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日本の労働生産性問題について

日本の労働生産性が海外に比べて非常にまずい状況らしいです。

ちょっと前に話題になった記事を紹介します。

タイトルが『日本の労働生産性は「韓国以下」世界34位の衝撃』
副題が『最新版「世界ランキング」の凋落が止まらない』

となっています。

と、その前に

労働生産性とは?

いろいろと学術的な文章はありますが、とってもざっくり言うと「労働者1人あたりが生み出す成果」です。

一応、狭義の労働生産性も書いておくと、

生産性
=GDP÷人口
=GDP×(1/人口)
=(GDP/就業者数)×(就業者数/人口)
=労働生産性×労働参加率

となっており、「生産性」とは人口1人あたりに対して、「労働生産性」は労働者1人あたりに対しての成果となります。分母が違うだけで、GDPベースの生産高を指標としています。

上のページにも日本の労働生産性ランキングが34位にまでダウンしたというのが話題となっていますが、このランキングを出す時の指標には、これに加えて、物価や為替も加味されているので、本当に「働いて生み出した価値」となっています。

難しいことはおいといて

なんやかんや書いておりますが、ざっくり言うと、「日本人、稼ぐのが下手になった」「日本人、給料安くなった」ということです。

まぁ、心当たりがありまくりですので「まぁそうだろうな」という感想ではありますが、では、今後これが良くなっていくか?というと良くなる兆候があまりないんですよね。人口も減る一方ですし。不安ばかりが募ります。

ちょっと前までは「日本で作ると高いから中国で作らせている」とか「中国が物価が高くなって人件費も上昇したからこれからはミャンマーだ」とか言って、日本の人件費は高いような風潮でしたが、もうそんなこと言ってられない状況です。

なんとか手を打たないと日本自体がオワコンになってしまいます(もうなってるという話はとりあえず置いといて)。

昨日の note にも書いた「ジョブ型雇用は浸透するのか?」という視点も解決策の一つにはなるかと思いますが、改善はしても世界と比べるとまだまだな気もします。

とりあえずやれることを

サニーバンク」で生産性を上げていくしかないかな、と思っています。

ちなみに、今回のタイトルにある「労働生産性」、私はあまり好きではないので使ってなかったのですが、ランキングなどの指標ではこちらが使われているので今回(おそらく)初めて使いました。

使わなかった理由としては上の定義にもある「労働生産性」は「労働者1人当たりの~」となっており、この労働者にはサニーバンクのワーカーさんたちはほとんど含まれてないんですよね。労働者数は企業に雇用されている人や事業主として登録している人たちの合計なので、ワーカーさんたちはほぼここには入りません。なので、「労働生産性」と言われるとちょっと寂しくなります。

なので、あえて「生産性」として使ってます。これなら人口あたりの数値なので全員入ってますしね。

ということで、サニーバンクでは生産性を上げていくためにどうすればいいかを考え、ワーカーさん達への報酬がどうやったら満足できる額まで配れるか、限界を求めていきたいと思っています。

ちなみに

ちょっと難しい話に戻りますが、上の記事にも紹介されていた本を私も現在読んでいます。小難しくて布団の中で読み始めた瞬間に寝落ちするのでなかなか進みませんが(笑)、

大企業に優しくなく中小企業に手厚い政策が、より生産性の低下を招いているとか、中小企業が大きくならないのも、中小企業のままの方が居心地がいいのも、生産性が低いのも全部経営者の責任だ、といった頭の痛いお話も沢山あります。小難しいですが、読んでみてなるほどなぁと思う事も多々あります。ちなみにまだ途中。

まとめ

「サニーバンク」で生産性を上げていきます!頑張ります!


というところで、今回はここまで。

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