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2021/09/10 着物勉強vol.5

きもの文化検定の勉強記録vol.5

昨日は過去問題集のわからない箇所まとめを行いました。

昨日覚えたポイント

☆歌舞伎役者好みの模様…歌舞伎役者が使った模様が存在。特に覚えなければいけないのは以下の9種。

三枡…入れ子状に正方形を3つ表した模様。初代市川團十郎が用いた。
鎌輪奴…鎌の模様、◯、「ぬ」の文字を配した模様。7代目市川團十郎が用いた。
六弥太格子…三枡を互い違いに格子状に重ねた模様。8代目市川團十郎が用いた。
斧琴菊…斧の模様、「琴」という漢字、菊の花の模様を模様。3代目尾上菊五郎が用いた。
菊五郎格子…格子の中に「キ」と「呂」の字を配した模様。3代目尾上菊五郎が用いた。
市村格子…横一本、縦六本で表した格子の中に「ら」の字を配した文様。12代目市村羽左衛門が用いた。
高麗屋格子…太い線を縦、細い線を横に用いた格子。4代目松本幸四郎が用いた。
芝翫縞…4本縞の中に鐶をつないだ模様を配した模様。三代目中村歌右衛門が用いた。
花勝見…蔓を格子の模様に配したものの中に花火師を配した模様。3代目阪東三津五郎が用いた。

(参考:2016年版きもの文化検定問題集)


歌舞伎模様は判じ絵的要素が有り、遊び心があって面白いですね。こうした遊び心もこれらの模様が流行した一因なのでしょう。

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