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きもの文化検定勉強vol. 21(摺箔)

大学の課題が多く、先週土曜から火曜まで全く勉強できませんでした💦
ドイツ語を読まなければいけないんですが、難しいです...

☆今日覚えたポイント

過去問を解いてみた所、わからなかった問題に、摺箔についてのものがありました。型紙の江戸時代以前の使われ方は?という問題です。

答えは摺箔。摺箔の技法についてよく分かっていなかったので調べてみました。

日本大百科全書(ニッポニカ)によると摺箔とは以下のようなことです。

裂地(きれじ)へ金銀箔を接着させて模様を表すこと。金銀粉を接着剤に混ぜて筆書きする金泥絵や、金銀箔を細く切ったものを貼(は)り付ける切金(きりかね)などに対して摺箔という。その技法は、紙に文様を切り透かした型紙を用い、これに接着用の媒剤(通常姫糊(ひめのり))を施し、これの乾かぬうちに箔をのせて柔らかい綿などで軽く押さえ、そのまま乾燥させたのち、刷毛(はけ)で余分の箔を払い落とす。ただ一般に摺箔は、これだけ単独に用いることは少なく、刺しゅう、友禅染めなどと併用して部分的に使われることが多い。

型紙でのりを置き、その上から箔を置いたんですね。

箔おきの技法から、小紋染や、型友禅など豊かな染の表現に発展していくと思うと素敵なことですよね。

参考:
https://kotobank.jp/word/摺箔-85224

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