バイリンガルニュース  609 05.09.2024

609 05.09.2024
1-一発ワクチン
(デューク大学 インフルエンザウイルスの表面にある、棒付き飴玉形のようなタンパク質Hemagglutininヘマグルチニンの変異が少ない棒部分を標的とするワクチンを開発:従来のワクチンはヘマグルチニンの変異しやすい飴玉部分を対象としていたが、新ワクチンはゲノム編集を用いて作成したヘマグルチニン8万種類以上が含まれており、飴玉部分が変異しても棒部分が一貫性を保つため、免疫系が棒部分への抗体をより多く生成し、効果的に免疫反応→場合によっては飴玉部分の免疫反応も向上→インフルエンザウイルス全株への対応が目標で、現在マウス·フェレットで実験が成功)

2-定期お約束
(チューリッヒ大学·MinxiaLuo 高齢者の幸福度と社会的な定期的な対面交流に相関関係:スイス在住の65歳以上の成人103人を対象に21日間の社会行動をモニタリングし、対面·メール·ビデオ通話などの頻度·時間·相手·場所などを記録→定期的に特定の時間·場所で人と会うルーティンがある高齢者は、相手·話題·会う頻度に関わらず、より多くのポジティブな感情を感じ、悲しみ·不安が低下する傾向)

3-月面鉄道
(NASA·NASA JPL jet propulsion laboratory NIAC nasa innovative advanced conceptsプログラムの一環として、JPLが開発する月面鉄道での物資輸送システムFLOAT flexible levitation on a trackの計画を進行中→月のregolithレゴリスを線路を使って運び、月面建設/水·酸素·水素などの資源抽出に利用予定:線路は炭素鉱物であるgraphite石墨による反磁性浮上、フレックス回路による電磁推進、薄膜ソーラーパネルによる発電の3層構造で、月面線路上を磁気ロボットが浮上しながら動く仕組み→時速2km·最大30kgの荷物を運ぶことが可能で、将来的には物資数百トン/日を数km輸送可能性)
NIAC nasa innovative advanced concepts→ep148(3)
月の水→ep22(5)+205(1)+275(4)+487(3)+554(3)+606(1)

4-地球と月とテイア
(LunarAndPlanetary研究所 NASAの探査機GRAIL gravity recovery and interior laboratoryが月の表面下で重力の異常を検出し、チタン·鉄の高密度領域に関連していることが判明→火星サイズの天体Theiaが初期の地球と衝突し、その破片が月を形成したとされるGiant-impact / Theia impact hypothesisに基づく予測と一致し、一部の物質が月の表面下に沈んでいる可能性→Giant-impact / Theia impact hypothesisの一層の裏付けとして、地球のアフリカプレート·太平洋プレートのマントル深部にあるLLVPs large low velocity provinces大低速度領域にも同様の高密度領域が存在し、周囲の物質よりも密度が高く、地震波を減速化→カリフォルニア工科大学によれば、LLVPsはTheia由来の物質が地球のマントルに埋まったことを示唆し、地球の質量の約2%に相当する量と推定)
Theia→ep198(6)
Discovery計画→ep84(4)+184(1·4)+248(4)+342(4)+435(3)+438(2)+456(3)+465(3)


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