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#89 分離不安②

こんばんは。岡山市南区植松、荒神社さん隣にある、うえまつ保育園・うえまつフリースクール、代表の横山です。
ついに3月に入りました!4月5日(月)のオープンまで、残り1ヶ月。利用されるお子さんが安心して通ってくださるよう、環境を整えていきたいと思います(^^)


本日のテーマは、昨日に引き続き『分離不安』です。昨日は保護者の方の目線でのお話でしたが、今回はお子さんを受け入れされる先生方の目線で書きたいと思います( ´ ▽ ` )

先生目線での対応


登園時、お子さんが保護者の方と別れて泣いているとき、どのように声をかけられていますか?


『お母さんがいるか、他のお部屋を探しに行こうか~。』
『お父さんが、迎えに来てくれるまで、お友達と遊んで待ってようね。』『お母さんが車でこの前の道を通るから、バイバイしようね~。』

お子さんをなだめようとして、「お母さん」「お父さん」など、名前を出して声をかけていませんか?

お子さんからすると、「お母さん」「お父さん」と名前を聞くたびに思い出してしまうので、気持ちの切り替えが難しくなっているかもしれません。

気持ちを切り替えようとしているのに、保護者の方の名前に反応してしまい、混乱してしまいます。

ではどのように対応したらよいでしょうか?


自分で気持ちを切り替えることができるお子さんでしたら、泣き止んだ後に好きな遊びに誘ってあげると良いかもしれません。
『レゴブロックで遊んでみよう!今日は何を作ろうかな??』という感じです。泣いている時に話しかけてしまうと、混乱してしまうお子さんがいるので、落ち着いてから声をかけるのが良さそうですね。

その場で気持ちを切り替えることが難しいお子さんでしたら、保護者の方と別れた場所からは、少し離れてみると良いかもしれません。(玄関からクラスへ移動する。運動場へ行ってみるなど)

保護者の方と別れた現場なので、その場にいることが、気持ちの切り替えの妨げになっているかもしれません。場所を変えることで、気持ちを切り替えやすいという場合があります。

↑のような対応をしている際、お子さんが気持ちを切り替えようとしている時に保護者の方の名前を呼びながら声をかけるとどうなるでしょうか?また思い出して泣いてしまうかもしれませんよね(;^_^)

「こんな対応、当たり前じゃん!」と思われた方もいらっしゃると思います。お子さんがおかれている状況をイメージして、少しでも気持ちを切り替えやすいような声かけや対応ができると、保護者の方も安心されますよね(^O^)

うえまつ保育園・うえまつフリースクールでは、利用希望の方を募集しています。お問い合わせは、下記ホームページよりお願いいたします。


フリースクールを立ち上げるきっかけになった本です!

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