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小説

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さらっと読めて、何かが残る小説を目指してます。 よかったら読んでください。
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#短編小説

短編小説・「メルボルンカフェ店長の人間観察」

オーストラリア・メルボルンの10月はまだ気候が不安定だ。 北半球での春にあたる季節なので、…

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Hiromi  U.
2週間前
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短編小説・「丘の上の住人」

ゆっくりゆっくりと歩いているおじいちゃんを見かけた。 とは言え履いているショートパンツも…

Hiromi  U.
2週間前
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短編小説・サウンド

そのカフェは、キャットストリートと言う可愛くもかっこいい名前の通りにある。 たまたまこの…

Hiromi  U.
3週間前
10

短編小説・ポートピアのプルメリア

世界のどこでも夕陽は美しいのだろうか。 日本は全県行ったし、世界は4大陸に足跡を残した。 …

Hiromi  U.
3週間前
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短編小説 「黒い糸」

春樹は、指定されたカフェに着いた。 平日の昼下がり。 周囲には、30代から40代の主婦で溢…

Hiromi  U.
2か月前
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小説 「視点」最終章 必然

前回までのあらすじ 接客観察が鋭い梨花に感心する鈴。 その鈴は以前から梨花を知っていて、…

Hiromi  U.
3か月前
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短編小説「視点」第5章 縁

前回までのあらすじ 初めて一緒に仕事をした、梨花と鈴。 仕事終わりに行ったカフェで、梨花は鋭い観察力で、素晴らしいスタッフのサービス内容を分析する。 驚いて聞く一方だった鈴は、梨花に懐いていた理由を話し始める。 ******* 鈴は、梨花のことをなぜ知っていたのかと質問され一瞬、下を向いた。 しかしすぐに顔を上げて、語り始めた。 「私が大学2年の時に、大学で開催されたエアラインセミナーに梨花さんが来られていたんです」 「え、あの女子大・・・」 「そうです。私、カタ

短編小説「視点」 第4章 顧客満足は細部に宿る

前回までのあらすじ 中堅客室乗務員の梨花と、後輩の鈴はフライト後に五つ星ホテルに 行った…

Hiromi  U.
3か月前
8

 短編小説「視点」 第3章 「観察力」

中堅客室乗務員の梨花は、初めて佐藤 鈴とフライトした。普段は後輩たちに怖がられがちな梨花…

Hiromi  U.
3か月前
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短編小説 「視点」 第2章 見えないもの

鈴は、梨花の言葉を待っている。 膝の上に、組んだ手を置いて聞いている。 「まず、すごいな…

Hiromi  U.
3か月前
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短編小説 「視点」

第1章 気づき 「先輩、お疲れ様でございました」 「もう、先輩はやめてって言ってるでしょ」…

Hiromi  U.
3か月前
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