バイリンガルニュース  618 07.11.2024

618 07.11.2024
1-オオアリ手術
(ヴュルツブルク大学 Florida harveater antフロリダオオアリが傷を負った仲間に対し切断手術を行うことを確認:アリは足の節5つのうち、上部の節3つを負傷した場合にのみ切断手術を行い、それより下の脛骨を負傷した場合は口で傷を洗浄するなど、怪我の種類に応じた治療を実施→上部を損傷した場合の生存率は通常40%未満だが、切断手術を受けると90-95%に向上→脛骨の損傷では生存率が通常15%だが、傷口を洗浄すると75%まで向上→ヒト以外の動物で切断手術を初めて確認)

2-ファッション革新
(シドニー大学 糸を通す穴のついた針の発明が、人類のファッションにとっての転換点であり、身体を保護するための衣服が、社会的·文化的なものに進化した可能性:最も古い穴あき針は約4万年前のシベリアで発見されたもので、動物の骨を削って鋭く尖らせた道具に穴を開けることで、衣服を縫い合わせたり、装飾品を取り付けることが可能→衣服の社会的機能が進化し、現在では文化·アイデンティティを表現)

3-脳のサイズ
(Reading大学·Durham大学 哺乳類の脳と体の大きさの共進化ダイナミクスという論文では、哺乳類約1504種の脳·体の大きさを分析し、脳の大きさの進化について検証→脳と体の大きさは比例せず、曲線的な関係があることが判明→特に体が非常に大きい動物は、相対的に脳が小さいことが判明→一方で、ヒトは異常値であり、体の大きさに対して極めて大きな脳を持ち、EQ encephalization quotient脳化指数は7.5で、体の大きさから期待される重さの7.5倍に相当し、ヒトの脳の容積は他の哺乳類の23倍の速さで増加→ほとんどの哺乳類のEQは0.5-2.0の範囲にあり、犬は1.2、猫は約1.0)

4-オーバーツーリズム
(スペイン バルセロナのラ·バルセロネータでオーバーツーリズムに抗議する大規模なデモを実施:観光客の増加により生活が困難になっていると感じている参加者約3000人が観光客は帰れと叫びながら行進→一部の人々が観光客に水鉄砲を浴びせたり、ホテル·カフェをテープで封鎖するなどの行為を行い、テラスで食事中の観光客が避難したり、デモ参加者とレストランスタッフが口論する動画がネット上で拡散 UNWTO world tourism organizationはオーバーツーリズムを観光が市民の生活の質·観光客の体験の質に過度な影響を及ぼすものと定義)

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