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りんごLiDARで取得した現場のモデルを地図にプロットしてみた

りんごLiDARの勢いがとまらないですね!

最近、現場でもつかうことが多くなってきたので(布教中)、
『スキャンした3Dモデルを地図ベースのサイトで共有出来たら、位置もわかるしいいなあ』と思っていたので、その基礎となるものをつくってみました。

完成イメージは、静岡県のポイントクラウドDBです。

iPhoneLiDARとは

皆さんご存じだと思いますが、iPhoneのLiDARについて自分の復習も込めて。

LiDARは直訳すると「光による検知と測距」という意味です。
かんたんに説明すると、専用のデバイスから光を発し、その発した光がモノに当たって反射して返ってくる時間をはかることで距離がわかるというものです。

LiDARでなにができるかというと、いまとなっては現場に欠かせない点群データの取得が可能になります!

LiDARは、がちがちの何百万円もする3Dスキャナーとかに使われている技術なのですが、
それが2020年10月に発売されたiPhone12Proから搭載されました!!(もう結構前だ…)

発売以降いろいろな調査検討をしているひとがいますが、一番有名なのはiwamaさんでしょう!
北海道の施工会社に勤めているから、現場に寄り添われていてわかりやすい。このひとすごい…

今回使用したLeafletとA-Frame

今回使用したライブラリ(目的達成の部品がそろえられているもの)は、地図用の「Leaflet」とWebXR用の「A-Frame」です。
Leafletは、QGISのプラグインとしても使用されているので、知っている人も多いかも?

htmlやjavascriptでできるので、比較的かんたんにできるとおもいます。
もしhtmlなどを知らなくても、上記リンクで公開されているサンプルなどを参考になんとなくできていくはず!

また、以下のサイトがとても勉強になりましたので、ご参考ください

作成したコード

注意するところ

  • 参照元を表示すること

  • A-Frameはhttpsでないと、モデルが表示されない(わたしは、VSCodeのliveserverで試しました)

そのほか思い出したら追加していきます。規約などはきちんと読みましょう。

完成!

今回は近所の多摩川付近の3Dモデルをスキャンしてきました!

展望

データベースなどを使用すれば、現場でアップロードした3Dモデルに位置を紐づけて、現場にはいない人が遠くからでも進捗や状況が確認できるなあと思っています。
また、VRもできるので、みんなでそのアーカイブ内で会議したりとか・・?
今回はLeafletとA-Frameでしたが、ほかの技術を使うとさらにおもしろいことができるかもしれないですね!

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