見出し画像

手段が目的になってはいけない

手段が目的になってはいけない。これは何度も上司から言われてきた言葉。自分の行動が間違えていないか見返すときによく思い出す。

例えば、お金を稼ぐことは手段であって目的ではない。お金儲けのためだけの行動は全て手段が目的化してしまっている。

目的なく稼いだお金は有効に使われないし、世の中的に良さそうじゃない稼ぎ方をしたりする。

英語を学ぶことを目的に英会話スクールに通う人と英語を使わないと仕事にならないから英会話スクールに通う人だときっと後者のほうが英語が上達する速度が速い。

参考書を読みながらプログラミングを学ぶよりも、こういうことがやりたいという目的を達成するためにプログラミングを学ぶ方が上達が早い。

大学に入ることを目的にすると入った後に何をしていいか困ることになるけど、○○を学ぶために○○大学に行きたいと目的をもって大学に進学すると大学進学後も有意義に過ごせることになる。

100m走るときにゴールを駆け抜けるようにゴールより少し先まで走るほうが速い。手段が目的になっているときは100mまでしか走らなくなる。駆け抜けないから速くない。ただ100m走ることが目的ならそれでもいい。タイムを競うなら駆け抜けるように走ったほうがいい。目的が変われば行動と結果が変わる。

仕事も受験も設定されたゴールまでしか走らないのではなく求められた少し先までを目指したほうが良い結果がでる。

目の前の仕事を終わらせることが目的なのか。仕事を通して誰を幸せにしたいのか。


今の行動は何が目的なのかを見失わないようにしたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?