見出し画像

【第30回】自分を大切にしていないと、他人に価値を与えることはできない。

まなぶRADIOのアドリブを聴きながらnoteが読めます。↓

みなさんお疲れ様です!植木学です。
まなぶRADIO。

今日記念すべき第30回のテーマは
「自分を大切にしていないと、他人に価値を与えることはできない」です。

大人になるにつれて、仕事やなんでもそうですが、
「他人に価値を与える」立場に立つようになると思うんですね。

ただ、そこでうまく価値を与えられなかったり、
しんどくなったりする方は非常に多いと思います。

日本人の約15人に1人がうつ病になるという事実がありますが、
これにもつながっているんじゃないかなと思っています。
残念ながらこんな切り口で統計は取れませんが、
今まで観察してきた経験からそうだと僕は考えています。

ではなんで大人になって「他人に価値を与える」ことができないのか?

自分の心を満たすように生きているか。


それは、「自分を大切にしていない」という言葉でまとめられるのかなと思います。

自分を大切にするというのは、経済面だけではありません。
自分が求めていること、自分が大切にしていること、
そういった心の動きを満たすように生きているか
ということです。

心の動きというのは目で見えないので、
お金をたくさん稼いでいるからといって
自分を大切にしている人というふうには単純に結びつけることはできないんです。

心の動きを感じるには、ちゃんとアンテナを張る必要があるんですね。
「自分はどういうことを大切にしているんだろう?」と。

ライターンのコミュニティでは、そのアンテナを張る練習のために、
「保健室だより」をやっていたり、「コーチングワークショップ」を行なっています。
それに答えたり参加したりしてくれる方は、心にアンテナを張る余裕が作れている人なんだな、
その大切さを感じてくれているんだなと感じています。

逆に、参加が難しくなっている人は、その心の大切さを感じられていないかもしれないし、
感じる余裕を持てていない環境にいるのかもしれません。
でもそれは仕方ないと思っています。
人それぞれタイミングが違うと思うし、だれが先みたいなのはないですから。

でも、そういった環境だと、いずれしんどくなるというか、
すでにしんどい
んだと思うんですね。
その流れで人は病んでいってしまうんです。

病んでみないと病む流れってわかりにくいと思うので、
知らず知らずのうちにそっちに流れているということはよくあります。

僕は医者としてもそういった方々をよくみていました。

なので、「自分を大切にする」ことを忘れないでください。

シャンパンタワーで例えるとわかりやすい。


1つイメージしやすい例をお話します。
シャンパンタワーってあるじゃないですか?
あれっててっぺんからシャンパンを流して、
1番上が満たされたらその下に注がれていくと思うんです。

その1番上のグラスが、自分なんですよ。

自分のグラスを満たしていないと、その下には注ぐことができないんですね。

ましてや自分のグラスが満たされる前に下に注いでいると、自分のグラスが空になっていきます。
そしたら、注げるシャンパンも自分には残らなくなるし、自分も満たされなくなるわけです。
想像がつきますでしょうか。

だから、とにかく「自分を満たす」こと。
そこからなんですね。

自分を満たすのは、周囲を喜ばせるため。


だけど、「自分を満たす」ことで終わってしまったらいけないんです。
あくまで「周囲に価値を与える」ために「自分を満たす」
という前提を持ってください。

なぜなら、人は1人では生きていけないからです。

人とのつながりを感じようとする意識が、人は本能的に必要なんですね。

だから、「周囲に価値を与える」ために「自分を満たす」
「周囲を喜ばせる」ために「自分を大切にする」とも言い換えられますね。

その気持ちを死ぬ時まで大切に持っていてください。

そしたらすこやかに稼ぎ続けるということにもつながります。
勝手にお金も入るようになるんですよね。


今日はここまで。

お便りはXのフォームよりお送りください。

お付き合いくださりありがとうございました!

それでは、また明日!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?