【もしもあなたが猫だったら?(竹内薫)】うえこーの書評#70

【もしもあなたが猫だったら?(竹内薫)】うえこーの書評#70

哲学と物理を題材に思考実験を勧める本。いつも通りのことながら竹内薫さんの文章はわかりやすい。

世の中には、物理学的に純粋な黄色というものがまずあります。それから、そうじゃない、嘘の黄色がある。嘘の黄色というのは、物理学的には赤と緑でしかない。それがたくさん散らばって、混ざっているだけなんです。
 だから、物理学的に正確な測定器具で測ると、それは単なる赤と緑がたくさん散らばって一緒になっているだけで、黄色ではない。でも、人間は、その赤と緑が同時に入ってきたら、黄色って感じる。(p.12)

以上の話はこの本で初めて知った。人間が錯体細胞の担当波長が重なってしまっているのが、原因らしいがなかなか面白い。

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ありがとうございます.
神戸大学物理学科4年生.