成長ってなんだろう、と考えてみた
成長が必要な人たちと日々接しているため、「成長ってなんだろう」と何度か考えたことがある。
1つは、「できないことができるようになること」
2つ目は「見えないものが見えるようになること」
だと思っている。
知識が増えること、はこのAIの時代には、成長とは呼ばなくなっていると思っている。
知らないことは調べる技術、それが正しいのかを精査する、情報リテラシーの方が大事だと思うから。
「できない事ができるようになる」
には、日々の練習が一番だ。
ただ、1人では練習が辛いと言う人は、他の人と一緒にやると言うことが有効だ。
ひとの力を借りることによって、自分だけの力では難しいことが可能になる。
この「できない事ができるようになる」経験を何度かしているうちに、見えないものが見えるようになる。
誤解されないように言うと、「他の人が気づかないことに気づくようになる」のだ。
例えば、新入社員が何度も仕事でミスをしている。
本人は理由が全くわからない。
一つ一つ反省もし、先輩にやり方も教わっているのだけど、ミスをする。
それを見ていた先輩であるあなたは、そこで気づく、
「普段はちゃんとできているのに、焦ったり、時間的余裕がないと気にいつも失敗しているな」と言うことに。
そして、後輩に伝える。
「多分あなたは時間的に余裕がない時や、焦った時にミスをしているように思うから、早めに準備したり、緊張するような人と一緒に仕事をするときには、その人と事前にちょっとした雑談をして、距離を近くしていたらいいんじゃないかな、と思うんだけど」と。
目に見えるものの共通点や、点と点と繋いでみることで、目の前に答えが書かれていないけど、仮説を立てることができる。
この二つの力を持っている人は、間違いなく優秀で、さらに成長していくだろう。
一旦成長のループに入ると、加速度的にそして永遠に成長することができるのだと思っている。
そんな人材育成を、今までもやってきたし、これからも何らかの形でやっていくのだろうと思っている。
もちろん、本人に成長意欲がある場合だ。
成長し続けることは、マストではない。
あくまでも個人的趣味だ。
成長したい
成長していると実感したい
と言う方に、読んでいただけたら嬉しい。
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