上月 森実

こんにちは。ノートを通じていろんなことを発信していきたいです。

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    自分のことを自分のためにまとめてます。

最近の記事

人見知りコミュ障子

小さな頃から、自分と同じくらいの年の子が得意ではなかった。 車に乗っていてるとき、自分と同じくらいの子を見かけたら、そっと体を縮めて身を隠していた。といっても、友達がいなかったわけではなく、保育園では一緒に遊ぶ友達もいた(と思う) 一つ大きなきっかけは、小学校だ。 1年生になった私は、クラスの全員知らなかった。 私の通っていた保育園からその小学校に進学したのは、私ひとりだけだったのだ。私以外のクラスメイトは、地域の保育園に通っており、クラスメイトからすると、私は「あれ

    • 私の中の保育園

      保育園に通っていた自分を思い出そうとしても、はっきりと思い出せないことの方が多い。 すでに子どものいる友人が、「私が保育園のころ~」とか「あこがれていた保育園の先生が~」とか昔の思い出を語りながらも自分の子どもの保育園のころを話してきた。その友人の中にはしっかりと、自分を形成している要素の中に保育園というものがはっきりと確かに存在していた。 私にも保育園に通っていた時期はあった。自分にも保育園に通っていたころのことが今の自分に影響しているのだろうか。それを確かめるためにも

      • 古い記憶

        一番古い記憶は、家の渡り廊下に出て、屋根から落ちてくる雨粒たちを小さな手で集め、ある程度たまったら、それをリビングで寝ていた父の頭に塗りたくっていた記憶だ。 別にいたずらをしたいわけではなく、ただ単純に父の頭に雨粒を塗りたくることで、父の頭の毛が生えてくるのではないかと父を想っての行動だった。しかも、別に父の頭は、毛が生えてこないのではなく、生えてきているものを剃っているので、たとえ本当に雨粒を塗ることで毛が生えてきても、父にとっては有難迷惑であるが、当時の私はそんなことは

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