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【第20回】【有料級】【成長速度を速めるコツ】「ベター」と「ベスト」を使い分けよう!

まなぶRADIOを聴きながらnoteが読めます↓

みなさんお疲れ様です!植木学です。
まなぶRADIO。
今日記念すべき第20回目のテーマは、
『「ベター」と「ベスト」を使い分けよう!』です。

テーマだけだとピンとこないかもしれませんが、
多くの人と話をしてきて、すごくここで傾向が分かれているなぁと感じているんですね。
それを今日はお話できたらいいかなぁと思います。
どうぞよろしくお願いします。

1. 「ベター」と「ベスト」の意味


では、「ベター」と「ベスト」について、何を指しているかからお伝えします。
先に「ベスト」からいきます。
「ベスト」は、何か物事をする上で、最初から期待をしていた結果、を指しています。

たとえば、「3日後に本を読み終わろう」とか。つまり、目標とも言い換えれるかもしれませんね。

それに対して「ベター」は、今ある選択肢の中で、最良の結果を指します。
目標とは違うんですけど、ちょっとわかりにくいですよね。

たとえば、「3日後に本を読み終わるつもりが、3日後に30ページ残ってしまった。あと2日あればちょうどよく30ページが読み終われるので、あと2日頑張ろう」みたいな。
つまり「ベター」こそが、「最善の選択」なんですよ。

ここまで、まず「ベター」と「ベスト」の意味合いを説明しました。

2. 「ベター」と「ベスト」の使い分け


ではこの2つをどう使い分けるかを説明しますね。

まず流れとしては、「ベスト」を考えるのが時系列的に先になるんですね。
目標と同じようなものなので、まず物事を行う上で、「ベスト」を想定すると思います。
これは、別に目標を設定したりしなくても生まれます
「ベスト」は厳密には目標とは違います。
つまり、「自然と頭の中で最初に期待している結果」が「ベスト」なんです。
なので、「ベスト」は自然と生まれているんですね。

それに対して、「ベター」。
これをうまく使い分ける必要があります。
「ベター」はその物事を行った後に、
「ベスト」な結果が出なかった時、考えるべきもの
なんですね。
「ベスト」な結果が出なかった時に「ベター」を考えることで、
現状を前向きに捉えて次につなげることができるんです。

そのような「ベター」と「ベスト」の使い分けが必要です。
でなんでわざわざまなぶRADIOでこの話をしたかと、その核心に迫る部分をここからはお話します。

3. わざわざまなぶRADIOで紹介したわけ


物事をする上で意識的にも無意識的にも目的を考えているはずなんですね。
目的を考えているということは、何かしら「ベスト」な状態を想定しているはずなんです。
もしその後に「ベスト」な状態にならなかったとき、人は次のどっちかの考え方になります。

1つは「ベター」な考え方。
今のその状態から、じゃあどうしようかな?と考えること。

もう1つは、
「ベスト」にならなかったことを、悔やんでしまうことです。

この悔やむというのが、かなり厄介なんですね。
もちろん反省は大事ですが、
反省はあくまで「次につなげるにはどうしたらいいか」ということです。
先を見ているんですね。
それに対して、後悔は、「ひたすらに悔しい」んですね。
次につなげるというニュアンスは含まれていません。
つなげたい気持ちはあっても、後悔だけではなかなか変わることは難しいんです。
つまり、今日この話をしたかったのは、
「ベター」を使い分けられずに「ベスト」だけを求めてしまって、
悔やみやすい人に届けたいという気持ちがあったから
なんです。

もちろん、誰しもがそういう感覚に陥る状況っていうのはあります。
そのときにどう考えるかが大切なんですね。

つまり、そこで「ベター」を使えばいいんです。

「後悔」していたら、「ベター」を思い出す。

「悔しさ」を感じた時は、切り替えて「ベター」を考える。
すると、今すでに起こってしまった現実を必ずプラスの方向に繋げていけるんです。
今の状況を前向きに捉えることが、自分の未来を明るくする唯一の手段かなと思います。

4. まとめ


まとめます。
「ベスト」は物事をする上で、最初に期待する結果を指します。
「ベター」は、今の状況から考える最善の選択肢を指します。

人は何かをする時にまず「ベスト」を考えているものですが、
うまくいかなったときは「ベター」を考える癖をつけること。

そうすれば、後悔に支配されずに、成長速度を速めていけます。


今日は以上です。
お便りはXのフォームよりお送りください。
ありがとうございました。
それでは、また明日。

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