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自分の中に答えはある


人は自分と向き合うことで、自分のことが理解でき、自分を最大限活かすことができる、と私は考えている。
自分を活かすことができれば、充実しているなと感じる確率が上がると思っている。
「自分はここにいていいんだ」
「自分は役に立っているんだ」
「自分は必要とされているんだ」

と思う人もいるだろうし、
「自分は評価されている」ということが、励みになる人もいる。

しかし、自分と向き合うのが上手な人と、苦手な人がいるなとも感じている。

自分と向き合うのが上手な人は、自分のことが好きな人。
次に、諦めない人。
そして、自分を信じている人だと思う。

自分のことが好きだから、自分を見ることができるし、自分のことが好きだから、自分をさらに成長させたい、と思うのだろう。

でも、自分のことが嫌いな時もあるし、「無理だ」を諦めたくなる時もある。
私もコロナの頃は、自分のことがなぜか嫌になった。
何が、どこが嫌なのかはわからなかったが、今考えてみれば生き方も含めて「自分にうんざり」していたのだと思う。

最初はしっかりと意思と目的を持っていたのに、忙しさと流れに流されて、本来の自分が望んでいた姿とは違っていたことに気づいたからなのだろう。

「どうでもいい」と思ったこともある。
でも、「諦めが悪い」のが私の多分取り柄で、今までに何度も自分に失望した時に自分を変えてきた経験があったから、「自分を信じられた」のだろう。

自分と向き合うのが苦手な人は、その逆だ。
自分のことが嫌いで、自分はどうにもならないと諦めていて、今までも諦めてしまった人なのだと
思う。

または「見なかったことにする人」も多いように思う。

見なかったことにしても全然いいと思うが、おそらく何度かこれを繰り返していくだろう。
それも人生なので、それでもいいと思うが、なんとなく今の自分のままじゃ嫌だな、と思って
いるのだとしたら、思い切って自分と向き合ってみるといいと思う。

その時嫌な自分を見るだろうし、もう無理だよ、という声も聞こえるかもしれない。
でも「この嫌な自分のまま生きたくない」と私は思えたので、自分を変える努力をした。

初めは、正解はわからない。
誰かに相談したところで、私でさえ何が嫌なのかもわからないので、家族でさえもわかるはずはない。
それでも答えを知りたくて、ふと気になったものはなんでも本を読んだり、セミナーを受けたり、人の話を聞いた。

その経験を通してわかったことは、「これじゃない」という、「違うものがわかった」ことによって、だんだんと正解に近づいていった。

そして「この生き方が嫌になったんだ」ということに気づいた。
それは、部屋を掃除したり、花を飾るなどしているときに、自分の気持ちが癒され、安定し、ほっとしていることに気づいたからだ。

外に答えを求めてセミナーに参加したが、結局それらは「違って」いて、家で生活を整えている時に自分が求めていることに気づいたのだ。
答えは自分の中にあったのだ。

そこからは、生き方、仕事の仕方、生活の仕方を徹底して変えた。
すると、自分のことがだんだんと嫌ではなくなり、嫌な部分も許せるようになった。
一言で言えば、「ゆるんだ」のだろう。

ぴーんと貼っていた糸が、良い感じに「ゆるんだ」ことで、自分のいやなところも許せるし、そんなに頑張る必要はないと思ったのだ。
その生き方は今も続いている。

頑張る癖が出そうになると、自分で気づくようになった。
すると、そこでブレーキをかけ、一息置いて、常に余裕あるスケジュールになっているかを確認している。

会社勤めではないからこそ、自分のスケジュールも仕事も自分で決められる自由がある。
だからこそ自分で毎日を楽しく生きられるように、日々メンテナンスしながら進んでいる。

自分が嫌いでも自分と向き合って、自分の心の声を聞いたからこそ、今の私がある。
あなたの中に答えはある。

向き合いたくない、と思っても、向き合ってみると「これだったのか」と発見があると思うので、やってみるといいのではないか、と思っている。


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