【はじめての文学 村上春樹(村上春樹)】うえこーの書評#110

 村上春樹の短編集。

 私は短編が苦手だ。文の構成にちゃんとした起承転結はなく、急に物語が始まり、急に終わる。内容もちゃんと説明されることはほとんどなく、様々な疑問が宙ぶらりんのままだ。

 加えて、今回の著者は理解するのが難しいと言われた村上春樹だ。
「シドニーのグリーン・ストリート」の羊男と羊博士って何者?
「かいつぶり」の手乗りかいつぶり
「踊る小人」の結末
様々な疑問を生じ続けながら読み進めた。しかし、全然よくわからない。もちろん字面は読めるがちゃんと理解はできていない。

自分が短編を楽しく読める日は果たして来るのだろうか。

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