知れば知るほど。
こんにちは。別海町酪農研修牧場研修生の上田兼司です。
前回は、牛のことや酪農のことをなんにも知らなかったけどがんばるよ、みたいなのを書いた。(https://gamp.ameblo.jp/ueken1117/entry-12611298230.html)
そんな僕も大学の講義や実習を通して、牛や酪農について少しずつ知っていった。
そのなかで酪農家になりたい、と思ったわけですが、、、
これ、知れば知るほど酪農の新規参入って、無理では…??と思っていってしまった。
💡大学新卒で酪農の新規参入はできないのか?
ネットでいろいろ調べてるうちに、こんな記事を見つけた。
https://tanatiku.com/kazuma/7617
兵庫県で畜産新規参入された田中一馬さんという方のブログです。
若い人が畜産新規参入することの現実、厳しい部分から前向きな意見まで書かれていて、何回も読んでしまった。
新規参入の情報が少なかった中でこういうことを伝えてくださったのはありがたかったのだけれど、これを読んで僕は、
こんなすごく頑張ってる人でも厳しい道を乗り越えてやっと、就農できたんだ、、、ぼくなんかにできんのかな。。。。
と、思ってしまったのでした。
💡知れば知るほどに
他にも新農業人フェアとか、大学の先生とか色んな場所で相談した。
厳しい意見が多かったことを覚えてる。10年は色んな牧場で修行した方がいいとか、ここの場所では畜産は無理だね、とか。
色んなところで相談したり、たくさん勉強したり、そういうことをし続ければ就農への道は近づいていくと思っていたのに、知れば知るほどにどんどん道が険しくなって行く気がした。
そうやってネガティブになっていったころ、ふと、思った。
💡やってみるしかないのでは?
まだなんにもやってないんだ、と思った。
相談したり実習に行ったり勉強したりはしてみたけど、直接就農につながることはきっとできてなかったんだ。
その場で終わりの相談、勉強、実習をしてしまっていた気がする。
これは相談に乗ってくれた方や実習を受け入れてくれた方の問題ではなく、自分自身の問題。
とりあえず相談会行ってみる、実習行ってみる、だけでそれを将来に繋げることまで考えられてなかったような。
自分の性格とか考えると、強制的に将来に繋がってしまうような場所にいく必要があるのでは、と思った。
そこで、研修牧場。
研修牧場に入ろう、と。
入ればそれで就農できるわけじゃない。そこでも色んなことを考えて、実行して、自分の足で進んでいかなきゃいけない。
でも、やってみるしかない、と思った。
新規参入への道はそれを目指す人の数だけある。
僕が研修牧場に入ろうと思ったのは、どうしても就農したかったから。その確率が1番高いんじゃないかな、と思ったから。
たいへんなこともたくさんあるけど、ここで頑張っていこうという気持ち。
就農を目指す過程で、自分にできるのか?という問いはつきものかもしれない。
できるかどうかはわかんないよね。でも、やりたいならやってみるしかない。
やってみようと、思います。
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