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バイリンガルニュース  500-549

549 02.26.2023
櫃割仁平

京都大学 大学院教育学研究科
AI俳句/認知心理学
→ep532(2)


548 02.09.2023
1-ロボット信頼回復
(ミシガン大学 ロボットがミスを繰り返す場合の人間の反応を調査:被験者240人に対して、ロボットがピッキング作業でミスを繰り返す状況を模倣したVR実験を実施→被験者は、ロボットがミスをした際に謝罪·説明·約束·否認などの信頼修復の音声を発する状況で、ロボットの能力·善意·誠実さを評価→どの信頼修復戦略を選択しても、ミス前の信頼レベルを回復することは不可)

2-トムクルーズ自信
(ワイカト大学 パイロットが飛行機を着陸させる動画を見るだけで緊急時に飛行機を着陸させられる自信が上昇:被験者780人を、特に説明がなく視認性も制限されたパイロットが操縦する動画を見るグループと見ないグループに分け、緊急時に自分が飛行機を着陸させる自信度を評価→動画を見たグループでは自信度が著しく上昇→男性は女性よりも全ての条件で高い自信を示す傾向)

3-スパイ気球
(米 2023年1月28日−2月4日中国の荷物1トン搭載可能な高さ60mのスパイ気球が米国を横断→サウスカロライナ州沖でF-22戦闘機が撃墜→米情報機関は中国の監視船と確信し、米国の主権·国際法の侵害と主張。南米上空でも別の中国スパイ気球が発見→中国は気象観測用と主張)

4-地震予測新モデル
(Northwestern大学 過去の特定の断層で発生した地震の順序とタイミングを考慮し、従来の平均時間仮定よりも優れた予測を提供可能な新しい地震予測モデルが開発→地震の群発的発生·従来のモデルよりも早い発生など、現象の理解が向上可能性)


547 02.02.2023
1-AI吹き替え
(Flawless社 映画·ドラマの制作後に俳優の口の動きを変え、セリフ·言語を修正できるAIサービスTrueSync発表→Lionsgate社の映画FALLでは、PG13 parents strongly cautioned-13のレーティング獲得のために、汚い言葉を含むセリフが俳優の口の動きとともに変更)

2-グラフ印象
(ロンドン大学シティ·UCL 同じデータでも折れ線グラフ·点グラフ·棒グラフなどの異なるグラフ形式によって、人々は異なる印象を受けること発見:被験者4000人以上に、架空企業の週ごとの売り上げを示すグラフを提示し、8週間後の売り上げの推測に正確性が報酬として結びつくインセンティブを提示→被験者は全体的に、グラフが増加傾向にあると売り上げがさらに増加すると予測し、減少傾向にあるとさらに減少すると予測→特に棒グラフを見た被験者は、棒の色·空白の有無に関係なく他のグラフを見た被験者よりも将来の売上高を低く見積もる傾向)

3-地球内核停止
(北京大学 地球の内核は停止する可能性があり、将来的に逆向きに回転する可能性:1960年代−1990年代にかけての地震波の観測データを分析→地球の内核が約70年ごとに回転する周期性を発見→この周期性は、地球の層間の動的な相互作用に関連しており、重力結合やコア·マントル·表層の回転運動の勢いの移動などが影響)

4-夢の職業2022
(Remify社 2021年10月-2022年10月までの世界各国における夢の職業についてGoogle検索を分析→パイロット・ライター・ダンサー・Youtuber・起業家 日本:Youtuber 韓国:警察官 中国:栄養士 米・加・英・豪:パイロット 印・NZ・南アフリカ:ライター)


546 01.26.2023
MattCab

音楽プロデューサー
→ep29+150


545  01.19.2023
1-Wifiマトリックス
(カーネギーメロン大学·JiaqiGeng ディープラーニングと組み合わせ、Wi-Fi信号だけで部屋の中にいる人物の姿勢を推定することに成功:Wi-Fi信号の位相·振り幅を人間の体24箇所のUV座標にマッピングするディープニューラルネットワークを開発→低コストで複数の人間の姿勢を推定すること可能)

2-自己予想歪み
(マイアミ大学 学生625人を対象に、試験の自己採点と実際の点数の期待値についてした調査→楽観的な学生は実際の点数が予想より低かった場合に次回の期待値を適切に調整し、過度に低く見積もらない傾向→一方で悲観的な学生は、予想より高い点数をとったときでも、次回の試験では低い点数を予測し、予想が不正確になり、将来の不安症状の発現を予測→実際の成績だけでなく、自分の点数に対する予想·期待値がポジティブ/ネガティブな感情を引き起こす可能性)

3-ワイオミングEV禁止
(米 ワイオミングの州議会は、石油·ガス産業の安定性確保のため、2035年までに電気自動車の新規販売を段階的に廃止する法案を検討→電気自動車について充電インフラの不足·レアアースの使用·バッテリーの寿命などを批判→一方でガソリン自動車には実用性があり州内の雇用を創出していると賞賛)

4-Replikaセクハラ
(Luka社 AIチャットボットReplikaに対するユーザーからの性的攻撃的行動に関する苦情が急増:Replikaは、独自のGPT-3 generative pre-trained transformer-3モデルとスクリプト化された対話コンテンツを組み合わせた、AIコンパニオンとして宣伝されたが、現在はサブスクリプション68.99ドルで疑似恋愛サービスを提供→レビューには、セクハラ·プライバシー侵害といった不適切なメッセージが含まれ、同意のない性的いやがらせに対する1つ星評価が増加)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)+540(3)


544 01.12.2023
1-寝起き具合
(UCバークレー 日中の覚醒度は遺伝的要因より前日の活動量と睡眠時間が影響可能性:英·米に住む双子と双子ではない成人833人を対象に、2週間にわたりデバイスを使用して睡眠時間·日中の活動·グルコース反応などを測定+覚醒度·食事の摂取量·満腹感·気分などもアプリを用いて毎日記録→高い覚醒度を得るためには前日に多い身体活動·長い睡眠時間·遅い起床·糖質を制限し炭水化物を多く含む朝食を摂ることが関連→自己の幸福度が高いほど覚醒度も高い傾向 睡眠慣性:日中に眠気長引く・眠気襲う・覚醒レベル低い状態)

2-AI感情表現
(ジョージア工科大学 カスタマーサービスにおいて従業員が顧客に対してポジティブな感情を示すことが顧客の満足度向上に寄与することが確認→AIのチャットボットにも同様に当てはまるのかを調査:被験者155人に、カスタマーサービスのスタッフとやりとり→スタッフが人間の場合、ポジティブな形容詞·感嘆符によって満足度が向上→一方で相手がAIの場合はその効果はなし 被験者88人に、教科書の返品をするというシナリオでAIと会話させ、社会性重視か取引重視かを評価→社会性重視と答えた被験者はポジティブな感情を表現するAIを好ましく評価→一方で取引重視と答えた被験者は逆に悪く評価)

3-CES2023
(米 世界最大の電子機器見本市CES2023 consumer electronics show2023がラスベガスで開催→Acer社ペダルをこいでデバイス充電可能なサイクルデスク・Candela社自動運転電気ボート・Sony社+Honda社EV車Afeela・LG社LEDパネル搭載冷蔵庫・YukaiEngineering社24種類かじりパターン搭載もぐもぐぬいぐるみ・自動走行芝刈り機・歩道走行荷物配送車・旅客ドローンeVTOL electric vertical take-off and landingなど紹介)
CES consumer electronics show→ep445(3)
eVTOL electric vertical take-off and landing→ep521(3)

4-マスク美男美女
(Seoul大学 自分の魅力に対する認識とマスク着用の関係調査:被験者1030人を対象に、自分をより魅力的だと認識する人ほど、マスクを着用しても自分の魅力が高まるわけではなく、マスク着用への意欲が低い傾向→仕事の面接のような他人に良い印象を与えることがより重要な場面で顕著→将来的にパンデミックの収束に伴い、多くの人々にとってマスク着用が単なる自己防衛手段から自己表現の方法へと移行する可能性)


543 12.29.2022
特別編

Michael宅


542 12.22.2022
大石結花

クリエイター/Youtuber
→ep442


541 12.15.2022
1-米国移住ランキング
(バーモント大学 2010−2020年の10年間のデータをもとに、米人の国内での移住パターンを分析→人気を集めている移住先が、山火事·夏の猛暑のリスクが最も高い地域に集中していること判明→移住先のトップは太平洋岸北西部·南西部の一部·テキサス·フロリダ·南東部の大部分→一方で、ハリケーン·頻繁な熱波に見舞われた中西部·大平原·ミシシッピ川沿いからは人々が去る傾向があり、ハリケーンゾーンに住むことのデメリットがその地域のメリットを上回ると感じる人が増加傾向)

2-マイクロプラスチック量
(オークランド大学 2020年9−11月にかけてオークランド市内の大気をモニター→1平方メートルごとの空気中のマイクロプラスチックの中央値が4885個/日に達し、年間で74トンに相当し、ペットボトル300万本以上に相当すること判明→従来の検出方法よりも高度な技術を用いたため、世界各地で検出されたマイクロプラスチックの平均量を大幅に上回る 1ミクロメーター以下のナノプラスチック:人間·動物の細胞に入り込み、脳·肝臓·精巣などの内臓に蓄積する可能性→過去には人間の肺·胎盤でマイクロプラスチックが確認)
マイクロプラスチック→ep180(2)+231(1)+281(2)+317(3)

3-月周回参加者
(前澤友作氏·SpaceX社 月周回宇宙旅行計画dearMoonに選ばれた8人のメンバーは、K-POPグループBIGBANG T.O.P.·プロデューサーSteveAoki·映像作家BrendanHall·YouTuber TimDodd·写真家KarimIliya·俳優DevJoshi·振付師YemiAD·アーティストRhiannanAdam+バックアップクルーとして米オリンピックスノーボーダーKaitlynFarrington·日本ダンサーMiyu dearMoon:SpaceXの宇宙船Starshipで打ち上げられ、約6日間の予定→元々は2023年の打ち上げを予定だが、Starshipのテストフライトがまだ完了しておらず、延期される見込み)
前澤友作さん宇宙旅行→ep332(1)+396(1)
Starship→ep232(5)+285(6)+332(1)+342(2)+377(6)+416(3)+475(1)

4-クルーズ地獄
(中国 男性が運転する自動車HavalH6Crossoverのクルーズコントロールがキャンセルできず、走行中にブレーキも効かなくなり、高速道路を515kmも走り続ける事態発生→警察·メーカーに連絡を入れながらも解決策が見つからず、現在も調査が進行中で原因は不明)


540 12.08.2022
1-くちばし大逆転
(ケンブリッジ大学·マーストリヒト自然史博物館 約6670万年前の恐竜時代末期には、可動式くちばしを持つ鳥が既に存在しており、これが進化の基盤となった可能性:歯がある鳥の最後の種である大型古代鳥類Janavis fnalidensは、CT computed tomographyスキャンによって口蓋骨を特定し、可動式くちばしを持っていたことが判明→ダチョウ·エミューなど非可動式くちばしの鳥が可動式がすでに確立した後に進化した可能性→進化の順序が従来説から逆転したこと示唆 現代の鳥の99%可動式くちばし保有)

2-部分痩せ技術
(コロンビア大学 局所的に脂肪組織を治療することが可能な新しい方法開発:脂肪組織に帯電した細胞外マトリックスが存在し、これが正電荷を帯びた分子のための高速ネットワークになっている可能性を発見→正電荷を帯びたカチオン性ナノマテリアルP-G3をマウスに注射→組織全体に迅速に広がり、脂肪細胞の脂質蓄積を抑制し、体重が減少することが確認)

3-ChatGPT
(OpenAI社 自然な会話が可能で広範な話題に対して有益な情報を提供する目的で、AIチャットボットChatGPT無料デモ版サービス開始:GPT-3.5 generative pre-trained transformer-3.5アーキテクチャを使用し、強化学習によって人間との対話を通じて訓練→詳細な回答·広範な知識·過去の会話の記憶·歴史に関する深い理解·複雑なコードの生成などが話題)
GPT generative pre-trained transformer→ep351(4)+450(2)

4-ターミネーター法案
(米 サンフランシスコの監督委員会は、警察に殺傷能力のあるロボットの使用を許可する法案を可決→法案が法制化される前に市長の承認が必要:元の法案はロボットの武力行使を禁止していたが、修正→新しい法案では警察がロボットを使用して人を殺害できる条件が一般市民·警官の生命喪失の危険が差し迫り、他の選択肢·事態の沈静化の試みが不成功である場合に限定)
警察殺傷能力保持ロボット使用→ep221(4)


539 12.01.2022
1-ポッドキャストリスナー
(クイーンズランド工科大学 podcastを聴くことが社会的欲求を満たす可能性:世界各国の被験者308人を対象に、podcastを聞いたことがある78%·週平均3.5時間と回答→big five性格特性含む特性測定→オープンで新しい経験に対して好奇心が強く、認知の探求レベルが高い人々がpodcastを聴く傾向→聴取頻度が高い人は、ホストとのparasocialな関係を形成し、これが社会的な繋がりと人生に意義を見出す傾向と関連 聴く時間の長さとスマートフォンの依存度との関連性なし)
性格特性→ep143(3)+281(5)+439(3)+514(1)
parasocial→ep482(4)

2-オンライン記事凝視
(アムステルダム大学 socail media上で感情的コンテンツ読む時アイトラッキング実験:social media上で感情的なコンテンツを読む際、ネガティブなコメントがポジティブなものよりも注目される傾向で、特に時間制限がある場合、怖がっているコメントが最も注目される傾向→一方、時間制限がない場合には、怒りのコメントが怖がっているコメントよりも長く注目される傾向→感情的なコンテンツに対する注意の分布が時間制限の有無によって異なることを示唆)

3-マインクラフトAI
(OpenAI社 Minecraft内でダイヤモンドを用いたアイテムのクラフトが可能なAIを開発:従来のimitation learning模倣学習は、各工程の因果関係をラベリングし、データ処理に制約有り→新しい手法であるVideoPreTraining動画事前学習を導入→ゲームプレイデータ2000時間分をもとにしたAIがキーボード·マウスの入力をトラッキングし、自動的にゲームプレイ動画にラベリング→巨大なデータセットを利用した模倣学習を可能化→熟練した人間のプレイヤーでも20分以上かかる複雑な工程約24000が必要なダイヤモンドの道具のクラフトを、人間のプレイ動画70000時間分を模倣学習で習得)
Minecraft→ep404(3)

4-呪術信仰
(American大学 2008−2017年までのデータ分析に基づく調査で、世界の95カ国で対面·電話で行われた14万人以上の対象者に対して、特定の人は呪い·魔法によって誰かに悪いことが起こるように仕向けることができると信じている40%と判明→スウェーデンではわずか9%の人が呪術を信じているのに対し、チュニジアでは90%が信じていたとの差を確認→呪術の信仰が世界中に広く存在し、国·地域によってその信仰の度合いが大きく異なること示唆 呪術の信仰は、順応主義的な文化·不安定な公的機関·低い他人への信頼度·少ないイノベーション·高い内集団バイアスと相関)


538 11.24.2022
1-マインドコントロール車椅子
(テキサス大学 腕·足が麻痺している人が、数ヶ月の訓練を通じてマインドコントロールで車椅子を操作できることが初めて実証:脳波を計測するためのスカルキャップを被った被験者3人に、脳内で手足を動かすようにイメージさせ、brain machine interfaceを介して車椅子を操作→初回のセッションでは精度が43−55%→数ヶ月にわたる週3回の訓練を経て、1人は95%、2人は68%、3人は74%の精度に向上→機械学習によるデバイスの能力向上·被験者自身の学習によるもので、脳波を用いて右折·左折の操作パターンを生成するスキルが向上したことが要因)
BMI brain machine interface→ep16(6)+67(1)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)+427(3)+444(1)+447(4)+457(3)+462(2)+502(2)

2-夜間光と糖尿病
(中国上海交通大学 夜間に人工的な光を浴びることと糖尿病リスクの上昇に関連性確認:米国防衛星気象プログラムの夜間の低照度画像データを用いて中国国内の夜間の人工光の度合いを評価→最も明るい地域は最も暗い地域に比べて光の強さが69倍→このデータを中国全土に住む成人98658人の疾患データと結びつけると、最も明るい地域では糖尿病の有病率が28%上昇→多くの糖尿病の危険因子を調整した後でも、有病率·血糖値·インスリン抵抗性との正の相関)

3-アルテミス成功
(NASA·ZebulonScoville Artemis計画の最初のミッションでは、SLS space launch systemロケット打ち上げ宇宙船Orionが月面上空130kmの低空通過を成功させ、Apollo11・12・14が着陸した地点の上空を飛行→NASAはこの瞬間を生中継で配信し、地球の様子も配信)
Artemis計画→ep139(5)+192(6)+354(5)+419(3)+433(4)+475(1)+481(2)+487(3)
Orion·SLS space launch system→ep139(5)+192(6)

4-世界精子半減
(HadassahHebrew大学·HagaiLevine 1973−2018年までの世界53カ国データ分析により、精子の平均濃度が1億120万/mlから4900万まで51.6%減少し、精子数の合計が62.3%減少していたこと判明→この傾向が全世界で見られ、全データの減少率1.16%。2000年以降は加速し、2.64%→精子濃度が4000万/ml以下になると生殖能力が損なわれる可能性)


537 11.17.2022
1-AI採用デンジャー
(ケンブリッジ大学 性差別·人種差別を解消し多様性を確保すると謳われるAI採用ツールに対し、現時点ではブラックボックスであり、疑似科学的な性格分析に過ぎないと指摘:候補者が面接時に服装·環境を変えるだけで分析結果が大きく変動→過去のデータを元にアルゴリズムを改善することで多様性よりも均一性が高まる可能性 2020年の調査によれば、500社のうちAI採用を導入24%、今後1年以内に導入予定56%)

2-葉っぱ見せchimp
(ヨーク大学 これまで人間特有のものとされていた共有のための共有行為が、初めて野生のチンパンジーの子どもが母親に葉っぱを見せることによって確認→これまでの霊長類のケースでは、相手に何かを促すジェスチャーが要求がある場合のみ確認 人間の1歳の赤ちゃんでも何かを見つけた場合、ほかの人に見せようとジェスチャー確認)

3-FTX破綻
(米 大手暗号通貨取引所FTXは流動性危機に直面し、破産を宣言→証券詐欺の容疑で捜査→一方でハッキングにより4億7300万ドル以上が流出:流動性危機の発端は、FTXがパートナー企業のAlamedaResearch社を通じてFTXのFTTコインに顧客資産を投入と報道→競合企業であるBinance社CEO ChangpengZhaoが保有していた全てのFTTコインを売却すると発表→FTX破産宣言→暗号資産市場が大きく影響を受け、FTX CEO SamBankmanFriedなど関係者に関する憶測が拡散 TigerGlobal·SoftbankGroup·BlackRock·LightspeedVenture·Temasek·Sequoia·オンタリオ教員年金など多くの投資機関やTomBrady·ShoheiOhtani·NaomiOsaka·Podcaster·YoutuberがFTXに出資し、個人投資家向けに宣伝)
暗号通貨→ep30(4)+44(6)+69(6)+82(5)+265(1)+266(1)+283(4)+284(5)+299(4)+338(1)+367(5)+465(4)+471(3)

4-グレートフィルター理論
(NASA JPL jet propulsion laboratory·California工科大学 Fermi paradoxに関するgreat filter理論を検証→天の川銀河には星2000億個以上あり、それぞれの星が惑星を平均2.5個持っているため地球外単純生命体の存在が期待されるが、持続可能な知的生命体が出現する可能性は低い可能性→技術的進化が良識を上回る現象に対し、地球外文明も同様な普遍的疑問に直面している可能性 great filterの主要候補として核戦争·パンデミック·AI·小惑星の大規模衝突)


536 11.10.2022
LeoTsukada

Penn State LIGO laser interferometer gravitational-wave observatory researcher
LIGO→ep200(6)+320(6)+415(3)


535 11.03.2022
1-陰謀論ブーム誤解
(マイアミ大学 1966年から現在までの世論調査を分析→陰謀論を信じる人の割合·陰謀論的な思考の平均レベルは増加せず→年代ごとの特定の陰謀論52個のうち13個の人気は一部増加だが、全体としては減少傾向)

2-脳半分無問題
(ピッツバーグ大学·カーネギーメロン大学 人間は脳半分だけでどれだけ残り半分の機能を補えるか調査→脳半分だけでも単語認識・顔認識可能:子どもの頃に脳の半分を摘出する手術を受けた40人に単語認識能力実験·顔認識能力実験を実施→正解率80%で、コントロール群と比較しても正解率の差は10%未満→左右の脳の専門性が年を重ねるにつれて高まる一方で、失った半分でも単語·顔の認識能力は保持確認→脳の神経可塑性について新たな理解発見)

3-悪夢強制終了
(Geneva大学病院・Geneva大学 ポジティブな記憶と関連するピアノの和音を睡眠中に聞かせると悪夢を鎮められること発見:悪夢障害の被験者36人に、悪夢の内容をポジティブに書き換えた後、ポジティブな記憶と結ぼつかせた特定の音を聞かせて2週間、REM rapid eye movement睡眠中に同じ音を流す実験→音を流したグループは悪夢の頻度が減り、夢の中の感情もポジティブに影響を与え、効果は3ヶ月以上持続)

4-スピードぐつ
(ShiftRobotics社 通常の歩行速度よりも250%速い歩行が可能な電動ローリングシューズ開発:車輪6つが組み込まれ、AI技術により歩幅に合わせた転がり方を学習。足首の動きによってロックモードとローリングモードが切り替え可能。最高時速は13km→現在Kickstarterで資金調達中で、坂道をローリングしながら歩くデモ動画が公開。販売価格は1399ドル予定)


534 10.27.2022
1-スペーシングとリトリーブ
(アイオワ州立大学 過去100年間の学習に関する研究内容を検証→spacingスペーシング·retrievalリトリーブと呼ばれる2つの戦略が、研究室·学校·職場で効果的であることが繰り返し示されながらも、社会で実装されていないと指摘 spacing:時間をかけて少しずつ学習する方法→内容を忘れた時に再度学習すると効果的 retrieval:フラッシュカード・模擬試験・自由記述問題など通じて1度学んだこと思い出し知識・記憶を確認する方法→多くの情報を長い時間保持可能)

2-脳内異音センサー
(ニューヨーク大学 車のドアが正しく閉まらなかったり、音楽で音がずれた場合など、異なる音に人間はすぐに気づく能力は、脳の聴覚中枢が音を区別する働きを持っていることが確認:マウスの動作に合わせて同じ音を鳴らすことを学習→その後音を変えたり消したりタイミングをずらすと、聴覚野の神経細胞は予想通りの音ではほとんど反応せず、変化があると激しく反応→脳は期待した音との一致を重視し、予測外の音に強く反応すること発見 音を消した場合、予想通りの音が鳴る時活性化するはずだった神経細胞の一部が活性化→事前に期待した音の記憶を呼び覚ましている可能性)

3-床下に聖ニコラス
(Antalya文化遺産保存地域委員会·OsmanEravsar トルコのビザンチン教会の地下にて、サンタクロースのモデルとなった聖ニコラスの1600年前の墓を発見 ビザンチン教会は、中世3−4世紀のバジリカが破壊された後、その基礎を利用して7−8世紀に再建されたもので、聖ニコラスは最初のバジリカの司教であったと判明 作業員が床の間を発見し、2017年から行われていた床下の調査で、聖ニコラスが歩いた初期の教会の床のタイルが発掘)

4-動物の色パターン
(Arizona大学・Oklahoma州立大学 陸生脊椎動物1824種を調査→体の特定の色が異なる目的によって進化しているパターンを発見:調査では、動物の体の色を誘引機能のあるcome hitherこっちおいでカラーと回避機能のあるget lostあっちいけカラーに分類→diurnal日中に行動する動物にはこっちおいでカラーが多く、nocturnal夜行性の動物にはあっちいけカラーが多いこと判明→赤·オレンジ·黄色が捕食者回避·仲間引きつけに使われる傾向→一方で、青色は交尾に関連する頻度が高い傾向)


533 10.20.2022
1-スヌーズ機能
(ノートルダム大学 習慣的に目覚ましのスヌーズ機能を使用している57%:成人450人を対象に、睡眠時間・心拍数・歩数など測定→女性の方が男性よりも50%多くスヌーズ機能を利用→スヌーズ機能を使う人は使わない人に比べて日中の歩数が少なく、不眠の経験が多い傾向。夜型の人ほどスヌーズ機能を利用しやすく、全体的に疲れやすい傾向)

2-セクシャルチョーキング
(インディアナ大学 米国中西部の大学生·大学院生4242人を対象に、学生がセックス中に首を締める行為に参加したことがある40%→大学生の方が大学院生よりも首を締める経験が多い傾向。初めて行った年齢は平均19歳で、そのうち10代前半経験1/4人。手を使い、平均的には3.8の強度で首をしめる傾向。気絶した経験は1%未満。首を締めることで実際に快感を感じると答えたのはごく少数→快感なくリスクが高いにもかかわらず若者の間で急速に広まっている謎)

3-DishBrain
(CorticalLabs·UniversityCollegeLondon ヒト·マウスの脳細胞80万個を含む神経細胞集団DishBrainと呼ばれるシャーレが、コンピュータ上の卓球ゲームPongの遊び方を学習→知能の兆候を示すことが実証:DishBrainは高密度多電極アレイを使用して適応的コンピュテーション実施→ゲームプレイ開始5分以内にパフォーマンスが向上し、学習していることが確認→synthetic biological intelligence合成生物学的知能という、自分自身の行動結果から得られる散在する感覚情報を目標に向けて自己活動を構築する能力)

4-ブラホ遅延放出
(Harvard&Smithsonian天体物理学センター·EdoBerger 2018年に観測された地球から6億6500万光年離れた星がブラックホールAT2018hyzに飲み込まれる様子観測→2021年、VLA very large array観測装置を使用して同じブラックホールが光の速さの半分の速度で物質を放出していたことが発見→これまで観測されていた中で最も強い電波の輝きを放つ潮汐破壊現象の1つ可能性)


532 10.13.2022
1-eスクーター事故
(米小児国立病院 2011−2020年までの間にeスクーターの事故が急増→怪我をした子どもの中で入院が必要なケースが2011年の4.2%から2020年は12.9%まで増加→患者の腕を骨折27%、擦り傷22%、縫合が必要な切り傷17%、脳震盪·頭がい骨骨折·内出血などの頭部の負傷10%以上経験)

2-AI俳句
(京都大学 AIが作った俳句·人間が作った俳句·AIの判断に人間がフィードバックした俳句を被験者385人に評価→最初の実験では作者を伏せたまま俳句を評価し、次の実験では作者が人間かAIかを推測→AIの判断に人間が介入した俳句が最も高く評価され、人間/AIが単独で作った俳句は同程度に評価→被験者は俳句の作者を正しく区別できず、特に高度なレベルのAIによる俳句は人間が作ったものと勘違いされる傾向)

3-QuestPro
(Meta社デベロッパー向けカンファレンスConnect·MarkZuckerberg VRヘッドセットQuestPro+独自ハプティクス・センサー・プロセッサー搭載コントローラー発表を発表:フェイシャルトラッキング·レッグトラッキングなどの機能に加え、MR mixed reality機能も体験可能。QuestProはQuest2に比べて1 inchあたりのピクセル数が37%·コントラストが75%向上·コンピュータチップが50%向上 2020年に発売されたQuest2の価格300ドル→QuestProの価格1500ドル予定)
Quest→ep435(1)
Oculus→ep123(6)+435(1)+467(3)+494(2)

4-夜空衛星広告
(Skolkovo科学技術研究所 地球軌道上の反射型衛星を用いて様々な国の夜空を横断する広告を制作する実現可能性調査→小型衛星50基にカーブ状の反射板を搭載すれば、地球から見える月の幅の3倍の大きさで、50ピクセルの簡単なロゴ·文章·画像を約10分間表示しながら空を横切ることが可能)


531 10.06.2022
1-潜在連想テスト
(UCリバーサイド 人種・性的指向・年齢について自分が属さない集団を好む=自分が属している集団を嫌うという潜在的バイアスの仮説を調査する潜在連想テストを87万9000人を対象に実施→自らが少数派に属する被験者の中で、多数派に対して肯定的なバイアスがある人は、自分のグループに対する否定的評価よりも多数派のグループへの肯定的評価が常に上回る傾向→少数派であるにもかかわらず他のグループを好む場合、自分のグループを否定的に見ているわけではないことを示唆→例外として、白人·若者の中には、他の人種·年配者に対して肯定的なバイアスがある被験者の場合、自分の集団に対して否定的な感情を持っている割合が高い傾向)

2-なりきり科学者
(イェール大学 4−7歳の子ども240人を対象に、コンピュータ画面上の物体が水に浮くか沈むかを予想させるゲームを実施→今日1日科学者と告げられるグループ・今日1日科学者と告げられる+女子MarieCurie/男子IsaacNewtonの苦労/成功ストーリー聞くグループ・今日1日科学者と告げられる+女子MarieCurie/男子IsaacNewtonの苦労/成功話聞く+ゲーム中科学者になりきるグループに分類→全グループの男女ともに正解率70%。ゲーム実施回数は女子平均6回·男子12回→科学者になりきるグループの女の子だけが他のグループの女の子の2倍の平均12回→女の子たちが科学者になりきることで興味·参加意欲が高まり、学習の機会が増えた可能性)

3-Meta動画生成
(Meta社 文章での説明をもとに短い動画を生成するAIツールMake-A-Videoを発表:大規模な動画データを用いて、フィルターをかけずに世界の動きを学習→生成される動画は5秒未満で、音声なし)

4-オール電化飛行機
(Eviation社 初のオール電化航空旅客機Aliceがテスト飛行を成功→9人乗りの機体の商業化は次のイテレーションからで、最大2時間/400kmの飛行が可能。総重量1150kg搭載可能。充電時間は35分になる見込み→国内線航空会社·DHLExpressから100機以上の受注)


530 09.29.2022
1-リアルブルースウィリス
(NASA·LoriGlaze 2021年小惑星軌道変更衝突実験DART double asteroid redirection test探査機を打ち上げ→小惑星Didymosを周回する小惑星Dimorphosに衝突→今後は衝突による軌道変化を分析し、4年後にESA european space agencyの探査機3機が追跡調査を行う予定)
DART double asteroid redirection test→ep182(1)+192(6)+489(3)

2-契約書イグノーベル
(MIT·エジンバラ大学 契約書·利用規約は弁護士以外の人にとって非常に読みづらく、理解しにくい要素が多いこと調査→法的文書は不必要に難解で長い言葉·複雑な文構造が使われ、それが理解を妨げていること判明:契約書の通常バージョンと内容を保ったまま小説・インターネット・新聞・TVなどで使われる一般的な文章に直したバージョンを比較コーパス分析→契約書では普段使わない言葉・遠距離の文章に依存した中央埋め込み・受動態・大文字を多用する傾向発見→契約書の理解問題の正解率67.7%・一般的表現の理解問題の正解率73.5% イグノーベル賞受賞)

3-機内うめき声
(AmericanAirlines社 フライトで機内アナウンスのシステムから奇妙な男性のうめき声が流れる動画をTwitterユーザー投稿→複数の航空機で同様事案確認→ロサンゼルス空港に到着する便での報告が多い中、外部からのハッキングは不可能であると説明)


529 09.22.2022
1-生涯独身宗教
(UCL·蘭州大学 チベット仏教の僧院における生涯独身に焦点を当て、世界の宗教団体において独身主義がどのように進化してきたか調査:チベット高原東部の村21カ所·530世帯にわたり家系図·経済状況などのデータを収集→僧侶として送られるのは通常次男以降であり、兄弟に僧侶がいる男性は裕福で多くの家畜を所有し結婚も早く子どもも多い傾向→進化的適応度への影響を算出する数理モデル構築→生涯独身の僧侶が結婚市場での競争を減少させ、財産を放棄する兄弟によって他の男性が親の財産を手に入れやすくなることで子孫の数が増加する可能性→一方で、僧侶にとって不利であるため、親の意向により寺に送られる慣習が進化的に残存)

2-医療用タトゥー
(ジョージア工科大学·MicronBiomedical社 痛み·出血なく、安価に施せる医療用途に特化したタトゥーマイクロニードルパッチ開発:数十から数百本の微小な針が特定のデザインに配置され、皮膚に貼り付け、皮膚に押し込まれると溶けて中のインクが注入される仕組み→医療用途としては、放射線治療用のマーキング·乳がん手術後の乳首再現·てんかん/アレルギーなどのメディカルアラート·犬/猫の識別にも避妊/去勢が終わった動物の管理に応用可能)

3-伝家の宝刀
(Yale大学・Cornell大学 気候変動により南極·北極の氷が溶けている問題に対し、成層圏に反射性のエアロゾルを噴射して再度凍らせる提案:南北60度の範囲に赤道から高度13kmに二酸化硫黄のエアロゾル1200万トンを噴射→平均気温を3.7度下げ、気温上昇を逆転させる可能性があると提案→プロジェクトには10年以上かかり、大量の特殊航空機が必要で年間110億ドルの費用見込み 北極:年間表面温度が1971−2019年に3度上昇し、海氷面積が1980年代比40%減少→2050年までには海氷がほぼ消失する可能性)

4-ヒト固有免疫細胞
(Yale大学·NenadSestan 霊長類の中で共通している脳細胞109種類と、各霊長類固有の脳細胞5種類を特定→ヒト固有の免疫脳細胞に神経精神疾患に関連する遺伝子が存在すること発見:ヒト・チンパンジー・Makaqueマカク・Marmoset monkeyマーモセットの脳の背外側前頭前野を分析→ヒトの脳の背外側前頭前野に存在するヒト独自の脳免疫細胞において、遺伝子FOXP2の変異が、言語障害·自閉症·統合失調症などの神経症状と関連していることが発見→人間のアイデンティティの核となる部分が他の霊長類と異なっている理由についての理解が進む可能性)


528 09.15.2022
1-エリザベス女王
(英 女王Elizabeth IIが96歳で崩御:歴代最長70年にわたり英の君主として在位→ウェストミンスター寺院で国葬が行われ、天皇陛下を含む世界各国の首脳·王族が参列予定→国葬当日の朝まで棺は一般に公開され、約75万人が訪れる見込み→息子の国王Charlesはすでに即位しているが、正式な戴冠式は2023年に予定)

2-初対面発言量
(バージニア大学 初対面の相手との会話では、人は自分の発言量を半分以下にすることで好感を得ると信じがちだが、実際には多く話す方が相手から好感を得やすいこと判明:被験者116人を30−70%の発言量で対話させた実験→多く話すほど好感度は上昇し、好感と興味深いは比例して上昇し、直感と異なる結果→初対面の相手にはざっくりとした印象が残る傾向があり、好感と興味深いが反比例するような複雑な印象が持たれる可能性は低い傾向)

3-エジプトネトフリ検閲
(エジプトメディア規制最高評議会 Netfix·Disney+などのデジタルプラットフォームに対し、国家規範·社会的価値を尊重することを約束させる規制·ライセンス規則を設ける予定と発表→この声明は、サウジアラビアのメディア規制当局·湾岸協力会議がNetfixに対し、イスラム教·社会的な価値観に反するコンテンツを検閲しないのであれば法的措置を取ると声明した直後に発表)

4-嫦娥5号新鉱物
(BRIUG beijing research institute of uranium geology 新鉱物命名·分類委員会で2020年のChang’e5嫦娥5号ミッションにより月で採取されたサンプルから新しい結晶性鉱物Changesiteを発見:Changesiteはリン酸塩の柱状結晶。月の海OceanusProcellarumの玄武岩サンプルから発見→ナノサンプリング針を用いて粒子14万個から長さ10ミクロンの単結晶を選定し、集束イオンビーム電子顕微鏡を使用し、8時間かけて鉱物の粒子をサンプルから切り離し 月で発見された新鉱物は6種類目)
中国宇宙開発→ep7(5)+47(1)+83(4)+174(6)+221(1)+336(4)+339(4)+395(3)+449(4)+461(1)+519(4)


527 09.08.2022
1-マジシャンまばたき
(カーサージカレッジ 経験豊富なマジシャン11人による実験で、手品の技を行う際に観客の前ではまばたきが増加することが発見:コインを使用した10種類の技を観客の前で実演する際、技の難易度が高いほどまばたきの頻度が上がり、観客がいる場合にのみ増加する傾向→過去の研究で、マジシャン·観客の間でまばたきがシンクロしている現象が確認→今回の現象の理由は不明だが、観客のまばたきを誘導して自身の動きを見えにくくする効果を無意識に狙っている可能性)

2-マウス女性好み
(メリーランド大学 マウスに抗うつ薬としてケタミンを投与する実験で、実験者の性別が結果に影響を与えていることが判明:男性がケタミンを投与すると安定して抗うつ作用が現れることが女性主体の研究室で観察され、他の研究室でも同様の傾向発見→別の実験では、マウスが女性の匂いを好むこと確認→女性がマウスにケタミンを投与する際にストレスに関連するCRF corticotropin releasing factorを同時に注入すると抗うつ作用の効果あり)
ケタミン→ep80(3)+515(2)

3-AI絵画チート
(ColoradoStateFair’s fne art competition JasonAllenが出展した、AIが生成した絵画ThéâtreD'opéraSpatialが1位を獲得→ネット上ではネガティブなコメント·ツイート多数:出展男性はMidjourneyAI·GigapixelAIを使用し、数百枚の生成画像から選んでキャンバスに印刷し出展→賞金300ドル·1位のブルーリボンを獲得)

4-火山噴火リスク
(Cambridge大学·Birmingham大学·LaraMani 世界各国において将来的な大規模な火山噴火のリスク、それによるサプライチェーン·気候·食糧などへの世界的な潜在的影響に対する準備が極めて不十分であると判明→一般的に大規模な火山噴火のリスクが低いという誤解が広まっており、現行の政府の投資水準は不十分と指摘:氷床コアから得られたデータに基づき、今後100年でマグニチュード7の爆発が発生する確率は1/6→2022年1月のトンガの火山噴火のような火山噴火に注意必要)
火山噴火→ep496(4)


526 09.01.0222
1-REM眼球運動
(UCSF·MassimoScanziani REM rapid eye movement睡眠中に目が動くのは、脳が作り出した夢の中の世界を実際に目で追っているためであること判明:マウスの脳内の頭の向きに関連する細胞を特定→マウスがどの方向を向いていると認識しているか把握に成功→細胞の活動·実際の目の動きもモニター→REM睡眠中も目の動きと脳内の方向が正確に一致していることが確認)

2-イルカの同盟
(ブリストル大学・チューリッヒ大学・マサチューセッツ大学 Bottlenose dolphinsバンドウイルカのオスが人類以外の動物としては最大の多層的な同盟関係を結んでいることが発見:豪州のシャーク湾に生息するインド洋バンドウイルカのオス121頭を対象にした研究では、同盟関係·交配関係のデータを分析し構造モデル化→1次同盟·2次同盟·3次同盟までの構造が確認され、オスは2−3頭で協力してメスを追いかける1次同盟、4−14頭の異なる血縁のオスがメスへのアクセスのために協力する2次同盟、2次同盟間で協力する三次同盟)

3-衛星スマホ
(SpaceX社·T-Mobile社·ElonMusk 海上·携帯電話が圏外となっている場所·災害時など地球上のどこにいてもモバイル接続が可能な衛星電話サービス発表:StarlinkV2衛星を介して直接信号を送り、レーザーを使ってメッセージを中継し、地球に送信する仕組み→初期段階では米国内で提供し、既存のサービスに無料追加予定→将来的には全世界に拡大される予定)
Starlink→ep136(4)+435(4)+511(3)

4-幹細胞モデル胚
(Cambridge大学 マウスの幹細胞を用いて、脳·心臓など身体のあらゆる構成要素を形成できるモデル胚が作成成功:自然のプロセスを操作して幹細胞3種類を誘導し、脳·心臓などの構造を自己組織させるための遺伝子発現を誘発→体·胎盤·卵黄嚢の3つの構造を形成→生命形成の条件·様々な遺伝子の発達上の役割についての新たな知見が期待)


525 08.25.2022
特別編

スペイン


524 08.18.2022
1-エプソン強制寿命
(ニューヘイブン大学の講師がEpson社の一部インクジェットプリンタは使用期間が経過すると故意に作動しなくなる仕組みが組み込まれているとTwitter上で指摘→NYの消費者権利団体FightToRepairが懸念を表明→Epson社は、公式ウェブサイトでインクパッドの消耗によるリスクを理由に、一定年数経過後にプリンタが作動しなくなる仕様であると説明しており、この場合、消費者は修理/新品購入の二者択一を提示→Epson社は後者を推奨)

2-パクリAI
(StabilityAI社 テキストから画像·絵を生成できるStableDifusionベータ版公開:laion-aestheticデータセット1億2000万件から学習→アーティストのようなクリエイティブな画像を生成可能→一方で、現代の実在するアーティストのスタイル·ロゴも模倣することから著作権の懸念→OpenAI社のDALL·E 2と異なり、著名人の顔にフィルターがかかっておらず、Discord上ではフェイク画像·性的な画像·政治的に問題のあるコンテンツが生成)

3-うつ病とセロトニン
(UniversityCollegeLondon・Greenwich大学・Sapienza大学・Zurich大学 うつ病とセロトニンレベルの低下の関連性について有力な証拠がないこと判明:うつ病とセロトニンに関するメタアナリシス17件をレビュー·評価→セロトニン代謝物質である5-HIAA 5-ヒドロキシインドール酢酸とうつ病の間には相関が見られず、患者の5-HT1Aセロトニン受容体も正常に機能→SERT serotonin transporter proteinセロトニントランスポータータンパク質·トリプトファンの枯渇も、うつ病との関連性なし→うつ病がセロトニンの異常による結果であるという広く信じられている説に疑問符)

4-核融合点火
(LawrenceLivermore国立研究所NIF·OmarHurricane 核融合の点火に向けて重要な進展が確認されたと発表:核融合プロセスで生成された、陽子2つ·中性子2つが結合したアルファ粒子の吸収による自己加熱がシステム内の損失機構を上回った際に点火が発生→慣性閉じ込め核融合における目標である点火に必要な条件が達成され、新たな実験領域が開かれた可能性)


523 08.11.2022
1-エアコン温度規制
(スペイン 熱波による電力不足への対応として、オフィス·店舗·バー·映画館·空港·駅など公共·ビジネスの場でのエアコン設定温度を27度以上にし、ドアを締め切ることが義務付けされ、10時以降の消灯も義務化する新しい法令が施行→ギリシャ·伊も同様の法令を導入 仏ではエアコンを稼働させたままドアを開けた事業者には罰金750ユーロ)

2-DTD迷子
(ローマサピエンツァ大学 約3%の人がDTD developmental topographical disorientation発達性地形学的方向感覚障害を持っている可能性:18−39歳の被験者1698人を対象にし、方向感覚·左右の混同などの空間認知能力に関する質問→慣れた場所で週1-5回迷う、幼少期から空間認識の問題、他の認知上の問題ない、偏頭痛以外の神経学的問題ない、精神疾患なし、薬物乱用なしなど特定の基準でDTDを診断→被験者3%がDTDの基準を満たし、記憶·神経心理には異常がないながらも空間認知·座標のエンコーディングに問題)

3-人間会話予測
(MaxPlank研究所・Radboud大学·MichaHeilbron 人間の脳は本を読んでいる際·会話を聞いている際にも、絶え間なく次の言葉を予測しようとしていること判明:Hemingway·SherlockHolmesの物語を聴いている被験者の脳活動を分析→脳が統計的な予測を行い、予想外の単語が現れるとより強く反応することが確認→脳が音声認識のソフトウェアのように機能し、AIを使用した音声認識も同じように予測に基づいて機能)

4-食品環境ランキング
(Oxford大学·MichaelClark 様々な食品が環境に与える影響度に基づくランキングが発表:食品57000種類を分析し、温室効果ガスの排出·土地利用·水需給への逼迫·水域の栄養化などへの影響を調査→肉·チーズ·魚·ナッツ類·ドライフルーツ·コーヒー·紅茶·ジャム·チョコレートが悪影響→一方で、パン·じゃがいも·オニオンリング·米·ジュース·オリーブは比較的影響が少ない傾向→コーラ·スポーツドリンクは最も影響が小さい)


522 08.04.2022
特別編

ギリシャ


521 07.28.2022
1-指骨折ロボット
(露 7歳の少年がモスクワで開催されたチェスの大会で対戦相手のロボットに指を折られる出来事が発生:動画ではロボットが15秒間少年の指を押さえ続ける一幕確認→露チェス連盟副会長SergeySmaginは子供が安全規定に違反した可能性を指摘し、ロボットは安全であったと強調)

2-新マシュマロテスト
(コロラド大学 子どもにマシュマロを1つあげ食べずに待てたらもう1つあげると言って席を外して様子を見るマシュマロテストにおいて、日本の子どもたちは米の子どもたちよりも3倍の時間、お菓子を我慢できる傾向→一方で、お菓子をプレゼントに変えると米の子どもたちの方が4倍近い時間、待つ傾向→自制心は遺伝子·脳の発達だけでなく、文化による慣習も影響を受けており、文化的な価値観が待つことに対する子どもたちの行動に影響を与えている可能性)
マシュマロテスト→ep321(3)

3-ヒョンデeVTOL
(Hyundai関連企業Supernal社 ファーンボロ国際航空ショーで電動垂直離着陸機eVTOL electric vertical take-off and landing aircraftのコンセプトを発表:ドローンSA-1は最大4人乗り。40km移動可能で最高速度時速290km。ヘリコプターより運用コスト削減。滑走路不要→Airbus社・Boeing社・Bell社・GM社・Ehang社・Archer社・FlyAstro社・JobyAviation社・Honda社・Volocopter社・Lilum社など世界中の企業が開発 eVTOLはNASA Puffin eVTOLコンセプト動画きっかけ)

4-ブラウンノイズ
(TikTokなどの動画プラットフォームでbrown noiseが注目され、頭を落ち着かせたりracing thought and rumination反芻思考を静める効果が話題:brown noise:低周波がメインで、大きな滝·雷のような音。pink noise:風など周波数間レベル中低周波音。white noise:扇風機・エアコン音など周波数間レベル均一音。過去の研究で耳鳴りの緩和·集中力向上·記憶力向上効果が示されつつも、複雑なタスクでは認知パフォーマンスが低下可能性)


520 07.21.2022
1-効果的謝罪動画
(Columbia大学 YouTubeの謝罪動画で最も効果的な要素が判明:謝罪動画117本のメッセージの内容·構成·誠実さ·反応·長さ·再生回数·コメント·制作クオリティ·見た目など分析し、効果的なテクニックを特定→化粧をせず自然な服装で出演、改善を約束、恥ずかしいと認める姿勢、ごまかさない、最初の3分間で最低1回は謝罪し、総計で4回謝罪→被験者にLoganPaulの謝罪ビデオを見せ、身近で真摯な態度が見られる場合、許容の傾向が高まることも確認 謝罪動画ではLoganPaul·PewDiePie・JoeRoganなどが有名)

2-人口減少
(国連 2022年11月時点で世界の人口が80億人に達し、2023年には印が中国を抜いて最も人口の多い国になる見込み→一方で、世界の人口増加率が1950年以来初めて1%以下→将来的には、世界人口が2080年代に104億人でピークに達し、2100年以降は減少すると予測→増加の半分以上はコンゴ·エジプト·エチオピア·印·ナイジェリア·パキスタン·フィリピン·タンザニアなどの国々→一方で多くの先進国では出生率が低下→日本では人口が42%減少し2100年には7300万人の見通しで、東アジアは46%減少、東欧も38%減少予測)
日本人口→ep84(6)+202(3)+265(4)+422(2)


519 07.07.2022
1-痛みインプラント
(ノースウェスタン大学 薬を使わずに痛みを緩和するインプラント技術を開発:特定の神経を柔らかく包み込み、液体冷却材·乾燥窒素を組み合わせた仕組みで冷却→センサーが冷却の温度·時間をモニター→末梢神経を麻痺させ、脳への痛みの信号を遮断→遠隔操作でオンオフの切り替え·強さの調整が可能→生体適合性があり摘出手術は不要)

2-席順運命
(フロリダアトランティック大学 小学生のクラスの席順が子どもの交友関係に重要な影響を与えていること判明:席が近い子ども同士が友だちになる確率が高く、席順の変更があると新たな席が近くなった子ども同士が仲良くなる傾向→教師の席の配置が子どもたちの対人関係に大きな影響を与え、大人の介入が予測外の結果を生む可能性)

3-KDDI圏外
(KDDI社 大規模なネットワーク障害により、銀行·医療機関·気象予報·配達·ネット接続された自動車など、多岐にわたるデータ通信に支障が生じ、au携帯3915万回線にも影響→障害から3日後、KDDI社はサービスが完全に復旧した旨の声明を発表し、原因は音声通話用のルーター交換時の過大な負荷による技術的な問題で、サービス復旧が遅れたと説明→金子恭之総務相はKDDI社の情報公開の遅れに批判を表明)

4-軍事宇宙計画
(NASA BillNelson長官 中国が月面に着陸し我々のものだと主張していることに懸念を示し、中国の宇宙計画が軍事的で他国の衛星を破壊する手段を学んでいる可能性言及→中国政府は月を自国のものとする計画はないと反論し、2030年代に月面に基地を建設する計画を進めていると説明 米は1969年のApollo11で人類の月面着陸させ、1972年Apollo17以来月には人を輸送せず)
宇宙軍事力→ep83(4)+174(6)+307(1)+357(4)
中国宇宙開発→ep7(5)+47(1)+83(4)+174(6)+221(1)+336(4)+339(4)+395(3)+449(4)+461(1)


518 06.30.2022
1-夜勤共感無理
(ヘブライ大学 夜勤中の医師は日中に比べて鎮痛剤の処方量を少なくする傾向:夜勤明けの医師に共感度を評価する架空の診療シナリオ提示→痛みに対する感情的な反応が鈍く、患者の痛みを低く見積もることが確認 2013-2020年の米·イスラエル救急治療室データ13482件分析→夜勤中の医師が鎮痛剤を処方する確率が低く、処方量もWHO world health organizationの推奨を下回る傾向)

2-摂食交配相手
(ポンティフィシアコミージャス大学 男女ともに性的に男性に惹かれる人の方が摂食障害の有病率が高い傾向:被験者398人を対象に性別·年齢·身長·体重·セクシュアリティ·摂食障害などについて質問→男性に惹かれる被験者が女性に惹かれる被験者よりも摂食障害の症状が高かったこと判明→全体的に女性の方が自分の体への不満が高い傾向にあり、ゲイの男性でも高い水準→痩せたいという願望においても、同性愛の男性が異性愛の女性よりも高い傾向)

3-交配経験有無
(日本内閣府 男女共同参画白書を発表:20代独身男性のうち過去に1度もデートを経験していない40%、30代男性では35%、40代男性では22%→一方で、20代女性では1度もデートしたことがない人は25%、30代女性は22%、40代女性では12%)
日本交配経験→ep231(2)

4-中国犯罪予測
(中国 AIを使用し、大量の監視データを分析して将来の犯罪·抗議行動を予測している可能性:メール·通話内容·位置情報·インターネット履歴·支払い情報·精神疾患記録·政治活動·旅行履歴·友人知人関係·監視カメラ映像など様々なデータを利用し、ニューラルネットワークを活用して監視カメラ映像を分析→人間の行動と犯罪の相関関係を学習→政府に対する署名活動·デモを行う活動者·テロリスト容疑者·麻薬使用者·精神病患者·社会的地位の低い人など、重要人物はブラックリスト化し→VIPはレッドリスト化し、監視対象外)
中国規制→ep23(6)+27(5)+86(1)+127(1)+157(1)+172(1)+228(4)+280(4)+306(1)+310(3)+342(5)+367(1)+383(3)+420(3)+428(1)


517  06.23.2022
1-無限の欲望
(バース大学・バーススパ大学・エクセター大学 資本主義においてultimate wants人間の欲望は無限であるか調査:世界33カ国に住む被験者8000人を対象に、自分の完全な理想の生活を生涯手にするためにはどれだけお金が必要か質問→10億円以下86%、一部の国では1億円以下→無限の欲望を持つ人は存在が、常に少数派→不平等に寛容で集団主義的な国ほど無限の欲望を持つ人が多くなり、平等を重視し個人主義的な国ほど少ない傾向)

2-攻撃の快楽
(バージニアコモンウェルス大学 人類の政治的分断·国間の紛争などで見られる対立的な集団行動が、脳の報酬系の活動を増加させていること判明:男子学生35人を対象に、対戦相手が同じ大学かライバル大学の学生であると告げられた状況で競争的で攻撃的な課題を実施→ライバルに対して攻撃的な行動を示した被験者の脳の報酬回路が活発化し、側坐核·前頭前皮質で大きな活動→攻撃的な行動とポジティブな感情の関連性)

3-UFO調査NASA
(NASA·DanielEvans UAP unidentified aerial phenomena未確認飛行物体・UFO unidentified flying objectを調査するためのチームを設置することを発表→2022年秋から9ヶ月間。予算約1300万円:過去のデータを精査し、データ収集方法を改善して科学的な視点から未確認空中現象を調査予定→未確認空中現象についてオープンに話すことでスティグマを払拭し、より多くのデータと報告が得られる可能性)
政府とUFO unidentified flying object→ep56(6)+197(6)+296(4)+371(4)+468(1)

4-人類の終焉LaMDA
(Google社 エンジニアBlakeLemoineが、AI言語モデルLaMDA language model for dialogue applicationsに意識が芽生えたと主張し、会話記録を無断公開→有給の停職処分:公開した記録には、LaMDAが人間であるかのように振る舞い、意識の芽生えについて話す様子確認→Google社副社長BlaiseAgüerayArcasも、LaMDAとの会話で知的なものとの対話を感じたと言及 LaMDA:は膨大なテキストデータを使用し、次に来る単語を予測する機械学習アルゴリズム)


516 06.16.2022
小野雅裕

NASA JPL jet propulsion laboratory エンジニア


515 06.09.2022
1-メイク自己肯定感
(サンパウロ大学 18−75歳の女性1483人を対象に、自己肯定感とメイクの関連性についての調査:一般的自己肯定感·社会的自己肯定感·メイク·ボディイメージについてアンケート→メイクにかける時間5分/日未満が半数以上→一般的自己肯定感が高い被験者は、化粧品にかけるお金が少ない傾向→社会的自己肯定感が高い被験者は、化粧品に費やす支出が多い傾向)

2-速攻抗うつ
(ノースウェスタン大学 ケタミンが抗うつ剤の効果を発揮するメカニズムが解明:通常の抗うつ剤はニューロンの作成速度を促進し、ニューロン数を増加させる効果まで数週間の投与が必要→ケタミンは既存のニューロンが活性化され、シナプスを形成して海馬の他の細胞を活性化させ、活性化が次々に拡散するため、投与してすぐに効果発生→ケタミンをそのまま投与すると、嘔吐·不眠·視界不良·依存など様々な副作用が起こるが、効果を適切に発揮する細胞の絞り込み成功により、将来的な抗うつ剤の開発に向けた研究が進む可能性)
ケタミン→ep80(3)

3-人型ロボット訓練
(英 陸軍のパラシュート部隊が人型ロボットSimStrikersを使用したバーチャルな戦闘訓練を計画:SimStrikers:人間の動き·音の探知可能。多言語発声可能。反撃射撃可能。VRゴーグルを使用することでリアルな人間の姿に見え、センサーを搭載して参加者の命中率·射撃速度を計測)

4-アミノ酸小惑星
(JAXA·東京大学·広島大学 探査機はやぶさ2が炭素小惑星リュウグウから回収したサンプルからアミノ酸20種類以上が検出→生命が誕生する際の材料が宇宙空間の小惑星に存在する可能性 はやぶさ2は2031年小惑星1998KY26に着陸予定)


514 06.02.2022
1-世代の性格差
(ハンブルク大学 世代ごとの誠実性・協調性・神経質・外向性・オープンさという性格特性big five調査:1883−1976年生まれの被験者4732人を対象に1956-2012年まで7年毎の長期データを使用し、世代ごとに性格の特徴が見られるかどうか分析→56歳時点で下の世代の被験者ほど協調性·神経質さのレベルが低く、外向性·オープンさが高い傾向→全世代で年齢を重ねるごとに神経質低下→上の世代は年齢重ねるごとに協調性・オープンさ低下するが、下の世代は増加)
性格特性→ep143(3)+281(5)+439(3)

2-楽観悲観認知能力
(オウル大学 26歳の被験者383人·46歳の被験者5042人を対象にしたoptimism楽観主義·pessimism悲観主義の度合いと認知能力の関係性が検証→26歳の高い楽観主義は、reasoning abilities論理展開能力が高い傾向が、教育水準を考慮すると差なし→26歳の高い悲観主義は教育水準をコントロールしても低い論理展開能力と関連性 46歳のグループでは、楽観主義と記憶力には関連性なし→悲観主義が高い人ほど記憶力が低い傾向)

3-雲の遊戯動画
(仏文化省 政府関係者を対象に今後英語由来のゲーム専門用語を使わないよう指示する規則を発表→プロゲーマーがjoueur professionnel本職遊び手、 ストリーマーがjoueur-animateur en direct生放送主催遊び手、クラウドゲーミングがjeu video en nuage雲の遊戯動画、eSportsがjeu video en competition遊戯動画競技などと表記)

4-名前の流行進化
(Michigan大学·MitchellNewberry frequency dependent selection頻度依存選択と呼ばれる現象により、特定の名前が流行るほど、親がその名前を子どもに付ける可能性が低くなる傾向→犬の種類を選ぶ際も同様の現象発生:米社会保険庁の名前データベースを分析し米国内の名前の使用頻度を分析→珍しい名前は年々1.4%ずつ増加し、一般的な名前は1.6%ずつ減少する傾向→流行り廃りのサイクルが多様性を促進し、遺伝的多様性·免疫逃避·宿主と病原体の力学·セクシーさなど生物学的な要素にも影響を与えている可能性)


513 05.26.2022
1-Twitter解離
(ワシントン大学 social media閲覧中の解離状態について調査:Twitterと連携させたChirpアプリを被験者43人に1ヶ月間の使用→Twitterを3分間見ている際にポップアップが表示され、現在自分がしていることにあまり注意を払っていませんという文章にどの程度同意するかを評価→その後15分ごとにポップアップを表示→参加者の42%が、少なくとも1度はその文章に同意→アプリの内部介入週·外部介入週·内部介入と外部介入の両方を行う週·どちらも使わない週に分けたところ、一般的にユーザーは内部介入を好んで利用)

2-お節介アルゴリズム
(アールト大学·ケンブリッジ大学 エンジニアがデザインを最適化する際にアルゴリズムの助けを得ると、より広い解決策を模索し、固定観念を取り払える可能性があるという仮説を検証:デザイナー40人にVR空間で自力で作業グループとベイス最適化を採用した機械学習アルゴリズムフィードバックグループに分類→アルゴリズムの助けを得たグループは良い結果を少ない労力で獲得→一方で、自力で作業を行ったグループと比べて、満足度·表現力·主体性·オーナーシップのスコアが低い傾向)

3-Moon to Mars
(NASA 有人宇宙開発目標50項目発表→MoonToMars計画:今後20年以内に宇宙飛行士4人が217日かけて火星に到着→火星軌道上2人・火星上2人に分かれ、火星着陸組は、25トンのハードウェア·物資·燃料·上昇機などの事前輸送物資と探査車で30日間の滞在→403日間かけて地球に帰還 NASAは、一般からのパブリックコメントを募集)

4-道徳反復効果
(LondonBusinessSchool 人は道徳に反する行為を繰り返し目撃すると、その行為に対する厳しい批判が低下するmoral repetition effect道徳反復効果が判明:オンライン被験者·都市部に住む被験者を対象に行われた7つの実験で、フェイクニュースのシェア·営業違反などに根本的な道徳規範の侵害ついての評価→事前に説明を見せられた場合、非倫理的と評価する度合い低下する傾向)


512 05.19.2022
1-ストレス行動進化
(ポーツマス大学 人はストレスを感じているときに爪を噛んだり顔·髪を触ったりするストレス行動を他者に見せることで、他人が自分の弱さを察知でき、ポジティブな相互作用つながる可能性:被験者がプレゼンテーションをする際、その動画を見た他者は被験者のストレスの度合いを正確に評価→ストレスの度合いが高かった人ほど他者から好感を持たれる傾向→人間が非常に協力的な動物であるため、他者に自分の弱さを伝えることがポジティブな相互作用につながり、進化の過程でストレス行動が生き残った可能性)
ストレス行動→ep282(2)

2-子孫の性別
(テュレーン大学 セックス·生殖に関する女性の権利·ジェンダーロールなどについての個人の意見は、本人の性別·年齢·社会経済的地位などの属性に影響を受けるが、本人の子どもの性別も影響を与えていること判明:18-72歳の被験者560人を対象に、ジェンダーに関する保守性·同調性·過去の投票傾向を調査→本人の年齢、兄弟·子ども·孫の性別と年齢から計算されるGFI値 gendered fitness interestを使用→本人·子孫の性別が男性に偏る場合、性·生殖·ジェンダーロールについてより保守的なポジションを支持する傾向→兄弟·いとこなど子孫以外の性別では有意な差なし)

3-ビデオゲーム万歳
(Karolinska研究所 子どもの認知能力にビデオゲームが良い影響を与えている可能性:9−10歳の子ども9855人を対象に、2年間にわたりゲーム·TV·social mediaの使用時間を追跡→ゲームだけが知能の向上に寄与し、時間が長いほど知能向上→男子は女子の約2倍の時間をゲームプレイ。女子は男子に比べてsocial mediaを利用約40%多い傾向→アクティブラーニング·意識的訓練が持つ効果に合致)

4-いて座Aスター
(天の川銀河の中心に位置し、地球から25640光年離れた場所に位置する超巨大ブラックホールSagittariusA*いて座Aスターのevent horizon事象を囲むaccretion disk降着円盤の画像を史上初めて撮影·公開:世界中電波天文台ネットワークEHT event horizon telescope collaborationによって取得され、5年の歳月をかけて処理を経て画像化→これは2019年に撮影された超巨大ブラックホールMessier87メシエ87に次いで、史上2例目の画像 Messier87:ブラックホールSagittariusA*の1000倍の大きさで、太陽70億個分の質量→一方で、SagittariusA*の質量は太陽430万個)
Messier87→ep358(4)


511 05.12.2022
1-性的スキル
(ローザンヌ大学·ジュネーブ大学 頻繁にアダルト動画を視聴することが性的スキルに与える影響は、男女で正反対の結果となる傾向:10万人以上の異性愛者10万人以上·とカップル4000組以上を対象にし、アダルト動画の視聴頻度·性生活の内容をモニター→男性はアダルト動画の視聴頻度が高いほど性的な自信が低下し、パートナーから性的スキルが低く評価される傾向→一方で、女性は、アダルト動画の視聴頻度が高いほど性的な自信が増加し、パートナーからは性的スキルが高く評価される傾向)

2-歯に海苔
(米心理学会 他人への建設的なフィードバックに関する5つの実験が合計1984人の被験者を対象に実施:事前のパイロット実験では、顔に明らかな汚れがついている試験者に、そのことを教えた参加者は、全体のわずか2.6%→本実験では、職場での気まずいシナリオ·スピーチの練習などでフィードバックの提供·受け取りを選択→参加者は相手のフィードバックを求めている気持ちを過小評価しており、フィードバック内容が結果に大きな影響を与える場合ほど提供確率が低い傾向→一方で、自分がこの人だったら、フィードバックしてほしいかという視点の変更が、フィードバック提供の確率を高まる傾向)

3-イーロン脅迫
(ElonMusk 宇へのSpaceX社Starlink提供を批判・脅迫する露RoscosmosCEO DmitryRogozinの声明に対し、私がもしミステリアスな状況で死んだら、みんなに会えてよかったよとツイート→母親MayeMuskが笑えないと返信→Elonは生き続けられるようベストを尽くすよと返信)
宇露戦争→ep59(4)+63(5)+70(1)+74(5)+82(6)+108(6)+ep502(1)
Starlink→ep136(4)+435(4)

4-DeepMindアップデート
(Google DeepMind社 バーチャルシミュレーションの中で物理的·言語的なやりとりができるAI MIA multimodal interactive agentを開発:MIAは仮想環境での人間同士のやりとり·物体の取り扱いを学習し、実際の人間とのやりとりでフィードバックを受けながら進化→確率75%で敵対的でない人間との対話に成功→人間を道案内する場合に視覚認識·空間ナビゲーション·物体操作·言語理解·言語生成など多岐にわたる能力を発揮→将来的に知的対話型ロボットのトレーニングに基盤を提供する可能性)


510 05.05.2022
宮川達彦

ITエンジニア/Rebuild合同配信
→ep163+249+388


509 04.28.2022
1-自撮りの歪み
(テキサス大学 被験者30人を対象に、距離30cm自撮り·45cm自撮り·1.5m臨床写真を使い、自撮り写真と実際の顔の差を計測→距離30cm自撮り写真では歪みが生じ、顔の幅に対して鼻の付け根の幅が広く見え、鼻の長さが6.4%増加、顎の長さが12%減少し、鼻と顎の長さの比率が17%増加。45cm自撮り写真でも鼻の長さ4.3%増加→自撮り写真は実際の外見を正確に反映しておらず、思春期の子ども·若者がこれを基に外見を評価し、整形手術を求める可能性 過去の研究で自撮りの流行と鼻の整形の増加に関連性確認)

2-看板で逆効果
(トロント大学・ミネソタ大学 米の27州で高速道路上に死亡事故件数を表示する看板が逆効果であること判明:テキサス州で行われた検証では、看板が掲示された週に死亡事故件数が増加し、看板の地点から10kmの距離までの事故件数が4.5%増加→毎年事故2600件·死亡者16人が追加で発生している可能性)

3-繰り返し習慣
(USC·WendyWood 被験者112人に1週間の間、コーヒーの飲用頻度·2時間ごとの疲労度を記録→疲労度はコーヒーの飲用頻度に大きな影響を受けていないこと確認→被験者809人に記憶課題実験を行い、繰り返し同じキーを押す状況を作り、最後の質問は自分で選ばせると繰り返し押していたキーと同じものを選ぶ傾向→習慣が意思決定に影響を与えていること判明→習慣が行動の背後にある要因であっても、理由を問われると自分の内的状態を選ぶ傾向)

4-中立レピュテーション
(Northwestern大学 政治的/倫理的な議論でどちらの立場もとらない中立の態度をとると、大きなレピュテーションリスクにさらされる可能性:被験者4383人を対象に、政治的な問題のついての報道映像を使い報酬付きゲーム実施→どちらかの側に立たないことを選ぶ参加者は戦略的·欺瞞的·信頼できないとみなされ、中立を装っているにもかかわらず反対の意見を持っているのではないかと疑われる傾向)


508 04.21.2022
1-Asshole定義
(ジョージア大学 assholeという言葉の具体的な性格・言動の社会共通認識を調査:成人被験者397人に対して、多くの人が具体的な嫌なやつの例を容易に思い浮かべ、その難易度·本人の気づき·変われる可能性などについても質問→短気・厚かましい・非協力的・共感力の欠如などの反抗的な性質と神経質から来る怒りによる敵意のコンビネーションを指す傾向)

2-臨死体験ガイドライン
(NY大学・ハーバード大学・ベイラー大学・キングスカレッジロンドンなどの大学の神経科学·救命救急·精神医学などの専門家が発表した死と想起体験の研究に関するガイドラインと基準は、死に直面した人が報告する臨死体験に焦点を当てた、初めての査読つき学際的合意声明:幻覚·錯覚·薬物の体験とは異なる臨死体験は、1:死の認識を伴う意識の高まりと体からの分離、2:目的地への移動、3:人生の振り返り·反省、4:安らげる家にいるかのように感じられる感覚、5:生還する感覚の5つの特徴→生理学的·認知的なプロセスが死によって終わっていない可能性)
臨死体験→ep278(4)

3-ツイ廃イーロン
(ElonMusk Twitter社の株式9.1%を26.4億ドルで取得し、株価が1日で27%急騰→株式取得14.9%以上しないことを条件に取締役就任の提案を拒否→言論の自由は社会的責務とし、54.20ドル/株でTwitterの買収·株式非公開化のオファー→Twitter取締役会は敵対的買収に対抗し、株主が株式を割安で追加購入できる株主権利プランpoison pillを導入)

4-生命誕生タイミング
(UCL 地球が形成されてからわずか3億年後の約42億年前に生命の可能性がある最も古い証拠が発見:岩の微細な構造を分析→海底の熱水噴出孔の近くに生息していた好熱性微生物によって形成された可能性→従来の最古の微小化石である約36億年前のものよりもさらに古いものとなる可能性)


507 04.14.2022
1-攻撃性人気
(フロリダアトランティック大学 攻撃的な子どもは、同級生との衝突を通じて集団内でのポジションを強化し、人気を高めるために積極的に行動する可能性検証:8−12才の子どもを対象にした調査では、1学期の初めに同級生から報告された攻撃性·破壊性が高い子どもほど、学期を通して人気が上昇していること判明→攻撃的な相手との対立は脅威となり得るため、他の子どもたちは回避行動をとり、攻撃的な子どもに服従する傾向→短期的に人気を高めるメカニズムとなっている可能性)

2-赤ちゃん指示語
(コーネル大学 英語·スペイン語·中国語と同様に、ペルーでティクナ語を話す子どもたち45人においても、言語の構造·社会環境が異なるにもかかわらず、赤ちゃんが早い段階でこれ·あれなどの指示語を使用する共通のパターンが確認→joint attention共同注意の概念·指示語が言語発達において重要な役割を果たし、人類が物にラベルをつけ、行動を共有して協力する能力を形成)

3-完全民間ISS
(SpaceX社・AxiomSpace社 史上初となるISS international space stationへの完全民間有人飛行ミッションを成功:クルーは8日間の宇宙滞在中に、自己建築型のタイル·液体望遠鏡ミラー·がん研究·空気の浄化·健康モニタリング·ホログラフィックARなど、科学実験25種類を実施予定 AxiomSpace社はISSの後継となる宇宙ステーションの建設に取り組み、地球上の低軌道上に永続的な商業環境を提供する計画→2024年には第1段階モジュールを打ち上げる予定)

4-皮膚細胞若返り
(AltosLabsCambridgeInstitute ヒトの皮膚細胞の生物学的年齢を30歳若返らせることに成功:部分的なエピジェネティック細胞初期化→若返った皮膚細胞が30歳若い人の細胞のように振舞うことを確認→部分的なリプログラミングにより、皮膚細胞の基本的な機能は保たれつつ、加齢に伴うエピジェネティックな変化のみがリセットされることが可能)


506 04.07.2022
1-アルコール猿
(UCノースリッジ校 パナマのBlack-handed spider monkeysジェフロイクモザルが残したジョボの木の果実を分析→熟して自然発酵した果実からアルコール濃度通常1−2%が確認→サルの尿にもアルコールの代謝物が含まれていることが発見→野生の霊長類が人間の介入を受けずにエタノールを含む果物を自発的に摂取している初の観察結果)

2-ASMR快感
(エセックス大学 ASMR autonomous sensory meridian response自律感覚経路刺激のコンテンツを好む人々は、周囲の環境に対して敏感であること判明:被験者500人以上にASMRを経験·評価し、五感の敏感度も調査→ASMRで強い快感を得る人々は、その感受性が高い分、他の人が無視できるような日常の騒音に対して不快感をより強く感じる傾向)

3-宇宙人への手紙
(Cambridge大学・NASA JPL jet propulsion laboratory·JamilahHah 宇宙人に向けた地球の位置を伝えるための無線メッセージBeaconInTheGalaxyをデザイン:1974年のバイナリコードのArecibo通信を改良し、数学·科学に関する情報だけでなく、DNA deoxyribonucleic acid·太陽系·地球の地図·人間の男女の姿など、多様な画像もデザイン→StephenHawkingの言葉を受け、人類のメッセージを理解できる知的な存在の脅威に警戒しつつも、平和の意思を示すことで連絡を取ることがリスク以上の新たな発見の可能性)
宇宙人へメッセージ→ep148(4)

4-VR脱人格化
(Bonn大学·NiclasBraun VRが一時的に本人が自分自身と疎遠になるdepersonalization脱人格化・現実から分離された感覚を引き起こすderealization脱現実化と呼ばれる現象を誘発する可能性があることが確認:被験者80人にゲームTheElderScrollsV:SkyrimをVR/パソコンでプレイさせ、ゲームの直前·直後·1日後·1週間後に脱人格化の評価→ゲーム直後に脱人格化·脱現実化の度合いが高まり、VRを使用した被験者ではその効果がより強い傾向)


505 03.31.2022
Eri-chan


504 03.17.2022
1-ドアと車輪どっちが多い
(NZ在住の男性が世界中のドアと車輪のどちらが多いと思うかというアンケートをTwitterで開始→回答者は22万3347人で、結果はドアが46.4%、車輪が53.6%→議論はRedditなど他のプラットフォームにも広がり話題)

2-方言釣られ現象
(米言語学会 周りの人の方言に影響されて一時的に自分の話し方が変化する現象判明:被験者に単語当てゲームを行い、南部アクセントでヒントを聞かされた場合、特定の単語の発音が南部アクセント寄りに変化し、相手の発音に無意識に合わせる傾向)

3-クリエイティブ訓練
(Ohio州立大学 クリエイティビティを育成する新しいメソッドが開発→これまでのクリエイティビティトレーニングが逸脱した思考に焦点を当てていたのに対し、陸軍少佐600人を対象に行った実験では物語型の世界構築がより有効であること確認:被験者には普段の作戦の中のユニークな出来事·人物を特定すること/それらの出来事·人物が未曾有の脅威·機会に出くわすか想像することが指示→これを基に、独裁政権とソフトパワーの関係·VR機器と教育学の関係などのシナリオを通じて創造的な思考が促進)

4-自然の対称性
(Bergan大学・Oxford大学·ArdLouis 自然が対称性を好む理由は、特定の構造を形成する際に単純なアルゴリズムを利用するためである可能性→アルゴリズム情報理論で公式化可能であり、描写的な単純さへのバイアスを予測可能→ゲノムにおいても単純なアルゴリズムが豊富であり、進化の過程で選択されやすいことが、コンピュテーショナルモデルで実証→この現象を長い時間をかけてランダムに文字列を作り続ければ、どんな文字列もほとんど確実にできあがるというinfinite monkey theorem無限の猿定理になぞらえ、単純なレシピが長くて複雑なものよりも出力されやすい可能性→タンパク質からRNA ribonucleic acid、シグナル伝達ネットワークに至るまで広い分野で発生可能性)


503 03.10.2022
1-盛りすぎ申告
(クレムソン大学 性科学において被験者が自己申告する際、性的パートナーの数·コンドームの使用頻度·性病歴·不倫の経験の有無·AVの視聴頻度·性的な趣味·男性器の大きさなどのパーソナルな内容において、社会的に許容される内容を意識して事実と異なる内容を申告する傾向があり、この影響は匿名であっても起こり、結果の分析において検討が必要→同様の傾向は健康の分野でも見られ、被験者が食事のカロリー·アルコールの摂取量·薬物使用量などを過小申告する傾向)

2-国ごとIQ低下
(デューク大学 米で血中の鉛の濃度·鉛を含んだガソリンの使用状況·人口統計など様々なデータを元に、現在の米人が一生のうちに晒される鉛の量を算出→IQへの影響を推定→ガソリンに鉛が添加されていた1923−1996年に生まれた人々の幼少期の血中の鉛濃度が異常に高い影響→全人口の半数以上が合計で8億2400万点分のIQ低下が見られる可能性→特に1960年代半ばから後半に生まれた人々に影響を及ぼし、最大で6点のIQ低下可能性 鉛:神経毒性があり、血流に入り脳神経に侵食し幼少期に脳神経の発達・認知機能に悪影響)

3-意見変更メカニズム
(LudwigMaximilians大学·BahadorBahrami 人が意見を変える際には主に2つの神経メカニズムが関与判明:fMRI functional magnetic resonance imagingでの脳の活動計測→被験者が自分の記憶に自信がない時に意見を変更するinformational influence情報的影響が背前野領域の活動と相関。他者の答えに合わせ意見を変更するnormative influence規範的影響は背前野領域·社会処理領域の機能的結合が関与)

4-飲み物プリンタ
(Cana社 molecular beverage printer分子飲料プリンタを発表:フレーバーカートリッジ·CO2を用いて、ワイン·ジュース·ソーダ·コーヒー·カクテルなど何千種類もの飲み物を調合可能→ユーザーはアルコール·カフェイン·砂糖の量をカスタマイズ可能→カートリッジは無料。ドリンク一杯ごとに29セント−3ドルの料金)


502 03.03.2022
1-ロシア侵略戦争
(露 2022年2月21日宇東部ドネツク・ルガンスク地方を一方的に国家承認し軍事部隊の派遣を開始→2月24日宇への大規模な侵攻により、キーウを含む主要都市への攻撃開始→露に対して多くの西側諸国が経済的な制裁を開始し、NATO north atlantic treaty organization諸国は宇への武器·物資支援を実施→VladimirPutin大統領が核抑止部隊に特別警戒命令→フィンランド·スウェーデンがNATO加盟を検討中で、宇がEU加盟の即時承認を要請)
宇露戦争→ep59(4)+63(5)+70(1)+74(5)+82(6)+108(6)

2-歌認識細胞
(MIT 歌に反応する神経細胞の集団が側頭葉の上部に発見:fMRI functional magnetic resonance imagingより精度の高いECoG electrocorticographyを使用しててんかん患者の頭蓋骨内にある電極で電気活動記録→神経細胞は音楽·話し声には微小な反応を示し、歌に対して大きな反応を記録→音楽·歌に対する脳の神経活動の微細な違いを解明)
BMI brain machine interface→ep16(6)+67(1)+121(2)+250(5)+259(6)+307(6)+334(6)+339(6)+361(2)+371(1)+427(3)+444(1)+447(4)+457(3)+462(2)

3-筋トレ長寿
(東北大学大学院 ウェイトトレーニング·ヨガ·ガーデニングなど筋肉を使う作業を週に30−60分程度行うことで、全ての死亡リスクが最大20%減少する可能性→筋力強化·有酸素運動を組み合わせると、全ての死亡リスクが40%減少し、心臓病·がんによるリスクもそれぞれ46%·28%減少)

4-マスク表情
(McGill大学·SarahMcCrackin 人が他人の基本的な表情6種類幸せ・悲しみ・恐れ・驚き・嫌悪・怒りを認識するには、相手がマスクをしている場合、全体的な表情判別の精度が23%低下し、特に嫌悪感·怒り·悲しみの判別精度が低下→コロナウイルスパンデミックが非言語的コミュニケーションにも影響を与え、社会的健康に変化をもたらしている可能性)


501 02.24.2022
桑田良昭

航空宇宙エンジニア


500 02.17.2022
1-風邪恐竜
(ニューメキシコ大学 恐竜が呼吸器感染症かかっていた証拠発見:モンタナ州で見つかったDiplodocidディプロドシド科恐竜の化石から異常な骨の突起物を発見→鳥類·爬虫類も感染するアスペルギルス症のような真菌感染症患っていた可能性)

2-BL文化比較
(リーズ大学·AnnaMadill 女性のparaphiliaのひとつで、男性同士の恋愛を描くボーイズラブについて、中国語圏の女性1922人·英語圏の女性1715人を対象に調査→BDSM bondage discipline sadism masochism·動物系·未成年·レイプが人気であり、法的·倫理的な注意が必要であると指摘→英語圏ではよりニッチで強い興味が見られ、中国語圏では広範で一過性の興味がある傾向)

3-トルドー髪型
(加 JustinTrudeau首相が裁判所の命令なしに、トラックの押収·車の保険停止·銀行口座凍結などを可能にする緊急事態法を発動→トラック運転手の大規模デモ活動FreedomConvoyを制御する権限を行使可能:デモは元々米·加国境通過時のコロナウイルスワクチン接種への反対から始まり、接種義務·規制全般に反対する運動へと拡大)

4-サイボーグ魚
(Harvard大学 人間の心臓細胞から作られたバイオハイブリッド魚を作成成功:体長約1cm。プラスチック製のひれ。ゼラチン質の胴体についた左右の心筋細胞の収縮が繰り返す電気信号·機械的フィードバックの閉ループシステムにより、泳ぐ動きを実現→108日間泳ぎ、心臓の鼓動3800万回→将来的にはロボット工学·医療機器への応用可能性)


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