見出し画像

必要なメッセージは、必要な時にやってくる


最近、直感が冴えていると感じる。

初対面の時から感じていた違和感が、その後パズルのピースをはめるかのように、「ああ、やっぱりそういうことだったのか」「ああ、やっぱりそういう人だったのか」と腑に落ちたことがあった。

初対面で感じたことというのは、細かいことはわからない。
しかし、「全面的にいい人」とは思えず、(これは私にとっていい人、という意味なので、他の人にとっては感じ方は違うかもしれない)「ちょっと様子をみよう」と言う「ボックス」の中に入れていた人が、その後の言動によって「ああ、そう言うことだったのか」「この人の本質はここなのか」と言うのがわかる瞬間がある。

例えば、初対面で「どこかプライドが高い人かもしれない」と言う印象を持っていて、その後マウントを取ってくる発言があった場合は「ああ、やっぱり」と思い、初対面で感じたことは間違ってなかったと思う、と言う感じだ。

そんなことが次々に起きて、すごく納得した。特段付き合わないといけない人たちではないので、さりげなく距離をとっていこうと思っている。

また、私は周囲のことはあまり気にならないのだが、「ライバル心」や「嫉妬心」を別の形で表されることもある。何に嫉妬しているのかさえ、私にはわからないのだが、その根底にあるのはおそらく嫉妬心だろうと思うこともあった。

以前講師をしていた時、それまで5回ほど私の講義をずっと見学する立場だった男性教師が、校長先生の見学授業の際に、なぜか私が担当するはずの講義を自分が担当し、且つ私のそれまでの私の講義内容を、ほぼまるパクリしてアピールしているのを見たことがある。

私からは何も言わなかったが、周囲の先生は当然気づいていて、それでも何をどう感じたのかさえ聞く気はなかった。当該の先生は私に謝っていたが、何を悪いと思っているのかさえ、理解できなかった。私はその後その仕事を継続するよう求められたが、断った。
この時「嫉妬心」を持つ人たちがいることを直接的に知った。
私は嫉妬することがほぼないので、よくわからなかったのだ。

誰かの才能や技術に対して羨ましいと思うことはもちろんある。しかしそんな時は、自分もそのレベルに達するように、むしろ自分の研鑽に努める。理想論かもしれないが、限られた時間なのであれば、当然自己研鑽に努めた方が、人の足を引っ張ったり真似をするよりもずっと効率的だと思うからだ。
しかし、そうは考えない人もいるのだと、この時知ったのだ。

ただ、この出来事で私はこの仕事を断ることができたし、断ったからこそ次のステップに進むことができた。そして、この後東京へとスクール移転をすることとなったのだから。

そう、つまりこれがメッセージだったのだ。
「あなたはここにいてはいけない」と言うメッセージ。私は、そう捉えた。

そして、最近引っ越しを考えていたが、まあ無理に慌てる必要はないな、と思っていたら、「あなたはここにいてはいけないメッセージ」と感じるような出来事が起きた。

3年間住んでいて、一度も起きたことがないようなことが起きたのだ。その瞬間は、腹が立ったのだが、その後すぐに「ああ、やっぱり引っ越した方がいいよというサインなのだ」とわかった。

なんとなくこうしたいな、と言うメッセージが来る→後押しするかのような出来事が起きる(嫌なことである場合が、私は多い)→納得して、行動する

と言うパターンだ。
私の場合は、「ここにはもういたくない」と感じさせるようなメッセージが来ることがほとんどだ。あまりいい出来事ではないことが多い。それは私が「もう、嫌だ」と思うように仕向けているように見える。

嫌な出来事が起きたら、「それはどんな意味があるんだろう」と考えてみるようにしている。
いい出来事の場合は、感謝する。そして「これでいいんだね」と、確認ができる。

これらのメッセージは、占いのように「こうした方がいいですよ」というダイレクトなメッセージではない。
今までの人生を振り返ってみれば、解雇されたことで、自分のスクールを開いたり、講義内容を取られたり、全く心当たりのない嫌な人間関係に巻き込まれたりしたことで、東京行きの決断をしたり、と、ネガテイブな出来事が私の背中を押して、ステップアップにつながっていたな、と思う。それら全てはうまくいっているので、今回感じたことも、次のステップにつながるな、と確信したところだ。

人生は見えない力で動いている。うまくいくのもいかないのも、この見えない力に沿っているかどうかで決まるのだろう。
ただ、メッセージはやってくる。あとはそれに気づくかどうか、だ。

あくまでも私の場合だが、何か参考になることがありましたら、嬉しいです。


サポートありがとうございます!いただいたサポートは、次の良い記事を書くために使わせていただきます!