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チャンスをつかむ人


チャンスを掴む人は、行動が早い。
チャンスを掴む人は、集中力がある。
チャンスを掴む人は、最初から完璧を目指さない。
チャンスを掴む人は、余計なことには時間をかけない。

誰だってチャンスを掴む人になりたいと思う。
でも、いつもチャンスを逃してしまう人がいる。
そして「私って運がないんだよね」
と言っている。

でも、実際には「運」のせいではなく、行動の速さのように思う。
とにかく「着手」することが早い。
そして、行動しながら調べ物をしたり、人に聞いたりしている。
先に調べてから、行動する人は、圧倒的に行動が遅い。
行動が早い人は、早く準備が完了していて、チャンスを余裕を持って手にしているように思う。

私は31年もの間、客室乗務員になりたい人たちを教えているが、早くに合格する人は、とにかく取り掛かりが早い。

募集がかかったら、すぐに書類作成に取り掛かる。
そして早めに書類を仕上げ、他の人たちがようやく書類を提出している頃には、すでに面接の準備をしている。

時間にも精神的にも余裕があるので、自分が苦手だと思うことも克服することができる。

一方、ギリギリで書類を提出する人たちは、書類選考が通過してから面接の準備を始める。
しかし、時間的にも精神的にも余裕がないため、時間をかけて準備ができない。その結果、面接で想定外のことが起きれば、あわててしまって「チャンスを逃す」のだ。

そして、大体このパターンを繰り返していく。
同じ失敗を繰り返すのは、「行動が遅いから」と言うことに気づいていない。

自分が本当に欲しいチャンスだと思っているのであれば、自分から取りに行くことが大事なのだけど、案外取りに行く人は少ない。
本当にそれが欲しいのだろうか、と思うことも少なくない。

そう、最後は「本気度が足りないのだ」と思われても仕方がない。

人生の中に何度かあるチャンスを、いつも手にしている人と、逃している人がいる。
その違いのほとんどは、結局本人の行動が早いか遅いか、によるのではないか、と思っている。

そして「チャンスを掴む人」は、余計なことに時間を掛けないと思っているのだが、明日それについて書こうと思う。


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