みなのです。

悩まない人も中にはいるでしょうが、やたら前向きであれば良いと私は思っていません。

立ち止まって一旦、自分のやっていることを整理する時間も必要です。またこれでよかったのか?と反省することも大事です。

自分自身がこれまでやってきたことが正しかったのか・・・ということについても悩んでみるのも良いのではないでしょうか。

私たちは大いに悩むべきです。

ただし、ずっと悩みっぱなしというわけにはいかないので、悩みを自分の心の中に落とし込んでいくプロセスは大事です。

そこで、悩みの内容を書き出して、自分が何に悩んでいるかに気づく、ということをすることをお勧めします。

自分の悩みの正体、つまり、それが自分の心のどこから来ているのか?ということに気づけていない人は多いです。

書き出すのが向いていない人は、悩みを誰かに相談してみる、ということもいいでしょう。

私は、日々悩みを書き出し、定期的にキャリアカウンセラーにカウンセリングを受けています。

この書き出したり、相談する、というプロセスは、悩みを解消するためではなく、悩みに気づくためのものです。

書き出し、相談してみないと分からないことがたくさんあります。

アウトプットするプロセスで、自分が何に悩み、苦しんでいたのかに気づくことができます。

悩みの根源から浮かび上がってくる自分の性質、性格が明らかになります。

ただし、注意してください。

自分の黒い箇所、つまり欲望の剥き出しの感情が出てきます。

こんな醜い自分がいるのか・・・と知ると愕然とします。落ち込みます。

それを受け止めるには勇気が必要です。

ですが、忘れないでください。

それもまた自分の一部なのだということを。

どんな醜い自分であっても、それを受け止めてあげください。

決して否定はしないであげてください。

その自分の性格、性質を誰かに開示する必要はありません。その部分は隠しておいて良いのです。

ただし、他の人に隠しても、あなた自身には隠す必要はないはずです。

自分が醜い感情の自分を受け入れることで、それが心の中に落とし込まれ、新しい自分へ作り変わっていくことを体験できるでしょう。


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