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【第34回】村上春樹が語る「スヌーピーの作者のことば」がすごかった。

まなぶRADIOのアドリブを聴きながらnoteが読めます。↓

みなさんお疲れ様です!植木学です。
まなぶRADIO。

今日第34回のテーマは、
「村上春樹が語る「スヌーピーの作者のことば」がすごかった。」です。

先日村上春樹さんがスヌーピーとチャールズ・ブラウン、
つまり漫画「ピーナッツ」の作者さんであるチャールズ・シュルツさんの言葉をご紹介していました。

彼はこう言っています。

「人生は10段変速の自転車に似ている。大抵の人は使わないギアをいくつも持っている」

うーん、そう言われればたしかにそうですね。僕もけっこう長く生きていますけど、「考えてみれば、これまで一度も使ったことがなかったよ」というギアが自分の中にいくつもあります。でも「せっかくあるんだから、ひとつ使ってみようか」とか思っても、おそらくはもう使わないでしょうね。ま、いまさら面倒だということもあるけど、所詮はそういうのが人生なんだから。人生の選択肢は数多くあっても、僕らが実際に選ぶ道って、結局は限られているんですね。

村上RADIO第66回より
https://www.tfm.co.jp/murakamiradio/


この言葉を聞いた時、みなさんはどう思われたでしょうか。


たしかに僕も、人生の中でしょっちゅう使っているギアもあれば、

ときどき使うギア、もう全く使ったことがないギアといろいろあるなぁと思いました。

そして、そのギアは自分で調整できるものっていうわけでもないんじゃないかなと。

人生の、あのタイミングだったから、
あのギアを使っていた
と思うし、

これからまた似たようなタイミングがくれば使うかもしれないけど、

それまでは使わないんだろうなぁとか。

そういうのを感じました。

そして、最後に村上春樹さんが言った言葉も、僕はすごく学びがありましたね。

人生の選択肢は数多くあっても、僕らが実際に選ぶ道って、結局は限られているんですよね。

うーん、考えさせられますね。

ほんとに、目の前に選択肢っていっぱいあるんですよね。

でも、結局選ばないと、道って進まないんですよね。

っていうことは、おじいちゃんおばあちゃんになってから振り返ってみると、
結局、自分が選んだ道しか、進んでいない
んですよね。

ってことは、多くの選択肢は、自分の人生には関わらなくなるということなんだと思います。

今無数に感じる選択肢は、結局ほとんどは自分の人生に関わらなくなる。
この前提で生きていると、結構楽な感じしますよね。

つまり、今目の前のあるものの中から、自分が進みたいと思った道を、1つずつ進めばいいんだと。

それをただ繰り返していく。
そして繰り返しながら楽しんでいく。

そしたら、気のいいおじいちゃんやおばあちゃんになっているはずでしょう。

おじいちゃんやおばあちゃんになったときに、親切な人間でありたいものですね。

お付き合いくださりありがとうございました。
お便りはXのフォームよりお送りください。

それでは、また明日。

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