見出し画像

初の東北3日旅 常識が変わることこそ、旅の醍醐味 JR150周年記念ファイナル切符で訪れた 山形 岩手 青森の旅

3.11を前に行ったつもりはなかった。
ただ結果的には、あれから12年経って北東北の旅に出た。
これは偶然なのか、意味があったのかはわからない。


初の東北3日旅に行ったのは、最初はふとした思いつきだった。
なんとなく、行きたい場所だった。
福岡出身の私にとっては、北海道と並んで東北は遠いところだった。

客室乗務員になってからは、東北がぐんと身近になった。
フライトで空港には、すべての空港に降りている。

花巻空港
青森空港
三沢空港
山形空港
秋田空港

さらに旅では、仙台にも行ったことはある。

だが、旅として北東北には行ったことがなかったので、行くなら東京出張中が良いと思っていた。
新幹線のお得なチケットを調べていると、奇跡的に「JR150周年記念ファイナル」



と言う、
JR東日本管内ならば新幹線も特急も、普通列車も乗り放題の三日間と言うチケットを
見つけた。
お値段22,500円。

格安。

東京と青森往復でも30000円くらいするので、めちゃくちゃお得。
これは、行けと言うサイン。
勝手にそう思って、日程を見ると、私の予定とこのファイナル切符の最終日がドンピシャ。


ここから、どこに行くのかを真剣に調べ始めた。
新潟、秋田、山形、岩手、青森の全てに行きたかったが、時間的に無理なので、私の旅のこだわりを元に調べた。

旅のこだわりとは
1おいしいものが食べられる
2お城がある
3有名な文学者が出ている

これを元に調べて、候補に上がったのが
山形
上杉神社に行きたい
上杉謙信の強さはすごい
芋煮が食べたい

盛岡
盛岡城址がある
平泉の中尊寺金色堂がある
牛肉が美味しい
石川啄木、宮沢賢治の記念館がある

青森
弘前城がある
魚介が美味しい
太宰治記念館「斜陽館」がある

これで決まって、ネットでチケットを取った。

旅程は、新幹線の時間を調べて決めた。

1日目

山形には、米沢まで行き、上杉神社へ行く。
米沢から山形へ移動し、芋煮を食べる。
山形からここは時間短縮で、バスに乗って(自腹1,000円)仙台へ行き、盛岡へ
向かい、盛岡で肉を食べ、盛岡泊。

2日目

盛岡から平泉へ向かい、金色堂を見る。
その後弘前に向かい弘前城へ。
青森に戻り、魚介を食べて青森泊。

3日目

津軽鉄道ストーブ列車に乗って、金木の斜陽館へ。
東京に戻る。

と言うスケジュールを立てた。

この旅のスケジュールを立てている時は、本当にワクワクして楽しい。
自分のことを天才ではないだろうか、と思う瞬間だ。(大袈裟)

こうして、旅に出かけることになる。

実は、私は寒さが苦手だ。
冬に東北に行くなんて、普通の私なら考えられれない。
でも行きたいと思ったし、金色堂も斜陽館も、福岡出身の私にとっては遠いところであり、
そう何度も行けるかどうかはわからない。
だからこそ、行きたいと思ったときに行く。
行きたいと言う気持ちに素直に従う。

旅の終わりの車中で、思う。
本当に行って良かったと。

そして寒さが苦手でも、東北には行けることもわかったし、多くの発見があった。
何より知らない事を知ることができた。
だから行って良かったと思えている。

心は常に答えを知っている。
心の赴くままに行動すれば良いし、それができることを、本当に幸せだと感謝した。

明日から東北旅について、書き残していこう。


サポートありがとうございます!いただいたサポートは、次の良い記事を書くために使わせていただきます!