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【現代思想2015年11月号 特集=大学の終焉-人文学の消滅-】うえこーの書評#34

今般の認知症業界政治と先日までの社会防衛(立岩真也)

今までの議論を知らなかったので流し読み.

「民主主義」,そして科学(佐藤文隆)

福田歓一氏の論を述べながら,民主主義はそもそも煩わしいものだが,それでも続けていかなければならないというところに同意.

「大学改革」と日本の将来(池内了)

国立大学の法人化の問題は多くの方々が様々な媒体で述べているが,池内さんも同様に「大学改革」の問題を挙げている.

グローバル教育プログラムの二つの間違い(平川克美)

大学はそもそもグローバルであり,文科省のグローバル人材を育成する計画は必要ないという意見に同意.

見知らぬ人との人文学(藤原辰史)

「自由と平和のための京大有志の会」の声明書がこんなにも広まっていたことは知らなかった.

簿記とシェイクスピア(隠岐さや香)

簿記が思いのほか長い歴史を持っていて意外だった.

文献学についての95のテーゼ(ヴェルナー・ハーマッハー/大塚良貴訳)

宮崎さんの論文の参考文献だったので読んだが全く分からなかった.

文献学への新たな回帰?(宮崎裕助)

精読の重要性を述べた文章.確かに大事なのはわかるが,それが結構難しい.

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